SUPER GTファンにはお馴染みとなっているサーキットのイベント広場にある「SUPER GT SQUARE」には、GT500クラス車両に使用される共通パーツ等が展示されています。今週末に迫った第7戦オートポリス(10月20日、21日)にご来場の際には是非「SUPER GT SQUARE」に立ち寄って、数々のパーツの実際に見てみてはいかがだろう。
まずは、GT500クラス各車の車体の骨格となっている東レ・カーボンマジック社製のカーボン製のモノコック。間近に寄ってシートが置かれる部分を見ることもできます。
東レ・カーボンマジック社製モノコック
GT500の車両で使用されているZF社のクラッチは、カーボン製4枚クラッチ(通常市販車には通常1枚のクラッチ)で、最大許容トルクはなんと900N・m(ちなみに市販モデルのNISSAN GT-R NISMOのエンジンの最大トルクは652N・m)です。
ZF社製クラッチ
ブレーキ類は、AP RACING社製のディスクとキャリパーを展示。ブレーキキャリパーはチタンピストンにアルミ筐体で、フロントが6ポット/リアが4ポット。ブレーキディスクもカーボン製が用いられています。
AP RACING社製ブレーキキャリパー(フロント)
また、体験コーナーでは、2013年までGT500クラスの車両で使用されていた鉄製のブレーキディスクと、現在のカーボン製のブレーキディスクが用意されています。実際に手に持って、現在のカーボン製ディスクがいかに軽いかを体感してみてください。
AP RACING社製カーボンブレーキディスク
この他にもリアウイングやトランスミッションのギア等が展示されています。実際に見て、触ることもできるSUPER GTの共通パーツ。観戦にお越しの際は「SUPER GT SQUARE」に立ち寄って、リアルな体験をしてみてください!
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