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2018.11.01
ピエール北川のサーキットガイド2018『第8戦 ツインリンクもてぎ』

ピエール北川のサーキットガイド2018『第8戦 ツインリンクもてぎ』の画像

SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川が語るSUPER GT開催コースガイド

「紅葉も施設も魅力あるツインリンクもてぎ!でもノーハンディの最終戦は見逃せません!!」

第8戦 ツインリンクもてぎ

 

コース紹介

ボンジュール! 今回は最終戦の舞台、「ツインリンクもてぎ」を紹介するよ!!
東京から車で1時間半から2時間と、都心からも近いサーキットで、毎年数多くのSUPER GTファンが集まってくれる場所だよね。
コースの特徴としては加速&減速と直線が多く、コーナーが連続する区間は少なめ。つまり有利なマシンは、コーナリングマシンよりはトラクション性能に長けていることかな。さらに最終戦はご存知の通りウエイトハンディ「0kg」のマシンがほとんどですから、もてぎのレースはマシン性能がそのまま結果に出やすい大会になります。
最近のツインリンクもてぎは遊戯の新施設がどんどん増えて、レース前後に遊べるアトラクションもいっぱい。特にオススメしたいのが「メガジップライン つばさ」。山の上からワイヤーにぶら下がってダイナミックに滑走すれば、まさに鳥のような目線でレーシングコースを一望できて感激! また子供たちが運転できる乗り物もいっぱいありますから、家族連れで観戦に来ていただければ、キッズたちも大喜びです。
さらに、レース好きのアナタにぜひおすすめしたいのは「ホンダコレクションホール」。今年で開館20周年を迎えた博物館は、歴史を彩ってきたレーシングマシンや市販車の展示物が、メーカーをこえてずらり勢揃いしている様は圧巻の一言です! ぜひ見ていただきたい!!
この時期、紅葉も綺麗な秋の魅力たっぷりのツインリンクもてぎ。しかし一番の見どころは、スリリングでドラマチックなSUPER GT最終戦です! ぜひ来てくださいね!!
と言うわけで、まずはコースのデータです。

 

 

 

 

ツインリンクもてぎ・ロードコース

コースデータ
コース全長 4,801m
コース幅 12〜15m
高低差 30.4m
コースレコード
GT500
1'36.316 ロニー・クインタレッリ/
No.23 MOTUL AUTECH GT-R
2017年 第8戦予選Q2(11月11日)
GT300
1'46.076 片岡龍也/No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG 2017年 第8戦予選Q2(11月11日)
2017年 優勝(第8戦)
GT500 No.23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ
GT300 No.65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹/蒲生尚弥
2017年 ポールポジション(第8戦)
GT500 ロニー・クインタレッリ/
No.23 MOTUL AUTECH GT-R
1'36.316
GT300 片岡龍也/No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG 1'46.076

 

 

ツインリンクもてぎ大会公式戦全21戦のデータ(シリーズ戦のみ)

※2016年のオートポリス大会代替の第3戦を含む。

優勝回数
最多勝ドライバー
(今季参戦ドライバーのみ)
GT500:松田次生(4勝)
GT300:青木孝行(3勝)
GT500 メーカー別 ホンダ:9勝(NSX:9勝)
レクサス/トヨタ:6勝(RC F:2勝、SC430:3勝、スープラ:1勝)
日 産:6勝(GT-R:6勝)
GT300 最多勝車種 ポルシェGT3R:4勝
ポールポジション回数
最多ポールポジションドライバー
(今季参戦ドライバーのみ)
GT500:ロニー・クインタレッリ(3回)
GT300:谷口信輝(2回)
GT500 メーカー別 ホンダ:8回(NSX:7回、HSV:1回)
レクサス/トヨタ:8回(RC F:3回、SC430:2回、スープラ:3回)
日 産:4回(GT-R:4回)
外国車:1回(マクラーレン:1回)
GT300 最多ポールポジション車種 ポルシェGT3R、フェアレディZ(3回)

 

 

 

観戦ポイント


ピエール北川の “オススメ” 観戦ポイント!

 

 

メインストレート
 

スタート&ゴールの迫力と感動を味わえる場所です。サーキットを見渡せるグランドスタンドとストレートに近いビクトリースタンド(指定席エリア)があります。ビクトリースタンドには各メーカー&チームの応援席もあって、同じひいきマシンで盛り上がりたい方にはお薦めです。大型ビジョンも見られ、ピットも望めるので、ここ一個所に落ち着いてみるのもOKな、基本の観戦ポイントです。

 

 
1コーナー 〜 2コーナー
 

スタートからの先行争い、そして競り合いになっていればメインストレートからのブレーキングによるパッシングも観ることができるでしょう。パドック内に入れるチケットをお持ちなら、コーナーの内側にある激感エリアでより迫力のあるシーンを観ることもできます。

 

 
3コーナー 〜 4コーナー
 

2コーナーに続く短い直線を加速すると3、4コーナーです。タイトな連続コーナーで超接近戦になりやすいポイントです。間近に観戦エリアはありませんが、グランドスタンドやスーパースピードウェイ(オーバル)の自由席やキャンプステイから望むことができます。

 
5コーナー
 

4コーナーを出て短いストレートを加速すると5コーナー、そしてファーストアンダーブリッジをくぐって130Rへと続きます。5コーナーの内側にも激観エリアがあり非常に近い位置からマシンのスピード感を味わえます。

 
130R 〜 S字コーナー 〜 V字コーナー
 


高速の130RからS字コーナー、V字コーナーはドライバーのハンドリング&アクセル技術が問われるテクニカルセクションです。V字コーナーはパッシングポイントで、特にGT500マシンはここでGT300マシンを抜いていきます。丘の上の芝生自由席やキャンプステイからピクニック気分での観戦がお薦めです。

 
ヘアピンコーナー
 

最高速が出るダウンヒルストレートへの加速のためにも大事なのが、ヘアピンコーナーです。ここで前走車との間隔をグッと詰めて、スリップストリームを使ってストレートでパッシングというシーンも観られます。このようなバトルに加え、マシンのスピードがかなり落ち、クルマのアクションも大きいので撮影ポイントとしてもお薦めです。

 
ダウンヒルストレート
 

GTマシンの速さを感じ、高回転で唸るエンジンサウンドが聞けるのが、もてぎ最高速が記録されるダウンヒルストレートです。ストレートの中程の位置からはヘアピンと90度コーナー、V字コーナーも望めます。

 
90°コーナー
 




 

ピエールのオススメ!

ピエールのオススメ

ツインリンクもてぎで定番というべき観戦ポイント! 誰が「ブレーキング番長」なのか、ここにいれば一目でわかります(笑)。予選も突っ込みが半端なくスリリングですけど、決勝はタイヤの性能によってうまくブレーキングを調整するドライバーたちの「技量」も観られますから、きっと楽しいはずですよ。ガンガン真っ赤に焼けるGTマシンのフロントブレーキローターを、どうぞお楽しみください!!

 
ビクトリーコーナー
 







 

ピエールのオススメ!

ピエールのオススメ

セカンドアンダーブリッジを抜けたGTマシンは、複合カーブとなっているビクトリーコーナーに割と高いスピードで進入するのですが、マシンの個性やドライバーの好みによって走行ラインに違いがあって、スタンドでずっと見ていても飽きないはずです。時には姿勢を乱して「おっとっと!」なドライバーも出現する場所なので、ここでレースを左右するアクシデントが起こってしまうかもしれません!! 進入時のシフトダウンからメインストレートへ加速していくシフトアップの音まで、エンジンサウンドを一連で聞くことができる場所になりますから、音好きなGTファンにもオススメな場所ですよ〜!

 

 

 

サーキットアクセス

○所在地

〒321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
TEL.0550-78-1234

 

○高速道

・常磐自動車道
 水戸IC、那珂ICより約40分
 水戸北スマートICより約30分

・東北自動車道
 矢板ICより約90分

・北関東自動車道
 友部IC、笠間西IC、真岡ICより約50分

 

○電車・バス

・JR東北新幹線
 宇都宮駅下車 > JRバス関東で90分
・JR常磐線
 水戸駅下車 > JRバス関東(土日祝のみ)で90分
・真岡鉄道
 茂木駅下車 > 茨城交通バスで20分

 

ツインリンクもてぎ(https://www.twinring.jp/)

 

 

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