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2月9日、大阪市のインテックス大阪（住之江区南港北）で「大阪オートメッセ2019」が開幕。西日本最大級のカスタマイズカーイベントとして知られており、今年で23回目の開催を迎える。多くの来場者で賑わうビッグイベントの初日は冷たい風が吹く天気となったが、3連休初日ということもあり家族連れの姿も数多く見られた。今年も“SUPER GT featuring OSAKA AUTOMESSE”を展開。恒例のGTマシン展示やトークショーはじめ、エンジン始動など大阪オートメッセならではのイベントが行われる予定だ。大阪オートメッセは2月11日（祝／月）まで行われる。
大阪オートメッセ2019のオープンニングセレモニーでテープカットを行う坂東GTA代表ら。
開催初日は、午前10時からオープニングセレモニーがあり、GTアソシエイション（GTA）の坂東正明代表らがメインステージでテープカットを行った。また、メインエントランス（西ゲート）近くにあるインテックスプラザに展示されたNo.17 KEIHIN NSX-GT、2019年のカラーリングをまとったNo.65 LEON PYRAMID AMGをバックに、イベントを後援する株式会社交通タイムス社の宮木芳樹代表取締役社長、株式会社オートバックスセブンの小林喜夫巳代表取締役らとの記念写真に収まり、今シーズンも開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットクイーンが華を添えた。
SUPER GTのブース前でオートバックスセブンの小林代表取締役、交通タイムス社の宮木社長、GTAの坂東代表。
午前11時15分からは、早速メインステージにおいてSUPER GT2019 series スペシャルステージを開催。まず、今シーズンのSUPER GTのプロモーションビデオで”戦う姿”が映し出された。そこにMCを務めるオフィシャルアナウンサーのピエール北川さんが登場。今年で大阪オートメッセとのコラボレーションが7年目になると前置きし、坂東代表を紹介した。
トークショーのMCを担当するピエール北川アナウンサーと坂東GTA代表。
トークショーに坂東代表が登場するのは初日だけとあって、今回はどんな”特大ネタ”が聞けるのだろうと期待するGTファンも多かったのではないだろうか。その思いに応えるかのように、ピエール氏との掛け合いではファンが喜びそうな話が飛び出した。また、ドイツ･DTMとの交流戦の話にも触れ、「来るなら来い！ 勝負してやる！」という思いがあるとし、「CLASS 1のレギュレーションでみんなが参加できるレースを目指していきたい」と意欲を見せる一方、「ワンメイクレースではなく、日本の産業の根幹である自動車でコンペティション（競争）をすることが大事。コンペには発展性があるので、お客さんが見ていて”つまらない”と言われるまでやり続けます！」と力強く宣言した。
16号車の武藤選手と17号車の塚越選手も加わり、トークショーは盛り上がった。
話が盛り上がる中、今度は武藤英紀選手（No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT）と塚越広大選手（No.17 KEIHIN NSX-GT）が登壇する。マレーシア･セパンサーキットでのタイヤテストを控えた武藤選手は、「4日間のテストで3000kmは走る」とハードなスケジュールを紹介。また、岡山国際サーキットでのテストを終えたばかりの塚越選手は、テストを行った実車をオートメッセの会場に持ってきたことを明かし、「今年も開幕戦で勝てるよう頑張ります」と岡山戦連覇に目標を設定すると、武藤選手も「ヨコハマタイヤとミーティングをしたが、開幕戦に集中して（優勝を）獲りに行こう！という話になった」と応戦。Honda陣営として、今シーズンの健闘を共に誓ってくれた。
続いてステージにお目見えしたのは、SUPER GT公式応援団長を務めるこにわさん。今シーズンの大会スケジュールを紹介すると、さらに開幕戦（4月13、14日）が開催される岡山国際サーキットのサーキットクイーン3人もさわやかな笑顔で登壇。初戦を前にした3月16、17日に行なわれる「ファン感謝デー&SUPER GT 2019公式テスト」と開幕戦への来場をトークショーに詰めかけたGTファンへアピールした。
2019年の開幕戦岡山国際サーキットは4月13、14日に
開幕と岡山サーキットクイーン3名がPRも行った。
トークショー終盤には、2020年に開催されるセパンサーキットの話題が出るなど、ステージ上はますますヒートアップ！ 速報が飛び出して会場も大きく湧くなど、ライブならではの“ここだけの内緒話”で大盛り上がりとなった。
公式応援団長を務めるこにわさんも加わり、トークはさらに賑やかに。
来場者がさらに増えた午後からは、SUPER GT車両によるエンジン始動デモンストレーションが行われた。GTファンにとっては、今やすっかり恒例の”お楽しみ”でもある。午後1時20分、インテックスプラザに展示されているNo.17 KEIHIN NSX-GTが野太いエンジンサウンドを発すると、会場内の空気が一変。あっという間に人垣が出き、写真を撮るなどそれぞれGTマシンの迫力を堪能していた。
エンジン始動のため、KEIHIN NSX-GTに乗り込む塚越選手。
排気音が高らかに響くエンジン始動では非常に多くのファンや見物人が集まっていた。
なお、今回はピエール氏が17号車のチームドライバーである塚越選手にエンジン始動をリクエスト！ オートメッセではGT500ドライバー自身によるエンジン始動が初めての試みになるため、最初は少し躊躇していた塚越選手だったが、ファンの拍手を受けてクルマに乗り込み、エンジンがかかると巧みなアクセルワーク!?を披露。この後は子どもたちがシートに収まり、記念撮影を行った。
インデックスプラザのKEIHIN NSX-GTでは、キッズ体験乗車も行われた。
GT500車両の共通モノコック。ロールケージ付きのものは今回が初公開となる。
また、3号館と6号館A間通路で行われる「YOKOHAMAプレゼンツSUPER GTキッズカート体験会」では、毎回多くのキッズがカート走行を体験。レクチャーを受けて最初はおっかなびっくりだったキッズも、次第に慣れて楽しそうに笑顔を見せていた。キッズカートの体験がレースへのきっかけだという今季GT500にステップアップした若手ドライバーもいるだけに、興味あるお子さんにはぜひ体験させてあげてほしい。
「YOKOHAMAプレゼンツ SUPER GT キッズカート体験会」も大人気だった。
会場内3号館に設けられたSUPER GTブースでは、SUPER GTオフィシャルグッズを販売。もちろん、期間中は連日ドライバートークショーとサイン会が行なわれたり、SUPER GT公認アーケードゲーム「SEGA World Drivers Championship（SWDC）」を用意。SUPER GTにフィーチャーした公認アーケードゲームのSWDCは人気が高く、今年は10日（日）に「SWDC エキシビションマッチ in 大阪オートメッセ 2019」が開催される予定だ。なお初日は、トークショーに参加した武藤選手、塚越選手との子どもたちによるドライバー対決を実施。GT300クラス、GT500クラスの車両で2度対決したが、「初めてのSWDCドライブ」という武藤選手は次第に顔つきが変わり、真剣モードに。また、オートメッセでは2年連続のドライブとなる塚越選手は「ほぼ実戦どおりに走れたくらい、リアルだった」と驚いていた。
SUPER GTブース（3号館）に連接して開幕戦を行う岡山国際サーキットと物販ブースも展開し、
開幕戦の前売りチケットや公式グッズを販売していた。
リアルなSWDCにGTドライバーの武藤／塚越選手も一般ファンとの対戦で大興奮！
SUPER GTブース（3号館）ではトークショーとサイン会も実施。多くのファンがGTドライバーに会いに来ていた。
昨年の開幕戦岡山で優勝したNo.17 KEIHIN NSX-GT（インテックスプラザ）
GT300クラス・チャンピオンカー：No.65 LEON PYRAMID AMG（インテックスプラザ）
GT500クラス・チャンピオンカー：No.1 RAYBRIG NSX-GT（Hondaブース/3号館）
昨年GT300クラスで1勝を挙げたNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(SUBARUブース/6号館）
TOYOTA GAZOO Racingブース（5号館）では2020年からGT500に参戦するGRスープラのコンセプトカーが飾られ、
2002年にスープラでGT500チャンピオンになった脇阪寿一／飯田章さんのトークショーなども行われる。
大阪トヨペットのブースではNo.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3とFIA-F4車両の展示とトークショーが行われている。
「大阪オートメッセ2019」の期間中は、サーキットでのイベントとはまた違った楽しみが多く用意されており、SUPER GTの魅力を再確認できるまたとない機会。ぜひ会場へお出かけを！ なお、開催は11日（月曜･祝日）まで。入場料、会場へのアクセス、イベントなどの詳しい情報は、大阪オートメッセ公式ウェブサイト＜http://www.automesse.jp/＞でご確認を。
| 4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
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5/03-04 | Round2 FUJI |
| 6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
| 8/03-04 | Round4 FUJI | |
| 8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
| 9/21-22 | Round6 SUGO | |
| 10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
| 11/02-03 | Round8 MOTEGI |