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2019.04.08
ピエール北川の『サーキットガイド2019:第1戦 岡山国際サーキット』

ピエール北川の『サーキットガイド2019:第1戦 岡山国際サーキット』の画像

公式アナウンサーのピエール北川が語るSUPER GT開催コース
第1戦 岡山国際サーキット

 

「コースを間近に望めて“ワチャワチャ感(笑)”が楽しめる岡山をおたのしみに!」

 いよいよAUTOBACS SUPER GTの2019シーズンがスタートです!
 今回はその開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットをご案内しましょう。
 岡山県の東部、美作市にあるこのサーキットは、大阪から車で約2時間。広島からだと約2時間半。四国からのアクセスも良く、西日本を代表する国際サーキットです。
 SUPER GTファンには開幕戦の地としてもおなじみで、開幕1か月前には公式テストも開催されました。施設の規模でみれば、大きなサーキットではありませんが、逆にそのおかげでレーシングコースと観戦するファンとの距離が他施設よりも近く、走行するマシンに手が届きそうな距離感で楽しめる観戦ポイントもかなりあります。
 レーシングコースのスピードレンジは低中速。絶対スピードはそれほど高くありませんが、距離が短くコース幅も広くないので、ファンはSUPER GT独特のGT500とGT300の速度差のあるマシンが、決勝レースで何度も交錯する“ワチャワチャ感”をかなり楽しめると思います。開幕戦はノーウェイトハンディですから、マシンの持つポテンシャルが100%走りにつながります。昨年は予選日が雨模様であったこともあり、レコードタイム更新はお預けでしたので、今年の予選ではすごいタイムのコースレコードが出るかもしれませんね!

 というわけで、まずは岡山国際サーキットのコースデータと、SUPER GTの戦績データをおさらいです。

 

 

 

 

岡山国際サーキット・データ集

コースデータ
コース全長 3,703m
コース幅 12〜15m
高低差 29m
コースレコード
GT500
1'18.126 平川亮/KeePer TOM'S RC F 2016年 第1戦予選Q2(4月9日)
GT300
1'25.044 蒲生 尚弥/LEON CVSTOS AMG 2017年 第1戦予選Q2(4月8日)
2018年 優勝
GT500 No.17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史
GT300 No.18 UPGARAGE 86 MC 中山友貴/小林崇志
2018年 ポールポジション
GT500 塚越広大/No.17 KEIHIN NSX-GT 1'26.905
GT300 マルコ・マペッリ/No.88 マネパ ランボルギーニ GT3 1'33.925

※予選は路面ウエット

 

 

岡山大会公式戦全20戦のデータ(TIサーキット英田時代含む)

優勝回数
ドライバー
(今大会参戦予定ドライバーのみ)
GT500:小暮卓史、松田次生(3勝)
GT300:新田守男、高木真一、谷口信輝、片岡龍也(3勝)
GT500 メーカー別 ホンダ:8勝(NSX:6勝、HSV-010GT:2勝)
レクサス/トヨタ:7勝(LC500:1勝、RC F:2勝、SC430:1勝、スープラ:3勝)
日産:5勝(GT-R:4勝、フェアレディZ:1勝)
GT300 最多勝車種 トヨタMR-S(3勝)
ポールポジション回数
ドライバー
(今大会参戦予定ドライバーのみ)
GT500:立川祐路(3回)
GT300:新田守男(4回)
GT500 メーカー別 ホンダ:9回(NSX:7回、HSV-010GT:2回)
レクサス/トヨタ:6回(RC F:3回、SC430:2回、スープラ:1回)
日産:5回(GT-R:3回、フェアレディZ:2回)
GT300 最多ポールポジション車種 日産シルビア、トヨタMR-S、ポルシェGT3R(2回)

 

 

 

観戦ポイント


ピエール北川の “オススメ” 観戦ポイント!

 

 

メインストレート [Main Stretch]
 

メインストレートを望めるメインスタンドからは、GTマシンがまとまって駆け抜けるスタートシーン、ピットワークも見られるし、感動のゴールも。さらにイベント広場も近いので、定番の観戦ポイントです。

 

 
第1コーナー [First Cornar]
 

パッシング(追い抜き)ポイントで、スタートから数周は見逃せません。バトルの多いスリリングなコーナーです。

 
ウイリアムズコーナー [Williams Corner]
 

スタンド席からはウイリアムズコーナーはもちろん、向かいにあるリボルバー&パイパーの2つのコーナーも見渡せる人気のポイントです。

 
モスエス [Moss "S"]
 

いわゆるS字コーナーで、マシンやドライバーによるハンドリングの違いを見ることができます。

 
ヘアピンコーナー [Hairpin Corner]
 

ここもパッシングポイントで、直前のストレートで最高速が記録され、フルブレーキングで入る迫力のある場所です。

 
リボルバーコーナー [Revolver Corner]
 

低速コーナーの連続でマシンの間隔が詰まりやすく、GT500がGT300を抜くシーンも多く見られます。

 
パイパーコーナー [Piper Corner]
 
ピエールのオススメ!
ピエールのオススメ

この2つのコーナーはイン側に小さなスタンド席があって、目の前のリボルバー&パイパーだけでなく、1〜2コーナーも見えちゃいます。バックストレートを走るマシンの一部も見えますから、ヘアピンのブレーキング勝負をイメージして『目の前のコーナーへ先にやってくるのはどっち!?』とか想像しながら見ると楽しいでしょうね。レース中は1〜2コーナーでのパッシングも多いですから、そこが見られるのもここの大きな魅力です。

 
ホッブスコーナー [Hobbs Corner]
 

レッドマンとホッブスコーナーは、ドライバーたちが合わせて「ダブル・ヘアピン」と呼んでいます。マシンやドライバーによって微妙に違うライン取りで競り合います。

 
マイクナイトコーナー [Mike Knight Corner]
 

ピエールのオススメ!
ピエールのオススメ

このコーナーは本当に、何度もお薦めするほどに魅力的なポイントです。岡山国際サーキットで一番痺れるコーナリングを見られる場所かも。特に予選ではGT500マシンが強力なダウンフォースを活かし、信じられないコーナリングスピードを見せてくれるはずです。ここを高い速度で駆け抜けられる車とドライバーは、ポールポジションや決勝で上位を獲得する可能性大。しっかりマシンの動きをチェックしましょう! またこのコーナーのイン側からピットエントリーとなるので、レースでは素早くピットインするマシンを確認できるところでもありますね。

 

 

 

サーキットアクセス

○所在地

〒701-2612 岡山県美作市滝宮1210
TEL.0868-74-3311

 

○高速道

・山陽自動車道
 備前I.Cより約25km(車で約30分)
 和気I.Cより約25km (車で約30分)

・中国自動車道
 美作I.Cより約25km(車で約30分)
 作東ICより約10km(車で約20分)

 

○空港

 岡山空港より車で約60分

 

○電車・バス

・山陽新幹線
 JR岡山駅下車 > 宇野バス[湯郷温泉、林野駅行き] > 福本下車(約60分) > タクシー(約20分)

・山陽本線
 JR吉永駅下車、車で約20分

 

岡山国際サーキット(http://www.okayama-international-circuit.jp)

 

 

第1戦 岡山:チケットのご案内

第1戦 岡山:エントリーリスト

第1戦 岡山:レーススケジュール

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