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Race Report
2019.04.14
Rd.1 決勝GT500:2~3位コメント

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決勝2位 No.23 MOTUL AUTECH GT-R

松田次生
「去年と違う戦いができたことは良かった」
今日は乗ってないというか、ウォームアップ走行時に乗っただけですからね。そのとき、どこまで硬いタイヤでいけるかなと思って試したんです。ある意味それを確認できたのは良かったかな。結果としては悔しい一方、パッケージとしてクルマを、去年の苦しかった状況からチームがしっかりと分析してくれて、作り直してくれました。なのでいい方向に行ったと思います。やれることが限られる中、セットアップの見直しがいい結果に繋がりました。トータルでいい方向になっていると思います。

次の富士はなんとかいけると思うのですが、僕らとしてはその先の夏場の戦いがいつも苦しいので、そこをしっかり戦える状況にしていきたいですね。今日はいいスタートが切れたとは言えないでしょう。これまでも開幕2連勝してチャンピオンを獲れなかったときがありますから。まぁ去年と違う戦いができたことは良かったです。しかし、“(決着を)待っている”レースは、より疲れますね(苦笑)。

 

ロニー・クインタレッリ
「トータルで考えると良い週末になった」
今週は予想以上の速さ、結果を見せられたので、シーズンのスタートとしては良かったと思っています。ただ、今日は一番前からスタートしたのに、雨の量が多くてタイヤの温まりに苦労しました。その後もセーフティカーが何度も入って、そのたびにタイヤが冷えてしまうから、タイヤの温まりの速いNSX-GT勢に敵わず、今日は優勝できなかった。

でもトータルで考えると、表彰台にも乗れたし、すごく良い週末になったと思います。次の富士では今回のハーフポイントにより17kgのウェイトハンディで済むので、僕たちに速さがあれば、十分にトップを狙えると思う。今日はやり切っていない感じがあるので、富士スピードウェイの雰囲気とか観客の数とか素晴らしい環境のなかでまた素晴らしいパフォーマンスと結果を見せたいと思います。

 

 

 

 

決勝3位 No.12 カルソニック IMPUL GT-R

佐々木大樹
「スタートはタイヤが温まらなくて厳しかった」
予選でGT-Rが速いことをしっかり把握できたので、そういう意味では今後のレースがすごく楽しみだなと思っていました。決勝の途中終了は残念ですし、もちろんレースを続けたかったんですけど、僕たちとしてはしっかり走り切って3位という結果が獲れて、今後につながる結果になったんじゃないかなと思っています。

スタートではタイヤが温まらなくて厳しかったですね。パッケージの差だと思うんですが、NSX-GT勢は(タイヤの)温まりが早くて、そこは今後に向けて見直していかなければならないと思っています。でも、その後は23号車(MOTUL AUTECH GT-R)とバトルもできましたし、しっかり走り切ることができて良かったです。次は富士ですが、もともと富士はGT-Rが速いうえにテストでも好調でしたし、(ハーフポイントだから)ウェイト(ハンディ)も効いてこないと思うので、ぜひ僕たちの応援に来てもらいたいですね。

 

ジェームス・ロシター
「まずは今日、この結果を喜びたい」
ほんと、すごいストレスでした。雨の中、ドライブしてもいないのにあれほどすごいストレスを感じるなんて…。途中、何度もクルマに乗る準備を強いられました。身体を動したり、気持ちを整えたりしてウォームアップしながら待っていると赤旗…。それが2度もあったんですから…(苦笑)。もうこれほどストレスがかかることってないですよ。乗ってないことのほうが辛かったですね。

もちろん、コースコンディションもタフな状態でした。だから仮にあの状況の中、準備はできていたとして「さぁ、コースに行って来い!」と言われても、危険極まりなかったでしょう。そういう意味ではレース主催者の下した判断は正しかったと思います。まずは今日、この結果を喜びたいと思います。確かにこのレースで勝ちたいと思ってはいましたが、新しいチームとクルマでいい流れはできたので、次の富士を楽しみにしたいですね。

 

 

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