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Race Report
2019.04.14
Rd.1 決勝GT300:2~3位コメント

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決勝2位 No.55 ARTA NSX GT3

 

高木真一
「今後に繋がるレースになった」
雨の状況もよくわからなかったんですが、(レース前の)ウォームアップで雨のセットアップをいろいろすることができたんです。ちょうどタイヤが温まれば前についていけることが、このレースでわかったことが今回の収穫だと思いますね。その中でがんばれたので、今後に繋がるんじゃないでしょうか。あとクルマの形が残っている(クラッシュしない)ことも大事だしね(笑)。(3度の)スタートごとに雨の状況もころころ変わっていたし、コンディションも違っていました。ただやっぱり最後が一番雨量も多かったですね。ラインも1本しかない状況でした。

今年は一層GT300のトップ争いが激しくなりそうですが、次のレースでは(55号車を逆転して優勝したNo.96 K-tunes RC F GT3に)譲ってもらえる約束になっているのでね(笑)。まぁ、次も頑張りますよ。(55号車としての)NSX GT3の初年度の初レースで2位表彰台に上がれたし、ハーフポイントの獲得なのでトップとの差は少ないし、ポールポジションでの1点もあるので、(優勝と)同じような条件で争っていけるので、僕たちには良かったと思います。それよりも、次の富士で勝たなきゃいけないんで…(苦笑)。

 

福住仁嶺
「ヘビーウエットでも僕たちのクルマが速いことを証明できた」
昨日は僕にとって初の予選だったんですけど、(鈴木)亜久里監督のひと声でQ2を担当することになりました。予選前に亜久里監督や土屋(圭市)さんから「ポールだ!」とすごいプレッシャーをかけられていましたし、高木(真一)選手がQ1でトップタイムを出していたので緊張で身体が震えてしまったんですが(苦笑)、チームのみんながクルマをしっかり仕上げてくれたおかげでポールが獲れたと思っています。すごく嬉しかったですし、チームに感謝しています。

今日に関しては、こういう天候のなか中止になってしまい僕の出番はなかったんですけど、僕たちのクルマがヘビーウエットでも速いことを高木選手が証明してくれましたし、新しいクルマで開幕戦を2位で終えられたことはチームにとってポジティブなことだと思いますし、僕自身もすごく嬉しいです。富士の公式テストでは一発のタイムは出なかったんですけど、ロング(長距離走行)になった時に戦えそうな感触はあったので、次の富士では今回の分のハンディウェイトを積んだ時の感覚の違いを確かめて、本番では結果を残せるように頑張りたいと思います。

 

 

 

 

決勝3位 No.52 埼玉トヨペットGB マークX MC

 

脇阪薫一
「僕らの想像以上に早く結果を出すことができた」
悔しいですね。僕らのクルマ(マザーシャシー)はFIA GT3と違って荷重が軽いので、僕らはまったくタイヤの内圧が上がらず、タイヤを(再スタートの度に)温めている状態でした。そんな中でレースが終わってしまった、という感じです。ですが、(10号車の星野)一樹やJP(7号車のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が多重クラッシュに遭って、ケガをするかも…という(状況だった)ことや、2回目のセーフティカー明けは、もう80km/hくらいのスピードでモスS(コーナー)でもハイドロ(プレーニング)しかけたから、(走行を)止めざるを得ないと思いました。やっていたら2戦目の富士に向けて差し支えが出たでしょう。なので、止めたのは正しい判断だったと思います。

とは言うものの、僕らの想像以上に早く結果をひとつ出す(表彰台に上がる)ことができたので、今度はポールポジション獲得や優勝(を目標に)攻めていく作戦がとれると思うので、それは大きな(成果)だったと思います。今週末の流れからすると、うれしい誤算でした。

 

吉田広樹
「優勝争いができる状態にあることが分かった」
今日のレースは赤旗終了というかたちだったので、正直すっきりしない部分はあるんです。だけど、チームとして考えれば、パッケージが変わり、チームの努力もあってクルマが速くなってポールポジション争いができるようになったり、状況によっては優勝争いができる状態にあることが分かったので、そういう意味でも今日の表彰台(3位)は意味があることだと思っています。

僕自身にとっては新しいチームに移籍して初めてのレースになりましたが、ドライバーとしてはやることは同じで、そこに環境が噛み合った時に優勝争いや表彰台争いができるかだと思っています。なので、早くチームの輪に溶け込んで、自分も含めた個々のいいところを伸ばして、悪いところを補っていければいいなと思っています。次の富士はテストした感触では今回ほど状況が楽ではなさそうなので、レースの長さを活かして前の方にいきたいと思います。

 

 

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