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2019.04.15
開幕戦決勝日に岡山県警のパトロールカーが来場して交通安全を呼びかける

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 SUPER GTでは、2019年も国内各大会の地元警察と協力して交通安全の啓発活動を実施していく。今シーズンの開幕戦となる「OKAYAMA GT 300km RACE」では、4月14日の決勝日に昨年同様、岡山県警察のパトロールカーが岡山国際サーキットを訪問。レース前のピットウォークに参加し、交通安全をSUPER GTファンに呼びかけた
 この日の岡山国際サーキットには、岡山県警警察本部交通企画課から6名、美作警察署から2名が来訪。午前中に行われたピットウォークでは、メインストレートに高速隊のパトロールカーが展示された。日々高速道路の安全を守っているパトロールカーは、通常のパトロールカーと違い、後続車両に指示を出すための電光板を装備している。街中で目にするパトロールカーとは違う装備だけに、クルマ好きのSUPER GTファンは興味津々の様子。さらに搭乗も歓迎とあって、入れ代わり立ち代わり高速隊のパトロールカーの運転席を体験していた。

 

 

 このように賑わう中、まもなく全国で「春の交通安全運動」が開催されることに合わせ、岡山県でも5月11日から20日まで「春の交通安全県民運動」が開催されることも告知。岡山県警察のマナーアップのお願いということで「思いやり運転」のPRチラシとメガネクリーナー&ボトルクーラーといったグッズも配布した。
 そして、現在推し進めている夜光反射材の着用についてもPRし、反射材を子供たちに配布した。他にも、飲酒による視覚の狂いや平衡感覚の喪失などを体験できる「飲酒状態体験ゴーグル」を装着するコーナーも登場。多くの人たちがゴーグルをつけて、飲酒運転の危険性をリアルに体験していた。

 

 

 

 また、ピットウォーク中には場内放送で、公式アナウンサーのピエール北川さんが岡山県警からのメッセージを紹介。「皆さん、道路で競うのはスピードではなく、安全です。スピードが速ければ、停止距離は伸び、クラッシュのダメージも大きくなります。ドライバーが握るのはハンドルだけではありません。同乗者の方を含め、多くの方の人生を握っているんだという気持ちで、安全なスピードお願します。
 岡山県警察では、『ゆずる・とまる・まもる』というキャッチフレーズの下、『全ての道路利用者のマナーアップによる交通事故防止』を推進しています。ドライバーの皆さん、横断者や他の車に道を「ゆずる」、横断歩道や一時停止場所等で「とまる」、合図や速度などのルールを「まもる」などを心がけ、交通事故のない岡山を目指しましょう 。
 4月は、まだ通学に不慣れな小さ新入学児童が、大きなランドセルを背負って登校するようになる時期です。また、5、6月にかけて、小学生が被害に遭う交通事故が多発する傾向があり、なかでも、道路横断中の事故が最も多く、そのうち約3割が横断歩道で発生しています。ドライバーの皆さん、横断歩道は歩行者優先です。小学生だけでなく、横断歩道に人がいたら 、必ず『止まって』道を『ゆずる』ようにお願いします」と、この日、岡山国際サーキットにSUPER GT観戦に訪れた1万7400人あまりの観客に、日々の運転での交通安全を呼びかけた。

 

 

 

 さらにグリッドウォークの時間には、高速隊のパトロールカーに加えて、交通機動隊のパトロールカーも合流。SUPER GTマシンが並ぶグリッドの先頭に2台のパトロールカーが並んだ。

 

 

 いつもの決勝レースなら、この後にパトロールカーとGTマシンによるパレードラップが行われるのだが、この日は天候の悪化もあって、セーフティカー先導のスタートに変更された。レースの安全のため、残念ではあったがパレードラップは中止となってしまった。

 

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