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Race Report
2019.05.04
Rd.2 決勝GT500:2~3位コメント

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決勝2位 No.23 MOTUL AUTECH GT-R

 

 

松田次生
「トップを獲りたかったから2位は悔しい」

2位は悔しいですね。僕の時もタイヤの内圧が低くてちょっと走りづらくて、それでもなんとか抑えていたんですけど、その後、タイヤが徐々に厳しくなってきて抜かれてしまいました。抜かれた後も諦めずについていければ逆転できるかなと思っていたんですけどね……。

ピットは38号車が入った後に自分たちが入ろうと決めていたので、苦しい状況の中、それまでなんとかプッシュして走っていました。それで再び逆転できたんですけど、最後は僕と同じ状況でタイヤが厳しかったので仕方がないかなと思っています。

2位はやっぱり悔しいですね、トップ獲りたかったですから。次の鈴鹿もタフなレースになると思いますし、ポイントリーダーでウェイトハンディも一番重くなりますが、しっかりとポイントを獲って次のレースにつなげたいと思います。

 

 

ロニー・クインタレッリ
「残念だけど、連続2位はシーズンのスタートとしては良かった」

最後のスティントでトップに立った瞬間はすごくフィーリングが良くて、ラップタイムも良かったのでレースをコントロールできるかなと思っていました。それが10周目ぐらいかな、いきなりリヤタイヤのグリップがなくなってしまって、それでも4~5周ぐらいは踏ん張ったんですけど、立川(祐路)選手のペースが速くて抜かれた後はどんどん離れてしまいました。3位との差が大きかったから2位にはなれましたけれど、残念な2位ですね。

でも、開幕戦から連続での2位なので、シーズンのスタートとしては良かったかなと思います。本当はもちろん勝ちたかったけどね。でもランキングトップですし、シーズンタイトルに向けて、これからもこのポジションを守りたいです。鈴鹿は一番重いクルマになるのでどこまで戦えるか分からないけど、トップ5を狙って、チャンスがあれば表彰台を獲りにいって連続表彰台の記録を伸ばしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

決勝3位 No.1 RAYBRIG NSX-GT

 

山本尚貴
「表彰台を獲得できたのは、やっぱりチームの力です」

スタート後にポジションを落としてしまったのですが、(タイヤの)発熱に時間が少しかかったことと周りのクルマがヨコハマ勢だったことが影響しています。向こうのほうがタイヤの温まりが良かったですね。その後は他車との接触もあり、結果的にはアクシデントになりましたが、もう少し注意する必要があったかと思います。今回のレースの反省点ですね。

その後、セーフティカーが入り、また赤旗となったことで(レースが)一度リセットされたのですが、僕たちにとっては“恵みの赤旗”になりました。なによりJB(ジェンソン・バトン)が(路面が)ウエットからドライになっていく時に、コース上の走行ラインが1本しかない中で、ちゃんとステイアウト(飛び出すことなく競技を続行)して、その中でもポジションを上げて帰ってきてくれたことが表彰台に繋がったと思います。

今回、開幕戦で接触した17号車の塚越(広大)選手ともまた最後にああいう争い(接近戦)がありましたが、お互いリスペクトしながら戦いができていたので、これからまた今回のようなレースができればいいなと思います。
土曜日のクルマの状態を見ると、まさかここ(表彰台)に立てるとは思わなかったし、最後まで諦めないでJBとチームのみんなと頑張ってこれたので、とても満足しています。長いレースを生き残ってポジションをちゃんと上げて表彰台を獲得できたのは、やっぱりチームの力だと思います。

 

 

ジェンソン・バトン
「今回はチームとしての総合力が素晴らしかった」

僕のスティントではいい走りができたと思います。確かに難しい状況であったことには間違いありません。特に最初の2、3周は大変でした。でもその後からは何台も前のクルマを抜くことができたし、もちろん無理しすぎないように走りつつも4位のポジションへと上げることができました。これはうれしかったですね。

ところがその後、残念ながらフロントタイヤにピックアップ(ゴムの塊がくっつくこと)が起きたんです。かなり大きいゴムでしたね。結果、オーバーステアがひどくなりました。そこに39号車が追いついてきて接近戦になったんですが、先行されてひとつポジションを落としてしまいました。でもドライバー交代で再び(山本)尚貴がポジションを挽回してくれて、3位という結果を手にすることができました。

僕らは昨日の予選でとても難しい状況に置かれていたんですが、決勝に向けてみんながすごく頑張ってくれました。今回はチームとしての総合力が素晴らしかったと思います。

 

 

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