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2019.05.07
静岡県警察の白バイとパトロールカーが大観衆の富士スピードウェイを訪問して交通安全を呼びかける

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 SUPER GTは交通安全の啓発活動として、国内各大会の地元警察と協力してさまざまな催しを実施している。第2戦の「FUJI GT 500km RACE」でも、5月4日の決勝日に静岡県警察から交通企画課、高速道路交通警察隊、交通機動隊、御殿場警察署から交通部長以下38名の警察官と、そして警察官を志望する高校生・大学生のインターンシップ生8名が富士スピードウェイを訪問した。そして、ピットウォークと決勝スタート前にはサーキットに詰めかけた多くのSUPER GTファンへ交通安全を呼び掛けた。

 

 

 

 

 決勝日の午前中に行われたピットウォークでは、表彰台下のスペースに交通機動隊の白バイと高速隊のパトロールカーが展示され、それらの体験乗車サービスが行われた。多くのSUPER GTファンが実際に白バイにまたがったり、パトロールカーの運転席に座ったりして記念撮影を行っていた。
 さらには、自動車の運転に必要ながら自分ではわかりにくい自身の判断力、そして反射神経の能力をゲーム形式で計れるクイックアーム、クイックキャッチという2機種の器具が用意され、今回も多数の方が挑戦していた。「自分が思っているよりもできなかった。反射神経が衰えているかも?」と参加者からの声もあり、自らの能力を今一度再認識するいい機会となったはずだ。

 

 

 

 

 この日はゴールデンウィークの最中とあり、富士スピードウェイには5万6000人もの大観衆が来場。緊張感が高まっていく決勝レース前のグリッドウォーク時には、ピエール北川アナウンサーが場内放送で交通安全の呼び掛けを行った。
「静岡県では、今年に入り若者の運転する車が横転し多数の死傷者を出す事故が発生するなど、死亡事故の発生に歯止めがかからない状況にあり、交通事故死者も大幅に増加しています。車を運転される方は、安全な速度や十分な車間距離を保ち、交通ルールとマナーを守り安全運転をお願いします。
 静岡県では、この時期、午後5時になったらライトを点灯する『早めのライトオン』を推奨しております。また、夜間の走行は走行用前照灯であるハイビームでの走行が基本です。ハイビームを効果的に活用し危険をいち早く察知し交通事故を未然に防ぎましょう。
 また、この連休中は行楽の車などで、各地で渋滞が発生しています。時間と気持ちにゆとりを持ち、『ゆずりあい、ありがとう』の精神で安全運転に努めてください」と、静岡県警察からのメッセージを伝えた。

 

 

 スタートを前にして、ホームストレート上に44台のGTマシンが並ぶと、静岡県警察本部の白バイ9台、そしてパトロールカー4台が、その隊列の先頭に並んだ。
 大観衆も白バイとパトロールカー、そしてGTマシンが競演する「交通安全啓発活動」のパレードラップを期待したが、直前に降り出した雨のため残念ながらパレードラップは実施されず、セーフティカーの先導により決勝レースはスタートした。

 

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