ボンジュール! 今回は第3戦鈴鹿サーキットを紹介するよ!
F1日本グランプリも毎年開催される最新設備が整った鈴鹿サーキットですが、ドラマチックなレースをこれまで沢山生み出した絶妙なコースレイアウトが、なんといっても大きな特徴。今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか?
距離は国内サーキットの中では最も長い5,807mあり、グランドスタンドやピット&パドックエリアがある前半部分が「東コース」、後半部分が「西コース」と呼ばれ、それぞれ違う特徴を持っています。東コースは様々なコーナーが連続するテクニカルな印象。マシンのコーナリング性能やドライバーのリズム感など、観ている側も車の動きが多くて楽しい区間です。ドライブしている選手もマシンの調子さえ良ければ、次々とやってくる連続コーナーを気持ち良く攻めることができて楽しい区間といえるでしょうね。対する西コースはアクセルを全開で踏んでいる時間が長く、高速コーナーや長いストレートもあるので、マシンの絶対的なパワーや速さ、ドライバーの勇気を試されるコーナーもあって難しい区間でしょう。
全体的には中高速サーキットの性格で、路面は食いつきの良いタイプの舗装ですから、マシンやタイヤへは他のサーキットに比べ負荷が大きいコースといえるでしょう。エンジン性能、空力性能、タイヤ性能等、高次元で車のバランスが取れていないと、レースで好成績を収めるのは難しいです。コース幅はそれほど広くないため、レース中にGT300とGT500のスピード差がある車両が多数混在するシチュエーションでは接触アクシデント等も含め、色々とドラマが生まれやすく、ファンにとってはレース中に興奮が次々と連続するサーキットだと思います!
と言うわけで、まずはコースのデータです。
コースデータ | ||
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コース全長 | 5,807m | |
コース幅 | 10〜16m | |
高低差 | 52m | |
コースレコード | ||
GT500 | ||
1'44.319 | 野尻智紀/No.8 ARTA NSX-GT | 2018年 第3戦予選Q2(5月19日) |
GT300 | ||
1'55.531 | 中山雄一/No.96 K-tunes RC F GT3 | 2018年 第3戦予選Q2(5月19日) |
2018年 優勝 | ||
GT500 | No.8 ARTA NSX-GT | 野尻智紀/伊沢拓也 |
GT300 | No.96 K-tunes RC F GT3 | 新田守男/中山雄一 |
2018年 ポールポジション | ||
GT500 | 野尻智紀/No.8 ARTA NSX-GT | 1'44.319 |
GT300 | 中山雄一/No.96 K-tunes RC F GT3 | 1'55.531 |
優勝回数 | |
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ドライバー (今季参戦ドライバーのみ) |
GT500:立川祐路(4勝) |
GT300:吉本大樹、星野一樹(3勝)
参考:星野一樹:GT500で1回、GT300で3回の優勝
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GT500 メーカー別 | 日産:10勝(GT-R:8勝、フェアレディZ:2勝) |
レクサス/トヨタ:9勝(RC F:3勝、SC430:5勝、スープラ:1勝) | |
ホンダ:9勝(NSX:6勝、HSV:3勝) | |
マクラーレン:1勝 | |
GT300 最多勝車種 | スバルBRZ(2勝)
※現行車種以外:セリカ、フェアレディZ(3勝)
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ポールポジション回数 | |
ドライバー (今季参戦ドライバーのみ) |
GT500:ロニー・クインタレッリ(3回) |
GT300:新田守男、加藤寛規(3回) | |
GT500 メーカー別 | ホンダ:11回(NSX:9回、HSV:2回) |
日 産:10回(GT-R:8回、フェアレディZ:2回) | |
レクサス/トヨタ:7回(RC F:1回、SC430:1回、スープラ:5回) | |
マクラーレン:1回 | |
GT300 最多ポールポジション車種 | トヨタ86 MC、ポルシェGT3R(2回)
※現行車種以外:シルビア、フェアレディZ(3回)
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① |
メインストレート
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グランドスタンドでは迫力のスタートと感動のゴールが見られます。スタンドの向かいには大きなビジョンもあるのでレース自体も知ることができる定番の観戦ポイントです。スタンド裏にはショップやイベントブースがあり便利です。
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② |
第1コーナー&第2コーナー
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第1〜2コーナーからS字コーナー逆バンクまで見渡せます。第1コーナーはパッシングポイントでありながら、ほとんどノーブレーキで進入する過激なコーナーになっています。クルマの動きもよく分かるので人気の観戦ポイントです。
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③ |
S字コーナー
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アクセルワークとハンドリングだけで切り返していくテクニカルなコーナーです。マシンやドライバーによって違うライン取りや、バトルで併走すると非常に緊張感あるポイントです。 |
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④ |
逆バンク〜ダンロップコーナー
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ピエールのオススメ!
ダンロップコーナー内側の小山へ登れば、第2コーナーからS字コーナーの一部、そして逆バンクからダンロップコーナーまでをタップリ見ることができます。オマケに日立オートモティブシステムズシケインを立ち上がって最終コーナーを駆け下りるマシンの後ろ姿も観られますから、かなりお得な場所ですね。天気が良ければ遠くに伊勢湾も見える絶景が楽しめます。のんびりレースを楽しみたい人にはお勧めです! |
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⑤ |
ヘアピンコーナー
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小さく回っていくコーナーなので、マシンのスピードがかなり落ちます。マシンをじっくり見たい方やレース写真初心者にはお薦めです。パッシングポイントでもあるので定番の観戦ポイントです。 |
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⑥ |
スプーンコーナー
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コーナーの進入はマシンがハイスピードで、だんだんきつくなり、西ストレートでの最高速を稼ぐために出口はフル加速とドライバーのコーナリングテクニックが楽しめます。グランドスタンドエリアから遠いのがウィークポイントですが、その分ゆったりとみられるかもしれません。ピクニックシートや携帯のイスがあると良いかも。 |
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⑦ |
130R
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ピエールのオススメ!
ここは鈴鹿の名物コーナーです。過去にはドライバーの勇気が最も試される場所として人気がありました。現在はレイアウトが少し変わってそこまでではないようですが、それでも西ストレートからトップスピードをキープしつつ、130Rへ突入するマシンにはとても興奮できるでしょう。ワイドビューで楽しめるので、GTマシンがシケインへ向けてブレーキングを始めるまで割と長く、お気に入りマシンをじっくり見られます。レース中には130Rやシケインの飛び込みでオーバーテイクを狙うマシンが、西ストレートからライバルのスリップストリームに入り何台もやってきますから、ゴールまでずっと楽しめるはずですよ! |
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⑧ |
日立オートモティブシステムズシケイン
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鈴鹿で最大のパッシングポイントです。 |
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⑨ |
最終コーナー
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バトルの多いシケインとスタート&ゴールも見渡せます。コースと観覧席が割と近いので、マシンをじっくり見たい方やドライバーを応援したい方には絶好でしょう。また、近くにサーキットホイール(観覧車)など遊園地アトラクションがあり、グランドスタンド裏も遠くないのでファミリーにはお薦めです。 |
〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町7992
TEL.059-378-1111
・東名阪自動車道
鈴鹿ICより約30分
・名阪国道
亀山ICより約30分
・近鉄 白子駅下車
バス 15分/タクシー 10分
・近鉄 平田駅下車
タクシー 10分
・伊勢鉄道 鈴鹿サーキット稲生駅下車
徒歩 15分
・JR関西線 加佐登駅
タクシー 15分
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |