予選2位 No.37 KeePer TOM'S LC500
平川 亮
「しっかり着実にレースをしたい」
今日は朝の公式練習で結構調子が悪かったんです。その時点では、午後からの予選に向けて結構心配していました。でも、午後に向けてクルマを結構変えたことがうまく機能しました。まさかQ2でポールポジション争いができるとは思っていませんでした。インターバルの間にクルマの調子が戻って、いいタイムが出ました。そこはもうチームに感謝ですね。
(予選順位は)36号車に負けましたが、ウェイトハンディが軽いし、エンジンが新しいので(前戦でトラブルがあったため載せ換えた)…、その差もあるんじゃないでしょうか。まあ、しょうがないですね。午前の流れから考えたら、フロントロウが獲れたのは上出来です。でも、僅差のタイム(0.013秒差)を見るとね、100分の1秒とかしかないんで…(悔しい)。まぁでもそういうときもありますから。それがレースですから。
明日は最前列からのスタートなのでもちろん優勝も意識しますが、焦る必要はないと思います。ここまでポイントが獲れていないので、今回はしっかりと(ポイントが)獲れるレースがしたいですね。(一か八かの)無理をして勝つ必要はないと思うし、しっかり着実にレースをしたいと思います。
予選3位 No.8 ARTA NSX-GT
伊沢拓也
「ポールポジション争いができるとは思っていなかった」
Q1では、野尻(智紀)選手がトップだったので、僕のアタックで3番手になってしまったのはちょっと残念です。でもHonda NSX-GT勢としてはトップだし、全体的には非常にいい予選だったとも言えます。正直なところ、ポールポジション争いができるとは思っていなかったんです。なので心の準備ができておらず、アタック前にドキドキしちゃって。野尻選手がタイムを出したので“なにしてくれてんだ!”なんて思ってしまいました(笑)。
今日は午前中の練習走行でクルマのグリップが全然なくて…。そういう意味では予選はコンディションが良くなってくるとは思ってましたが、結果的にクルマもタイヤも良くなりました。セットアップも結構変えたんです。今年色々冬のテストから去年のデータに徐々に戻しているという感じですかね。ただ自分が乗ったときはクルマのバランスで少し嫌な部分があって、立ち上がりでフロントが逃げてアクセルを戻すことがあったんです。もったいなかったですね。まあ、でもワンアタックで決めなきゃいけない中でいうと最低限の仕事はしたのかな、という感じですね。 決勝に向けて気になるのはタイヤのピックアップ(※)ですね。気温うんぬんより、タイヤがピックアップしなければ頑張れます! ※タイヤカスが付着して振動やグリップダウンが起こる。NSX-GTには起こりやすいと言われている。
予選4位 No.12 カルソニック IMPUL GT-R
佐々木大樹
「今回もいいチームプレイができた」
GT-RがQ1で(4台中)3台落ちてしまい、GT-Rにとって、今週末は厳しい状況なのかなと思います。僕らもギリギリでQ1通過(8位)だったので、アタックする前から攻めていかないとポジションは上がらないなと思っていました。ものすごいプッシュして、その中でデグナーを攻めすぎてクルマが跳ねてしまってジャンプもしたし、いろんなこともあったんですが、損した分もあれば攻めて得した部分もあった。結果的には自分としてミスもあったけれど、気持ちよくすっきりアタックできたのかなと思っています。できる限り最大限のことはしたのかなと思います。
Q2では真っ先にコースインしました。ジェームス(ロシター)がQ1を終えてアドバイスしてくれました。何周目にアタックしたほうがいいとか、もう少しリアウィング(のダウンフォース)を減らせるとか、そのアドバイスもあって、タイムアップできました。Q1のデータがQ2にも活きましたね。ジェームスからは、毎回いいフィードバックをもらっているので、Q2ではいつも気持ちよくアタックさせてもらっています。結果的に、今回もいいチームプレイができたと思います。
今回はクルマの調子はいいし、決勝を見据えた予選で4番手のタイムだったので、明日は決勝前のウォームアップでクルマを見極めて、決勝でもいい戦いがしたいです。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |