2019.05.25

Race Day Report : 第3戦 予選日レポート Part3

 

 

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【キャッチアップ02】
TOM'S、予選でフロントローを独占！

 

 

厳しい暑さの下で行われた鈴鹿のノックアウト予選。GT500クラスでは、8台の車両がそれぞれワンラップアタックにかける中、TEAM TOM'Sの2台が好タイムを叩き出し、No.36 au TOM'S LC500の関口雄飛がポールポジションを獲得。さらにNo.37 KeePer TOM'S LC500の平川 亮がわずか0.013秒差で2番手となり、フロントローを独占する結果となった。SUPER GTとなってから（2005年〜）、チームとして予選での初のワン・ツーを手にした舘信秀総監督は、破顔一笑した。

 

 

 

 

LEXUS TEAM au TOM'S／LEXUS TEAM KeePer TOM'S
舘信秀総監督
「僕にとって、予選と本番のウェイトは５対5」

「予選でワン･ツーはチームとして初めて（※1）。結構、ウチはポール（ポジション）が少ないんだよね。去年は幸いにも、レースでは2回ワン･ツーフィニッシュをしてるんだよ（※2）。僕の中では、予選のウェイトって結構大きいんです。もちろん決勝の結果も大事だし、”レースは勝たなきゃダメダメ”って周りからも言われますけど、予選も大事だと思ってるんですよ。だから、今日のワン･ツーは夢みたいだし、うれしいです。これ以上ない喜びだし気持ちいいですね。

　先週、関口（雄飛）がスーパーフォーミュラ（第2戦オートポリス）で勝ってるんですよ。こういう流れって、絶対あるよね。目に見えないものってあると思うんですが、今回もそういうものがあったんじゃないかな。

　僕が予選結果を大事に思うのは、やはりチーム全体、つまりエンジニアとドライバーのコミュニケーションがうまくいったときにポンといいタイムが出るからであり、それは僕の立場からするとすべてがうまく行っていることでもあるからうれしいんですよ。レースは色々な要素が混ざってくるけれど、予選は一発狙いだし、クルマの完成度が反映されるものだからね。僕にとって、予選と本番（レース）のウェイトは５対5なんですよ。そのくらい僕は（予選結果を）気にしています。だから、今日の予選で50％は達成したことになる。けれど、それを言っちゃうと、明日みんな気を抜いてしまうかもしれないからね（笑）。

　今回、いい予選結果を手にしたので、明日の決勝も楽しみです。決勝では大量ポイント獲得と行きたいね。全戦通して、ここが勝負時だなんて調整したり、様子を見たりなんていうことはないし、今回みたいにうまく行くこともそうそうないですよ。そういう脚本は書けません。レースは毎回毎回が勝負だし、毎回ポイントを獲りたいという気持ちに変わりはないんです。ただ、今シーズンは序盤にポイントを獲り損ねているので、今回結果を残さないと、（シリーズ争いの）勝負権を失いますからね。願わくは、予選同様決勝もワン･ツー（フィニッシュ）を獲りたいね。」

 

 

 

※1：SUPER GTとなった2005年以降で初の予選ワン・ツーを獲得。
※2：第5戦富士で36号車が優勝、1号車が2位。第7戦オートポリスでは1号車が優勝、36号車が2位。

 

 

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