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2019.05.26
【GTA定例会見:Rd.3 鈴鹿】8月の「SUZUKA 10H」への協力体制などの質問に坂東GTA代表が答える

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第3戦 鈴鹿サーキット:GTA定例記者会見

SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエション(GTA)は、SUPER GTの状況や課題への対応をファンや取材メディアに理解していただくため、今季も各大会で定例記者会見を実施している。5月26日午前、第3戦の決勝レースを前にした鈴鹿サーキットで、坂東正明GTA代表が日本モータースポーツ記者会(JMS)の代表質問やその他の取材記者の質問に回答した。

 

 

■昨年はSUZUKA10Hに対してGTアソシエイションとしても協力体制を表明しておられましたが、そのパートナーシップなど昨年同様であるか、何か変更した部分があるのか、教えてください。

坂東代表:
(GT3車両中心の大会である)SUZUKA10Hには、SUPER GTのGT300クラスに参戦するエントラントも参加できると(いう協力を)して去年スタートした。去年は車両検査のための機材の貸し出し、テクニカルへの人材派遣をしている。今年は、SUZUKA10HのタイトルスポンサーとなったBHJ/BHオークション様が、昨日もプレス発表をさせていただきましたが、我々GTAとも提携していただくことになりましたので、昨年にプラスする形で今後コミュニケーションをしっかり取りながらやっていこうと思っています。
我々GTAでも将来的には、このSUZUKA10Hがシリーズの一つに含まれるようなことも考えたいと思っています。SUZUKA10Hは、インターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)、ブランパンGTシリーズ、そして我々のGT300クラスと(GT3車両を中心としたレースを)統合するものです。そういう大きな意味では、アジアの中での(GT3の)チャンピオンを最終的に決定できるような、各々のシリーズ戦の中からチャンピオンが集まる、チャンピオン戦というポジション。参戦するGT300エントラントにもプラスアルファとしての(シリーズ)ポイントが与えられるようになれば、とも思っています。
ただSUZUKA10Hを走るとなれば、タイヤが10セットは必要で、レインタイヤを含めると15セットは必要。他にも燃料も必要で、そういったチームの経済的な負担が軽減できて行われることになれば、先の通りより深い連携もありえるので、今後そのようにSUZUKA10Hを考えていきたい。

 

 

■それは今のGT500とGT300のクラス分けの中から、GT300がスピンアウトしてより脚光を浴びるような形にしていきたい、ということですか?

坂東代表:
それも一つの方法。シリーズ戦の中においてGT500とGT300を分けたレースがあっても良いのではないか、と考えることもある。ただ、それはレースの面白さの面でも、来場の観客や関心あるファンにとってもプラスにならなければならない。なおかつ、エントラントへの支援などでプラスになる内容も考えなければならない。それが実現できれば、そういう可能性もありだと思う。もちろん、そこまでには色々な問題があるが、それを含めて方向性を探っていきたい。

 

■それは、基本的にはSRO(※)とのタッグのような方向となるのでしょうか?

坂東代表:
そうです。ブランパンやインターコンチネンタルを含めたもので、SROとの話し合いということになると思います。

※SROモータースポーツグループはブランパンGTシリーズやインターコンチネンタルGTなどのGT3関連レースを統括する団体

 

 

 

 

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