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2019.05.27
第3戦鈴鹿の決勝レース前に三重県警察が車両展示とパレードで交通安全を呼びかける

第3戦鈴鹿の決勝レース前に三重県警察が車両展示とパレードで交通安全を呼びかけるの画像

 2019年もSUPER GTでは、国内各大会が行われる各サーキットの地元警察と協力してファンに交通安全の啓発活動を実施している。第3戦「SUZUKA GT 300km RACE」でも、5月26日の決勝日に、三重県警察のパトロールカー、そして白バイが鈴鹿サーキットを訪問。レース前のピットウォークとSUPER GTマシンとのパレードを通じて、交通安全を呼びかけていた。

 

 

 

 

 

 今回、鈴鹿サーキットを訪れたのは三重県警察本部交通部交通機動隊から6名と白バイ6台、同高速道路交通警察隊から4名とパトロールカー2台、同交通企画課から4名、そして地元鈴鹿警察署から2名とパトロールカー1台が決勝日の午前中に行われたピットウォークを前にサーキットに来場した。
 ピットウォークでは、白バイとパトロールカーの展示と共に、夜間の歩行者の安全を高める反射材の着用についても呼びかけた。
 また、夜間視認体験ボックスという、夕暮れ時などに周りから確認できる見えやすい色はどんな色なのか、そして反射材はどのように有効なのか、といったことが実際に体験できる装置での体験もできるようになっており、ファンたちは代わる代わる興味深くのぞき込んでいた。
 もちろん、もはや定番となった高速隊のパトロールカーと白バイの展示、搭乗体験には、キッズを連れた多くの家族連れが訪れて笑顔で隊員たちとの交流を行っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ピットウォーク中には公式アナウンサーのピエール北川さんが、「三重県警察から御来場の皆様に交通安全に関するお願いです。道路を利用する全ての人が、交通ルールを守り、思いやりとゆずりあいの気持ちで交通事故防止に努めましょう。皆様のご協力をお願いします」と、三重県警からのメッセージを紹介。

「皆さん、シートベルトは正しく着用していますか。また、6歳未満のお子様には、チャイルドシートが必要です。自分の身を守る、そして大切な人を守るために、シートベルトとチャイルドシートは必ず着用しましょう。

 ドライバーの皆さん、横断歩道は、歩行者が優先です。横断しようとする歩行者がいるときは、必ず横断歩道の手前で一時停止してください。また、歩行者の皆さんも、横断前には左右の安全をしっかりと確認しましょう。
 運転中や歩行中の「ながらスマホ」は交通事故の原因にもなっています。『ながらスマホ』は、とても危険な行為ですから、 絶対にやめましょう」と、シートベルト・チャイルドシートの着用、歩行者の交通事故防止、ながらスマホへの注意喚起を行った。

 最後には「三重県警察では夕暮れ時からの交通事故を防止するため、『交通安全“見える・見せる”キャンペーン』を展開中です。歩行者や自転車の利用者は反射材を身に付けましょう。車は、早めにライトを点灯し、夜間はハイビームの活用と、ロービームへのこまめな切り替えを行って、安全運転に努めましょう。」と、この日、鈴鹿サーキットにSUPER GT観戦に訪れた3万6000人もの観客に交通安全を呼びかけた。

 

 

 

 

 決勝レースに向けて43台(※)のSUPER GTマシンがスターティンググリッドに並ぶと、高速隊と交通機動隊のパトロールカー、そして6台の白バイがそのグリッドの先頭に並んだ。今回はGTカーのレースということで、特にスポーティなパトロールカーが登場。高速隊で活躍しているレガシィとインプレッサがベースのパトロールカーには、スタンドに陣取ったスバルファンから大きな声も飛んでいた。

※1台がピットスタート

 

 

 

 

 いよいよ、決勝レースが始まる午後2時30分を迎える。6台の白バイと3台のパトロールカーが43台のSUPER GTマシンを引き連れて、「交通安全啓発活動」パレードラップ1周を行った。ここまでの決勝レース2戦は雨続きで、第3戦が今シーズン初となる交通安全パレードラップとなった。
 このパレード走行の間に、改めてピエール北川アナウンサーが「SUPER GTファンの皆さん、おウチに帰るまで安全運転で、交通安全に気を付けて、無事故無違反でお帰りください。」と交通安全を訴えていた。

 そして、ホームストレートに戻ってきた白バイとパトロールカーは、ファンで埋め尽くされたグランドスタンド前にで、赤色回転灯と共にサイレンを高らかに鳴らして、このパレードを締めくくった。

 

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