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2019.06.06
第4戦タイ(6/30決勝)に向けバンコクで記者発表会を開催。坂東代表らが見どころなどを紹介

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6月5日午後、タイの首都バンコクにあるタイ政府スポーツ局内で6月29日(土/公式予選)、30日(日/決勝)に開催される2019 AUTOBACS SUPER GT 第4戦「Chang SUPER GT RACE」の記者発表会が行われた。

 


 会場には、新聞社や雑誌出版社、テレビ局、オンラインメディア等の100名以上の記者たちが集まり、熱気を帯びていた。壇上にはSUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表をはじめ、タイのスポーツ局局長のゴンサック・ヨーマニー氏、開催サーキットであるチャン・インターナショナル・サーキット(BRIC)のマネージングダイレクターであるタナイシリ・チャンビタヤロン氏、ChangやPTTなど主要スポンサー、そして参戦チームを代表してタイを本拠とするNo.35 Panther arto Team Thailandのチーム代表やドライバーらが招かれ、スピーチと記者との質疑応答に臨んだ。
 



 スポーツ局のゴンサック局長(上記写真・中央)はタイでのSUPER GT開催の意義を問われると「タイでのSUPER GT開催は今年で6年目。我々がこのイベントをサポートしている事をとても嬉しく思う。SUPER GTがタイ国内におけるモータースポーツの見本となり、タイのモータースポーツの発展のカギとなっていると我々は思っている」と、タイのモータースポーツ発展に重要な位置であることを強調した。
 


 BRICのタナイシリ氏は「今年で6年目を迎えるSUPER GTですが、我々のサーキットのこけら落としとして始まったレースであり、今でもレースオフィシャルの教育にも繋がるサーキットとして勉強できる特別なイベントです」と、SUPER GTがBRICにとって欠かせないレースであることを語った。また、タイ国内メディアを通じた国内モータースポーツファンへのPRとして「現在はタイチームもシリーズエントリーしているので、ぜひ(タイの)皆様には応援して頂ければと存じます。サーキットではコース上で行われるレースの他、色々なイベントやタイ及び日本のフード出展もあります。できるだけ多くのお客様に来てほしいと思っております」と、より応援しやすい、観やすく楽しめる環境を用意したことを語った。
 



 そして、GTAの坂東代表には今シーズンの見どころが問われた。「今年のSUPER GTは、GT500クラスがドイツDTM との共通技術規則“CLASS 1”の本格導入を来年に控え、現行規定の車両による最後シーズンとなります。熟成され、完成の域に達したGT500車両は速さを増しており、各サーキットでコースレコードを連発し、BIRCでもすばらしい走りを見せてくれるでしょう。昨年デビューイヤーでGT500クラスのシリーズチャンピオンを獲得した元F1 ワールドチャンピオン ジェンソン・バトン選手が本年度もHonda NSX-GTで参戦しており、昨年に続き世界の注目を浴びています。GT300クラスはマクラーレンとアストンマーティンの新たなFIA-GT3車両が増えているほか、チームとしては2017年から連続してシリーズ参戦しているタイのチーム“Panther arto Team Thailand”に加えて、香港から新たなチームがエントリーし、アジア各国との交流も増えております。本年度より、海外への映像配信を拡大し、インターネットではmotorsports.tvより各大会の決勝を世界にライブ配信しております。ぜひタイ大会もご注目ください」と、今年のタイ大会の見どころなどを紹介した。

 

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