決勝2位 No.37 KeePer TOM'S LC500
平川 亮
「スタートでのアクシデントが大きなダメージになった」
スタートの周に他車に押し出されてしまったんですけど、それが僕にとっては大きなダメージでした。その後のペースは良かったんですけど、順位を落とした時点で(追い上げるために)タイヤも使ってしまったし、自分のスティントの最後は(前の)19号車もタイヤが厳しそうで先頭の2台と離れてしまいました。
2位は嬉しいですけど、次の富士が(ウェイトハンディが)かなり厳しくなるのでなんとも言えないですね。その富士ではしっかりポイントを獲って、去年とか一昨年と同じシリーズポイントの50点くらいまで持っていきたいと思っています。さらにシリーズを考えるとSUGO(第7戦)が大事になってくるので、そこに向けてうまくまわせていけるといいなと思います。
ニック・キャシディ
「レース自体はとてもおもしろい展開だったし、楽しかった」
レース自体はとてもおもしろい展開だったし、楽しかったです。僕自身、数えきれないくらいのクルマを抜くことができましたからね。19号車に3号車、17号車、39号車、36号車と5台抜いたわけです。あと1台(トップの6号車を)抜きたかったですね。なので悔しい! 確かにたくさんクルマを抜いて観客のみなさんに喜んでもらえたのは良かったと思いますが、結果としては、やはり優勝したかったですね。
チャンピオンシップのことを考えると、優勝が一番ですよね。だって今回の結果を受けて次の富士戦は(ウェイトハンディの)条件がさらに厳しくなりますから…。でも見に来てくださったファンの皆さんにはいいパフォーマンスをお見せすることができて、喜んでもらえたのなら良かったと思います。
決勝3位 No.19 WedsSport ADVAN LC500
国本雄資
「強い気持ちを持って戦うことができた」
思ったよりペースが上げられなくて、トラフィック(混雑)が出始めたタイミングで1台に抜かれてしまい、その後も前の2台が速くて徐々に離されてしまいました。ピットで逆転できればと思っていたんですけど、前の2台とは離れるし、思いのほかタイヤが厳しくなってしまって後ろからもくるし…。でも“ここは絶対に抑えなきゃ!”という強い気持ちを持って、なんとか自分のスティントを3番手で終えることができました。
5番手まで下がってしまったんですけど、坪井(翔)選手ががんばってポジションを上げてきてくれました。僕の時もそうだったんですけど、最後は(4番手で追い上げる)24号車のペースが速くて、状況が分かっていただけに僕としては祈ることしかできなかったですね。ピットワークもすごく速かったですし、チームのみんなにも感謝しています。まだ厳しい状況はありますけど、良かった部分もたくさんあるので、すべてポジティブに変えて、シリーズ後半戦は強く戦っていきたいと思います。
坪井 翔
「トラフィックを使えなければ抜かれていたかもしれない」
いやぁ、もうほんとキツかったです。セーフティカー後はすごく速く走ることができて、前の1、2番手に追いついて行ったので、『これはもしや(優勝できるのでは)…』と思ったのですが、ただ後方につくとダウンフォースが抜けてしまい、さらにはタイヤの内圧の関係でプッシュするのが難しくなっていきました。そうこうしていると、逆に(4番手の24号車に)追いつかれる状況になってしまい、どんどん迫ってこられました。最初はあの距離なら大丈夫だろうと思ってましたが、ラスト10周にもなるとこっちはヘロヘロなのに、向こうはものすごい勢いで追いついて来て…。なんとかGT300クラスのトラフィック(混雑)を使って最後の5周くらいで引き離すことができました。あれがすべてだったかなと思います。もしトラフィックを使えなければ抜かれていたかもしれません。難しいレースになりましたが、今できる最大限の仕事ができたと思います。
状況的には後ろがどのくらいで来ているかはわかっていたので、チームの無線も残り周回数だけを伝えてくれていました。そこは敢えて僕を信じてそうしてくれたんだと思っています。あくまでも冷静に無線を入れてくれたおかげもあって、落ち着いて走ることができました。(僕が逃げ切れたのは)チームのおかげですね。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI | |
12/07-08 | Round5 SUZUKA |