ドライバーヘルメット図解【第6回】
塚越広大/No.17 KEIHIN NSX-GT
SUPER GTドライバーのもうひとつの顔と言えるのが「ヘルメット」です。それだけに単に綺麗なデザインであるだけでなく、ドライバーそれぞれにヘルメットに対するこだわりやコンセプトがあるはずでしょう。
そこで、今年の参戦ドライバーのヘルメットの中から、SUPERGT.net企画班が独断でセレクトし、なかなか見られないヘルメットの全方向写真をご紹介。プラス、そのこだわりをドライバーご自身に解説してもらいます。
今回は、鋭い走りと気さくな人柄で人気、Honda NSX-GTで活躍する塚越広大(No.17 KEIHIN NSX-GT)のヘルメットです。
塚越広大
弟にデザインを頼んでいるのですが、去年から思いっ切りシンプルなものにしています。
高橋国光さん(No.1 TEAM KUNIMITSU総監督)のように往年のドライバーのヘルメットやクルマはシンプルで、かつ、ちゃんとそのドライバーを象徴するものになっていますよね。そういう歴史あるものに興味を持ったということもありますが、ヘルメットだけでなく私生活もシンプルにしたいなと思っているんです。肉付けするのは簡単ですけど、削っていくのは大変なんですけどね(苦笑)。僕はサーキットの往復でスーツを着ていますが、スーツってシンプルなもので、あとはネクタイを変えるだけですよね? そこも同じ(シンプル)なんです。
今年のヘルメットは白ベースに赤と青のラインを入れていて、HFDP(Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)のトリコロールカラーでもあるんですが、自分が所有したクルマが赤だったり、メインスポンサーであるケーヒンさんのコーポレートカラーが青だったり、自分に縁の深い色を差し色に使っています。
今後もシンプルなものにしていくつもりです。“わびさび”というか、ひとつの大切なものをメンテナンスしながら長く使っていきたいと思っているんです。
■使用ヘルメット
メーカー: | アライヘルメット(日本、http://www.arai.co.jp/) |
モデル: | GP-6 |
■ペインター情報
ペイントショップ: | アライヘルメット |
ペインター: | 塚越広大選手の実弟 |
ホームページ: | ー |
塚越選手ありがとうございます。
では、次回もお楽しみに!
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