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2019.08.20
48回目の、鈴鹿・夏・耐久 2019 第48回サマーエンデュランス「BH オークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース」

48回目の、鈴鹿・夏・耐久 2019 第48回サマーエンデュランス「BH オークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース」の画像

「鈴鹿1000km」から「SUZUKA 10H」へ

2019年8月、GT3の世界一決定戦ともいえるレース「鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H」が開催2年目を迎える。
その前身は、2017年まで46回もの開催を重ねた「鈴鹿1000km」であり、日本最長の歴史を誇る伝統の耐久レースである。「鈴鹿1000km」の主役は、時代ごとのスポーツカーやGTカー、さらにグループCをはじめとするプロトタイプカーなど多岐にわたり、2006〜2017年はSUPER GTの1戦となり、シリーズ最長距離の特別な戦いとして開催されたことは記憶に新しい。

 

一貫してファンの心を捉えて離さないのは、耐久レースならではの魔力。最後の最後まで何が起こるか分からないドラマチックな展開、憧れのマシン・ドライバーと共に戦う一体感、
“夏の鈴鹿”という風物詩ともいえる特別な時間を体験できることにある。

 

 

 

コンセプトは「GT3世界一決定戦」

2018年「鈴鹿1000km」のDNAを継承しつつ、グローバルな視点にシフトして始まったのが「SUZUKA 10H」である。いま、世界のモータースポーツシーンの中で大きな潮流となりつつあるGTレーシング。中でも大きな推進力を持つのが「FIA-GT3」(GT3)である。

各国の自動車メーカーが威信をかけたフラッグシップマシンがデリバリーされ、プロ・アマ問わず挑戦の機会が与えられる環境。BoP(Blance of Performance)と呼ばれる各マシンの性能調整がもたらす接近戦。GT3の新たな戦いのステージとして生れた「SUZUKA 10H」は、コンセプトとして「GT3世界一決定戦」がテーマとなっている。
世界の強豪GT3チームと、それを迎え撃つ国内GT3勢、さらにSUPER GTの激戦区「GT300」やスーパー耐久のトップクラス「ST-X」に参戦しているチームの出場は、極めてハイレベルなバトルを初年度から繰り広げてきた。
昨年の第1回は、海外チームが総合7位までを独占し、国産マシンではNISSAN GT-Rの総合14位が最上位の結果となり、日本勢は“世界”の実力を思い知らされる結果となった。
開催2年目となる今年は、昨年苦戦したピレリタイヤの使い方を学び、本気で勝ちにくるチームが増えることだろう。

 

 

 

国内外のチャンピオンたちが集う 今年の「SUZUKA 10H」

今年の「SUZUKA 10H」は、昨年以上にエントリードライバーのラインアップは豪華。実にのべ50名近い選手が、ナショナルチャンピオンシップ以上のタイトル獲得経験者として名を連ねる。

1998・1999年のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネン(フィンランド)をはじめ、DTMのタイトル経験者ゲイリー・パフェット(イギリス)、マーティン・トムチュク(ドイツ)など、世界に名だたる“ハコ使い”もエントリーしている。
国内タイトル経験者では、松田次生、石浦宏明、脇阪寿一、道上龍、谷口信輝、片岡龍也、織戸学、武藤英紀ら、フォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラ、GT500/GT300など国内トップカテゴリーでチャンピオンを手にしたトップドライバーが真夏の鈴鹿に集う。

 

 

 

8月23日(金)に開幕する「SUZUKA 10H」。
初日には各チームの順応力が図れるフリー走行。
24日(土)にはチーム全員の速さが問われる予選Q1に続き、上位チームのエースドライバーがアタックする予選Q2 (Pole Shootout)。
そして、25日(日)午前10時にスタートする10時間の戦い。夕闇のチェッカーでは大輪の花火が打ち上げられる。

 

 

 

国内外のさまざまなカテゴリーのチャンピオン経験者が同じ土俵で戦う「SUZUKA 10H」。48回目の夏、意地とプライドがぶつかり合うドリームマッチとして開催される。

 

ドライバーラインアップだけでなく多彩な参加国や車種など、最新情報はぜひ鈴鹿サーキットの公式サイトでチェックしてみよう。
https://www.suzukacircuit.jp/10h/

 

 

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