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Race Report
2019.09.21
Rd.7 予選GT300:SUBARU BRZ R&D SPORTがコースレコードを書き換えSUGOで連続ポールポジション!

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第7戦 スポーツランドSUGO:公式予選 GT300レビュー

2019 AUTOBACS SUPER GT第7戦「SUGO GT 300km RACE」の公式予選が9月21日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。GT500クラスはNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が、前戦に続いて連続のポールポジション。GT300はNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が、SUGO戦で連続のクラスポールポジションを獲得。共にコースレコードを更新する好記録だった。

 

□公式予選  天候:曇 | コース:ドライ | 気温/路面温度 GT300 Q1開始19℃/25℃、Q2開始20℃/25℃、Q2(GT500)終了19℃/24℃

 

 

■Q1のA組はMcLaren 720S GT3、B組はModulo KENWOOD NSX GT3がトップタイム

今季のAUTOBACS SUPER GTも残すところ2戦。第7戦スポーツランドSUGOの公式予選は、多くのファンが詰めかけるなか、9月21日(土)の午後2時にスタートした。今大会はコース長が短いことから、GT300クラスは開幕戦岡山以来となるA組、B組の組分けが採用され、Q1はそれぞれ10分間の走行枠が用意された。

午後2時からスタートしたA組のQ1では、まずはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)が1分18秒935をマークする。これをNo.720 McLaren 720S GT3(アレックス・パロウ)が1分18秒124というタイムで上回る。さらにNo.55 ARTA NSX GT3(高木真一)も1分18秒641を、No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(サッシャ・フェネストラズ)も1分18秒655を記録する。10分間というA組Q1のなかで各車がアタックを展開していくが、パロウが記録した1分18秒124がそのままトップタイムとなり、No.720 McLaren 720S GT3がトップでA組Q1を突破。No.55 ARTA NSX GT3が2番手、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTが3番手に続いた。一方、No.11 GAINER TANAX GT-R(安田裕信)とNo.87 T-DASH ランボルギーニ GT3(アンドレ・クート)という第2戦と第5戦の勝者がQ1で予選を終えた。

8分間のインターバルを経て、午後2時18分にスタートしたB組のQ1は、No.34 Modulo KENWOOD NSX GT3(大津弘樹)が1分18秒325のトップタイムでターゲットになる。これにNo.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(宮田莉朋)、No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝)、No.25 HOPPY 86 MC(佐藤公哉)らが続く。34号車の大津は翌周に1分18秒181までタイムを上げ、B組トップでQ2に進出。さらに4号車も1分18秒357で2番手。3番手にはNo.25 HOPPY 86 MC(佐藤公哉)がつけ、4番手にはチェッカー間際にタイムを上げたNo.35 arto RC F GT3(ショーン・ウォーキンショー)となった。一方、午前の公式練習で首位だったランキング3位のNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男)は9番手でQ2進出を逃した。

 

 

 

■Q2でSUBARU BRZ R&D SPORTとARTA NSX GT3がコースレコードを上回る

GT300クラスのQ2は、GT500クラスのQ1をはさんで午後2時53分からスタートした。10分間の走行時間の中、16台が3、4周ほどのウォームアップを経てアタックする。残り3分でコースレコードタイム(従来レコードは1分17秒493)を更新する1分16秒834を記録したのは、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)だ。

その後、No.55 ARTA NSX GT3(福住仁嶺)も従来のコースレコードを超える1分17秒189を出すも61号車には届かず。No.25 HOPPY 86 MC(松井孝允)もわずかに自らが2016年に出した従来レコードに及ばずに3番手。これでチェッカーとなり、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が、SUGOで2年連続のポールポジションを獲得した。

山内は通算3回目のポールだが、それはすべてSUGOで記録している。予選2位はポイントランキング首位のNo.55 ARTA NSX GT3(高木真一/福住仁嶺)。3位はNo.25 HOPPY 86 MC(松井孝允)が、4位にはNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R、5番手にはNo.7 D'station Vantage GT3(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がつけた。

 

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