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Race Report
2019.09.22
Rd.7 決勝GT500:2~3位コメント

Rd.7 決勝GT500:2~3位コメントの画像

決勝2位 No.64 Modulo Epson NSX-GT

 

 

ナレイン・カーティケヤン
「レース中のコンディションにタイヤがよく合っていた」

今日のレースで(コンビを組む)牧野(任祐)さんが、本当にすばらしいレースを見せてくれました。また、レース中のウエットコンディションでは、タイヤがとても合っていました。結果として今シーズン初めてとなる表彰台に上がることができたことは、本当にうれしいです。ウエットタイヤにおいてダンロップがものすごくいい働きを見せていました。こんなにハッピーなことはありません。

今回、スタートドライバーを担当したんですが、このときのクルマはややアンダーステア気味だったんです。でも、牧野さんが担当した後半になってからのクルマの動きが良かったので、そのコンディションに合っていたのかもしれません。それにソフトのウエットタイヤを選んだことも良かったんでしょう。レースでのウエットコンディションでも存分にパフォーマンスを見せることができましたが、今回は予選日のドライコンディションでもしっかりと速さを見せることができました。いいレースになりましたね。

 

 

牧野任祐
「苦労や開発してきたことが形になって良かった」

スタート前に雨が降ってきて、僕たちとしては「ウエットの方がいいかな」と話していたんです。最初のナレイン(カーティケヤン)さんのスティントはかなり苦戦していて、僕のスティントでもコントロールするのがすごく難しかったです。ただ、雨が強くなった時には僕たちのダンロップタイヤにアドバンテージがありました。

自分自身、すごくいいレースができたと思います。今シーズン、GT500にデビューしてずっと苦戦していましたけど 、ダンロップタイヤを開発してきてウエットもたくさんテストしてきて、それがひとつ形になって良かったです。今回ウェイトハンディが半分になっている段階で、予選でも結構前にいけているので、最終戦のもてぎも頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

決勝3位 No.23 MOTUL AUTECH GT-R

 

松田次生
「同じミシュラン勢に負けたのがすごく悔しい」

(同じミシュランタイヤの)3号車のペースに全然及ばずでした。雨が降ってくる前は自分たちもすごくペースが良くて、セーフティカーが出るまではすごく良かったんですけど、その後、雨がすごく強くなった時は(タイヤの)内圧が低くなってコースにいるのがいっぱいいっぱいな状態でした。

3位にはなれたんですけど、同じミシュラン使用車に負けてしまったのはすごく悔しいですね。でも、チャンピオンシップを考えればこの3位は大きいですし、かなり厳しいですけどなんとか(タイトル獲得への)勝負権も残せたので、その点は良かったかなと思います。

僕自身、今日の限界では走れたと思っています。何が原因でそんなにグリップしなかったのかをもう一度ちゃんとチェックしたいと思います。GT-R勢の3号車が勝ってくれたのでシーズン未勝利っていうのがなくなったんですけど、僕たちはまだ勝っていないので最終戦もてぎで優勝できるようにがんばりたいと思います。

 

 

ロニー・クインタレッリ
「とにかく表彰台に上がりたかったので、達成できてうれしい」

レース目前にウエットレースになりましたが、ダンプコンディション用の硬いタイヤを選んだのが、ものすごく良かったですね。結果的に雨が強いときは若干硬いだけに大変でしたが、でもまだラップタイムで1分22~24秒くらいで走れたし、ペース的には大きな影響もありませんでした。なので前半(のスティント)に関しては別に問題なかったです。

今回、雨になったのをチャンスとして、とにかく表彰台に上がりたかったんです。それが達成できたことはうれしい。ただ、ランキングを考えると……。展開を見ると、セーフティカーが入ったことで優勝できる材料を持てたと思ったんです。ただそれを後半で活かせなかった。ペースが上がらなかったことが悔しいですね。

でもNISSAN GT-R NISMO GT500の3号車が優勝したことは、すごくうれしいです。私たちは同じもの(ミシュランタイヤ)を使っているし、たとえチャンピオンを獲れなくても、日産として(シーズン中に)1勝を挙げたら来年に繋がりますし、3号車もドライバー、監督がすごくがんばっていたので僕もうれしく思います。

最終戦もてぎは僕らが勝てるかですか? 今のままでは力不足なので、がんばらないと。レベルアップして優勝したいですね。

 

 

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