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Race Report
2019.09.22
Rd.7 決勝GT300:2~3位コメント

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決勝2位 グッドスマイル 初音ミク AMG

 

 

谷口 信輝
「“ここで行かないと”という思いがありました」

いいレースでしたが、勝ててりゃもっといいんですけどね……。(セーフティカー後、ポジションアップは)結構無理しましたよ(苦笑)。ヤバかったですよ。ただ、やっぱり“ここで行かないと”という思いがありました。その後は、前の55号車を抜かないと俺たちの今シーズンは終わりだから、という感じでした。だから、(コースから)飛んだら飛んだで、もう仕方ないという気持ちで走っていました。

今日はスタートで降り始めた雨に対して、片岡(龍也)がグッドジャッジをしてウエットタイヤを履いたのが良かったですね。あそこでスリックタイヤを選んでいたら、レースはもう”終わって”ましたからね。できればそのときに55号車がスリックタイヤを選んでくれていたら良かったのに……(苦笑)。レース展開を楽しませてくれるには、そうして欲しかったですね。

とはいえ、片岡がいいタイヤを選んでくれ、やる気になるポジションで帰って来てくれた。それにセーフティカーが入るときは裏目裏目が多かったんですが、今回はやっとまともにセーフティカーをうまく使うことができた。でも、雨だと“BS祭(ブリヂストンタイヤが有利)になるのかなぁ”と思っていましたが、いざレースが始まると、前戦のオートポリスみたく、“意外と俺たちがんばれるかも”って展開になったんですよ。なので、事前に手応えがあったわけでなく、始まってからがんばれただけです。

 

 

片岡 龍也
「思ったよりは戦えたと思う」

非常に難しいコンディションだったんですが、なんとなく待っている間に雨が強くなったので“ウエットタイヤを履くしかないかなぁ”という感じになりました。ウエットを履いてもレースペースは悪くなかったので、思ったよりは戦えたと思います。

悔しい云々ではなくて、正直、おもしろくなかったんですよね。どうしたっていろんな差が出てしまうので。でもそれをバネにこのポジションまで持って来られたことは良かったと思いますね。

 

 

 

 

 

 

決勝3位 K-tunes RC F GT3

 

新田 守男
「ピットインのタイミングうまくいかず、もったいなかった」

もう少しうまくいい展開にできたかもしれないんですよね(苦笑)。セーフティカーのタイミングがうまくいかなかったから、それがもったいなかった。無線のやりとりをしているうちに(ピットに入る)タイミングを失ってしまったり、反省するところは多かったレースです。

でも、まさか(18番手スタートから)ここまで上がってこられるとは思っていなかったです。後半の(阪口)晴南の走りもすごく良かったですし、自分たちの中では上出来なレースの終わり方ができたと思います。

ランキングは2位に上がったけど、(55号車とは)差が広がったからいいんだか悪いんだかって感じです。最終戦もてぎでも諦めずにいいレースができれば、今年一年悔いのないレースができるのかなと思っています。

 

 

阪口 晴南
「タイヤ選択もクルマのパフォーマンスも高かった」

スタートでチームがウエットタイヤを選択して、新田(守男)さんが18番手から4番手までミスも接触もなく上がってきてくれたんですが、やっぱり経験が豊富で安定しているなあと思って見ていました。

レース中盤にピットに入るか入らないかの微妙な時にセーフティカーが出て、ピットに入ろうと思ったんですけどタイミングが悪くて入れなくて……。一時は上位争いから脱落かなと思ったんですけど、タイヤのチョイスも良かったですし、クルマのパフォーマンスも非常に高かったのでポジションを戻すことができました。56号車とのバトルはタイトル争いをしているので絶対に負けられないし、僕の方がスピードがあることは分かっていたので、ちょっとでも早く前に出ようという気持ちでいました。

次の最終戦もてぎはタイトルを考えると勝たないとほぼ無理だと思うので、厳しいレースになると思うんです。でも“絶対に優勝する”という強い気持ちでがんばって、最後まで諦めずにシリーズチャンピオンを目指したいと思います。

 

 

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