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2019.09.23
第7戦SUGOの決勝レース前に宮城県警察のパトロールカーがパレードを行い、交通安全を呼びかける

第7戦SUGOの決勝レース前に宮城県警察のパトロールカーがパレードを行い、交通安全を呼びかける の画像

 SUPER GTでは2019シーズンの国内各大会で、開催サーキットの地元警察と協力して交通安全の啓発活動を実施している。第7戦となる「SUGO GT 300km RACE」では9月22日(日)の決勝日に、宮城県警察から警察本部 交通部 交通機動隊所属の6名の隊員を中心に交通企画課を含め全8名が、スポーツランドSUGOに訪れた。そしてピットウォークでの車両展示や決勝レース前のパレードを通じて、詰め掛けた2万5100人のSUPER GTファンに交通安全を呼びかけた。

 

 

 

 

 午前11時過ぎから行われたピットウォークでは、コントロールタワー下のスペースに、パトロールカーが展示された。しかも、このパトロールカーの運転席の座ることができるという、貴重な体験乗車も実施。この機会に警察官の皆さんと記念撮影をお願いするファンも多く、気軽に記念撮影に応じながらも交通安全のアピールに努めていた。

 また、ピットウォーク前の時間は、警察車用をイベント広場に展示。お馴染みの白黒のパトロールカー1台と、普通の乗用車の外見だがパトランプがルーフ上に出てくるいわゆる“覆面パトカー”の2台が注目を浴びていた。通常のパトカーでも間近で見ること機会は少ないが、“覆面パトカー”はさらに希少な存在とあって、展示ブースではカメラを構えたクルマ好きの人垣が途切れなかった。

 

 

 

 

 

 

 この日、決勝レース前に実施されたグリッドウォークでは、場内アナウンスのレース実況を担当するピエール北川アナウンサーが、スポーツランドSUGOに詰め掛けたファンに向け、場内放送で交通安全の呼び掛けを行った。

 

「昨日21日より30日まで、令和元年秋の交通安全運動が展開されています。運動の重点は、
子供と高齢者の安全な通行の確保
高齢運転者の交通事故防止
夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
飲酒運転の根絶
の5点。

これからの時期は、日没時間の早まりとともに、夕暮れ時間帯の交通事故、特に横断歩行者や自転車利用者が被害に遭う交通事故が大幅に増加します。ドライバーの皆さんは、夕暮れ時間帯のヘッドライト早め点灯やハイビームを効果的に活用して、歩行者等の早期発見に努めて下さい。また、歩行者の皆さんは、白系の明るい色の服装を身に着けたり、反射材、LEDライト等を着用して、ドライバーへ自身の存在をアピールしましょう。」
と、北川アナウンサーが宮城県警察からのメッセージを伝えた。

 

 

 

そして、決勝レースのスタート前に、ホームストレート上のダミーグリッドについた43台のSUPER GTマシンの前に、その3台のパトロールカーが並んだ。当初、これらの車両でパレードラップをする予定だったが、残念ながら降り出した雨に加え、決勝レースがセーフティカースタートとなったことで、この3台だけによる「交通安全啓発活動」パレードランに変更となった。
このパレードラン1周の走行の間に、ピエール北川アナウンサーがパレードを行う6隊員を紹介し、改めて「SUPER GTファンの皆さん、帰りの道も安全運転で!」と交通安全を訴えた。

 

 

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