ボンジュール! 今回は最終戦の舞台、ツインリンクもてぎを紹介します!
SUPER GTが開催されるサーキットの中では一番歴史が浅く、1997年に新設されました。世界でも珍しいアメリカンな「オーバルコース」と、ヨーロピアンな「ロードコース」の2つを組み合わせたサーキットですね。開業当時、最初のビッグイベントとして開催されたのが当時の全日本GT選手権(現SUPER GT)のオールスター戦。その時はオーバルコースを使ったんだよね。翌年からはシリーズ戦の一つに組み込まれ、近年では最終戦の舞台として定着しました。
コースの特徴は加速と減速の繰り返しで、駆動系やブレーキに負担が大きいこと。逆にタイヤへの負担は比較的少ないコースで、しかも最終戦ではウェイトハンディがないチームがほとんどですから、コーナーでブレーキングや立ち上がりを限界まで攻めるマシンと操るドライバーの技術を堪能できそうです。
アクセスにはクルマが一番。都心からサーキットまで常磐自動車道を利用すれば2時間弱。東北新幹線なら宇都宮駅から1時間ほどで到着です。
緑豊かな山間に位置し、レースを楽しむレーシングコースだけでなく、ファミリーで過ごせる遊園地をはじめ自然の中で遊びながら学べる体験型アトラクションも充実。Hondaの歴史を感じる博物館「ホンダコレクションホール」も人気で、ぜひ家族や友達と一緒に出掛けてたっぷりと楽しんでほしいサーキットです!
と言うわけで、まずはコースのデータです。
コースデータ | ||
---|---|---|
コース全長 | 4,801m | |
コース幅 | 12〜15m | |
高低差 | 30.4m | |
コースレコード | ||
GT500 | ||
1'35.550 | 野尻智紀/No.8 ARTA NSX-GT | 2018年 第8戦予選Q2(11月10日) |
GT300 | ||
1'45.911 | 平峰一貴/No.88 マネパ ランボルギーニ GT3 | 2018年 第8戦予選Q2(11月10日) |
2018年 優勝 | ||
GT500 | No.8 ARTA NSX-GT | 野尻智紀/伊沢拓也 |
GT300 | No.65 LEON CVSTOS AMG | 黒澤治樹/蒲生尚弥 |
2018年 ポールポジション | ||
GT500 | 野尻智紀/No.8 ARTA NSX-GT | 1'35.550(コースレコード) |
GT300 | 平峰一貴/No.88 マネパ ランボルギーニ GT3 | 1'45.911(コースレコード) |
※2016年のオートポリス大会代替の第3戦を含む。
優勝回数 | |
---|---|
ドライバー (今季参戦ドライバーのみ) |
GT500:松田次生(4勝) |
GT300:青木孝行(3勝) | |
GT500 メーカー別 | ホンダ:10勝(NSX:10勝) |
レクサス/トヨタ:6勝(RC F:2勝、SC430:3勝、スープラ:1勝) | |
日産:6勝(GT-R:6勝) | |
GT300 最多勝車種 | ポルシェGT3R:4勝 |
ポールポジション回数 | |
ドライバー (今季参戦ドライバーのみ) |
GT500:ロニー・クインタレッリ(3回) |
GT300:谷口信輝(2回) | |
GT500 メーカー別 | ホンダ:9回(NSX:8回、HSV-010GT:1回) |
レクサス/トヨタ:8回(RC F:3回、SC430:2回、スープラ:3回) | |
日 産:4回(GT-R:4回) | |
その他:1回(マクラーレン:1回) | |
GT300 最多ポールポジション車種 | ポルシェGT3R、フェアレディZ(3回) |
① |
メインストレート
|
ピエールのオススメ!
ここはビギナーファンから通なファンまで楽しめます! 2014年から仮設スタンドのV席が増設され、メインストレートとピットがより近くで見られるようになりました。通な方はピットの動きをチェックしながら、メカニックの作業内容やタイヤ戦略を見てレース展開を予想できますし、ビギナーファンならとにかくGTマシンの音とスピードを手軽に堪能できちゃいますよー! レース後には、シーズンを締めくくるセレモニーも間近で見られるのでオススメです!
|
|
② |
第1コーナー 〜 第2コーナー
|
スタート直後の先陣争いやバトル中にはメインストレートからのブレーキング競争、そしてパッシングも観られるでしょう。コーナーのイン側はパドック内から観ることできます(パドックパスが必要)。コースを間近に観られるエリアでは迫力ある走りを楽しめます。
|
|
③ |
第3コーナー 〜 第4コーナー
|
2コーナーを抜けて短い直線の先が第3、4コーナーです。タイトな連続コーナーで混戦時は非常にスリリング。間近に観戦エリアはありませんが、グランドスタンドやスーパースピードウェイ(オーバル)の自由席やキャンプステイから望むことができます。 |
|
④ |
第5コーナー
|
第4コーナーから加速すると第5コーナー、そしてファーストアンダーブリッジをくぐって130Rと続きます。第5コーナーの内側には激感エリアがあり、非常に近い位置からマシンのスピード感を味わえます。 |
|
⑤ |
130R〜S字コーナー〜V字コーナー
|
130Rは高速コーナー、続くS字コーナー、V字コーナーはテクニカルで、ドライバーのハンドリング&アクセル技術が問われます。V字コーナーは定番のパッシングポイントで、特にGT500マシンはここでGT300マシンを抜いていきます。 |
|
⑥ |
ヘアピンコーナー
|
ヘアピンは、ダウンヒルストレートへの加速のためにも大事です。ここで前走車とテール・トゥ・ノーズになり、スリップストリームを使って直線でパッシングというバトルもあるかも。またヘアピンはマシンのスピードがかなり落ち、クルマの動きもあるので撮影ポイントとしてもお薦めです。 |
|
⑦ |
ダウンヒルストレート
|
もてぎの最高速が記録される直線がダウンヒルストレートです。それだけにGTマシンの速さや、高回転のエンジンサウンドが聞けます。ストレートの中程ならヘアピンと90度コーナー、V字コーナーも望めます。広い土手の芝生席なのでピックニック気分で観るのが良いかも。 |
|
⑧ |
90°コーナー
|
ピエールのオススメ!
最高速が出るダウンヒルストレートから右直角90度コーナーへ向けてのブレーキングはファンにも大人気です! 最終戦のGT500マシンはノーウェイトハンディですから、同条件で誰がブレーキングのツッコミでイケてるか、ここで見れば一目瞭然!! フロントのカーボン製ブレーキが真っ赤に焼けるマシンにワクワクしますよ! レース中ここはバトルポイントになりますので、GT300やGT500のマシンが常にサイド・バイ・サイドで突っ込んでくる様子を堪能できます! |
|
⑨ |
ビクトリーコーナー
|
複合カーブのビクトリーコーナーは、マシンやドライバーによって走行ラインが変化するSUPER GTマニアが楽しめるポイントです。コース最後の関門なので、タイムアタックやバトルでは思い切って仕掛けることもあり、思わぬアクシデントが起こるかも。その名の通りラストラップには、勝者や新チャンピオンになるマシンをいち早く観られる感動も味わえます。 |
〒321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
TEL.0550-78-1234
・常磐自動車道
水戸IC、那珂ICより約40分
※水戸北スマートICは閉鎖中
・東北自動車道
矢板ICより約90分
・北関東自動車道
友部IC、笠間西IC、真岡ICより約50分
・JR東北新幹線
宇都宮駅下車 > JRバス関東で90分
・JR常磐線
水戸駅下車 > JRバス関東(土日祝のみ)で90分
・真岡鉄道
茂木駅下車 > 茨城交通バスで20分
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |