11月23日(土)、24日(日)に富士スピードウェイで開催される『auto sport Web Sprint Cup』は、『AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT×DTM 特別交流戦』と同日開催される見逃せないレースだ。GT300クラスのシリーズ参戦チームに加え、他のカテゴリーで活躍したGT3マシンが加わり、2日間で2レースを行い総合優勝に挑む。若手のドライバーを起用するチームあり、これがラストレースというマシンもありと話題豊富な一戦となっている。
■シリーズとは違うスプリントの2レースで総合優勝を争う
「SUPER GT×DTM 特別交流戦」では併催レースとしてGT300クラスのチームを中心とした『auto sport Web Sprint Cup』も行われる。こちらも“交流戦”となっており、今季のGT300クラスで活躍した7チームに加え、鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)に参戦したマクラーレン720SやコルベットGT3が、そしてスーパー耐久のGT3などゲスト車両も合わせた12台が23日(土)と24日(日)の計2レースでの総合優勝を競う。
予選は23日午前にA/Bドライバーで分かれて行い、2人のタイム合算でレース1のグリッドが決まる。翌日のレース2は基本はレース1の順位がグリッドとなるが、上位6位までをリバースグリッドとする場合もあるという。決勝はレース1、レース2共に50分間の時間レース。ピットインは1回が必須でドライバー交代(給油なし)を行う。なおピットインの時間帯とピットストップの最低滞在時間が指定される。そして、レース2の順位をもって総合順位となる。
■HOPPY 86 MCがラストレースに!! 若手ドライバーの走りに要注目!
GT300チームで注目は2016年チャンピオンでもあるNo.25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉)か。今季もポールポジション3回と速さを見せただけにスプリントでは期待大。そしてチームは今季をもってマザーシャシーの86MCでの参戦を終了すると発表しており、このレースがHOPPY 86 MCの見納めとなる。他にもハイブリッドマシンのNo.31 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)やNo.52 埼玉トヨペットGB マークX MC(脇阪薫一/吉田広樹)、第6戦オートポリスで大逆転優勝を飾ったNo.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹/宮田莉朋)も参戦する。LM corsaからはもう1台、No.70 LMcorsa Ferrari 488 GT3(河野駿佑/菅波冬悟)が特別参戦。今季途中からGT300デビューした菅波とFIA-F4で活躍し、SUPER GTでは4号車のデータエンジニアとしても活動する河野がどんなバトルをみせるのか?
今年8月に行われたSUZUKA 10Hの参戦チームからはNo.11 Planex スマカメ マクラーレン720S(久保田克昭/小高一斗)とNo.37 BH AUCTION CORVETTE GT3(武井真司/笹原右京)が参戦。F3レースで活躍を見せた若手の小高と笹原の走りに注目したい。そしてスーパー耐久からは2台が参加。No.244 MaxRacing RC F GT3(GO MAX/土屋武士)には、GT300の25号車で監督を務める土屋がドライバーで参加。自らのチーム25号車の対決という状況があるかもしれない。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |