News

Race Report
2019.11.24
auto sport Web Sprint Cup:Race 2 優勝記者会見

auto sport Web Sprint Cup:Race 2 優勝記者会見の画像

auto sport Web Sprint Cup:Race 2 優勝記者会見

優勝

No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3

 

吉本 大樹

「できすぎたレースウィークでした」

特別戦と言えば、かつてはJAFグランプリのようなスプリントのレースがありましたが、あの時はドライバー交代がありませんでした。今回のように50分という短いレースの中でドライバー交代があり、またピットストップの時間が決められており、その中でのフェアさが求められるという、普段のSUPER GTとは違うフォーマットは非常におもしろかったですし、今後も継続してやっていただきたいと思います。そんな特別戦で2連勝することができ、チーム、ダンロップタイヤさん、そして(宮田)莉朋に感謝したいです。

全てのシリーズ戦でこんなコンディションだったら、僕らはかなりいい線でチャンピオン争いができたんじゃないかというくらいの、できすぎたレースウィークでした。

後半に向けて完全なドライになってしまうと思っていて、そうなると僕らのクルマには厳しい状況になることが見えていたので、まだ濡れているところの残っている序盤のうちにとにかくポジションを上げていこうと決めてスタートしました。ですが、コカ・コーラコーナーで他車に押し出されてタイムロスをしてしまい、思ったよりポジションアップに時間がかかってしまいました。その間に笹原(右京)選手(トップの37号車)がリードを築いていたので、できれば追い上げていきたかったんですが、なかなか思ったように差を詰められませんでした。

 

 

宮田 莉朋

「今年最後をいい形で締めくくれ、僕も来年に向けて成長できたと思います」

通常のSUPER GTとは違うフォーマットで、予選はタイム合算でしたし、決勝もタイヤ交換する場合としない場合のピットストップ時間が細かく決められた中での戦いでしたので、作戦もある程度限られていました。その中でのタイヤの使い方など難しかったですが、昨日はダンプコンディション(ウエットとドライが混じった路面状況)でおもしろい展開になりましたし、今日は完全なドライコンディションになり、非常に楽しいドライブができました。

昨日(レース1)と違ってスタートからスリックタイヤを履いていたので、(交代後も)プッシュし続けてタイヤにトラブルが起きてはいけないと思い、ある程度タイヤをいたわりながら出せる最大限のタイムを出しながら走っていました。

こんなできすぎたようなレースウィークを過ごすのは、今までのレースキャリアの中でもなかなかありませんでしたし、素晴らしい結果で終われたのはチームの皆さんやダンロップタイヤさん、吉本(大樹)さんのおかげだと思います。今年最後のレースをこのようないい形で締めくくれて、僕も来年に向けて更に成長できたなと思います。

 

 

2位

No.52 埼玉トヨペットGBマークX MC

 

脇阪 薫一

「フォーマットが違うレースを楽しめました」

今回のレースは、シリーズ戦とはレースフォーマットが違うので楽しめました。

※脇阪選手はスケジュールの都合で、一言のみで退出となりました。

 

 

吉田 広樹

「連続で表彰台でしたが、できれば優勝したかったです」

昨日のレース1は3位で今日は2位と、連続で表彰台に上がれたのは嬉しいんですが、できれば優勝したかったです。でもいつもと違うフォーマットで、楽しみながらできたのはよかったです。

リバースグリッドでのレースは見ているお客さんにとっては楽しめるシステムだろうと思いますが、僕らドライバーやチームの側からは『ちょっと…』という感じはあります。でも今回は最初からそういうルールだったので、特別なレースとしてそれはそれでいいとは思います。

 

 

3位

No.37 BH AUCTION CORVETTE GT3

 

武井 真司

「ワクワクさせてくれた笹原選手にはお礼を言いたいです」

僕らは(GT300クラスの)レギュラーチームではなく、スペシャルエントリーという形でこのような大きな大会に出させていただきました。そのことについて、受け入れてくださったレギュラーチームの方々にお礼を申し上げたいと思います。

僕自身にとってはこのような大きな大会でのレースも、コルベットでの富士の走行も、アドバン(横浜ゴム)のスリックタイヤも、今週初めて経験することでした。スタートドライバーの笹原(右京)選手が素晴らしい走りで差を広げてくれた時には「あわよくば」と思いましたが、現実はそんなに甘くはありませんでしたね。スタートからワクワクさせてくれた笹原選手には本当にありがとうございますと言いたいです。

(自分が担当した後半は)コルベットの走り方やアドバンのスリックタイヤの使い方などを勉強しながらレースを走りました。そんな中で(宮田)莉朋選手やマークX(52号車)がクリーンに抜いていってくれたので、楽しみながら走ることができました。

 

 

笹原 右京

「3位を獲得できたのは武井選手のおかげだと思います」

この機会をくださった武井(真司)選手やチームの皆様、そしてエントリーを承諾いただいた皆様に感謝申し上げます。僕自身は木曜日に帰国して、そのままサーキットに直行するという過酷なスケジュールでしたが、チームの皆様、(コルベットGT3コンストラクターの)キャラウェイの皆様が万全なマシンを仕上げてくださいました。

武井選手同様に僕もコルベットでの富士での走行やアドバンタイヤは初めての経験でしたが、素晴らしいマシンを用意してくださったので、スタートからすごくプッシュできて、リードを築くことができました。昨日初めてスリックタイヤで走った時に、早めに性能劣化が起きるなという印象を持ったので、スタートだけはプッシュしましたが、2周目以降はタイヤをマネジメントしながらペースを維持するように心がけました。その中でもほぼ同じペースで走ることができたので、いいデータが収集できたのではないかと思います。

(後半担当の)武井選手も今日が初めてのドライでの走行でしたが、力強い走りをしてくださいました。3位を獲得できたのは武井選手のおかげだと思います。

Page Top