News

Race Report
2019.11.24
Race Day Report : 交流戦レース2(日曜)レポート Part3

Race Day Report : 交流戦レース2(日曜)レポート Part3の画像

 

 

こんにちは&Guten Tag

 

 

「SUPER GT X DTM 特別交流戦」レース2のスタートを前に、全チームのマシンとドライバーがピット前に整列、選手紹介が行なわれ、中継用のテレビカメラに向かってパフォーマンスを見せてくれました。DTM勢を中心にその一部をご紹介しましょう。

初めての試みにとまどいながらも笑顔を見せてくれたDTM勢。ドライバーだけではなく、チームのスタッフさんたちも加わってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方のGT500勢はもう慣れたもので、8号車の野尻智紀選手と伊沢拓也選手はご覧のパフォーマンスを見せてくれました。野尻選手にパラソルをさしかける“すまし顔”の伊沢選手。キャンペーンボーイってこと!?

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

Race2 グリッドウォークギャラリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

【キャッチアップ06】
つちや 86 MC、ラストラン

 

 

「日本のものづくり」を育てていくために、GTAが2015年から本格的に導入したマザーシャシー(MC)を、職人と言われた父・土屋春雄の知恵と技術、経験を借りながら、自分たちの力で最速のマシンに仕立て上げ、参戦2年目にチャンピオンを獲得。その後、シートを後輩に譲り、自らは監督兼エンジニアとしてチームを牽引してきた土屋武士。そして今大会、つちやエンジニアリングの象徴とも言える「つちや 86 MC」はラストランを迎えた。5年間にわたってともに戦った「つちや 86 MC」への思いとは──。

 

 

 

 

No.25 HOPPY 86 MC
土屋武士監督

 

「この3日間、(スプリントカップに出場した)244号車のドライバーやエンジニアとしてずっと仕事をしていたし、その瞬間は自分も244号車に乗っていたので、ゴール後の1周だけ、この子(HOPPY 86 MCのこと)のことを考えながら一緒に走りました。
 ゴールした時のメカたちのものすごく悔しそうな顔を見た時に、この子が最後まで役目をまっとうしてくれたんだなと思いました。というのも、25号車はピットストップ時間が0.4秒足りなくて(*注)ペナルティを受けてしまったんですが、それ(メカニックたちの表情)を見た時に、最後までそういう役目を果たしてくれたんだなと。もともとがこのクルマは、若い職人を育てようとつちやエンジニアリングが2015年に久しぶりに復活したところからスタートしているので、たしかに最後にいい結果は欲しかったけど、最後の最後に、悔しい思いとかそういうものを残してくれたんだな、ということを考えながら走っていました。だから、そういう意味では本当に「ありがとう」という思いしかない。
 こんなにたくさんの人に愛されたクルマってほかにないんじゃないかなって思う。魂が宿るって、そういうものに出会ったことってあんまりないんだけど、この子には意志があると思うし、本当にいろんなことを教えてくれたし、いろんな思い出をたくさんくれた。終わってみて一番に思うのは、本当にたくさんの人を育ててくれたなあと、それに尽きますね。
 ドライバーとしては(2016年に)チャンピオンを獲らせてもらった11月13日の思い出はあるけど、チームオーナーとしてはすべてが思い出。でも一番はたくさんの仲間を作ってくれたってことかな」

 

*今大会の特別規則により「決勝レース中のピットストップ義務の際は、ピットレーン制限速度開始地点からピットレーン出口までの通過時間は70秒以上でなければならない」と決められており、25号車は70秒に0.4秒足りず、「ピットレーン最低滞在時間」違反の判定が下り、ペナルティストップ1秒が科せられた。

 

 

 

 

Page Top