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2019.12.15
青空の富士で"TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL"開催!4万5500人がLC500最後の勇姿と新型GR Supra GT500のアタックを堪能

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富士山は白く染まり本格的な冬の到来を感じさせている12月15日、暖かな日差しも差す冬晴れの中、富士スピードウェイではTOYOTAファンにとって1年の締め括りとなる「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019(以下TGRF)」が、昨年以上となる4万5,500人の観客を集めて開催された。今年のTGRFはSUPER GTのGT500クラスで活躍し、No.6 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)がドラバータイトルを、No.37 KeePer TOM'S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)がチームタイトルを獲得したLEXUS LC500のラストランと、来季はバトンを引き継ぐGR SupraのGT500マシンがファンの注目を集めていた。

 ウェルカムセレモニー前にグランドスタンド裏、TGRFステージで行われたGT500ドライバーとTGRアンバサダーである脇阪寿一LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S監督によるトークショーが行われた。話題は今季の振り返りと来季のGR Supra GT500だ。国本雄資(No.19 WedsSport ADVAN LC500)や立川祐路(No.38 ZENT CERUMO LC500)など既にステアリングを握ったドライバー達は「LC500よりもパワーはありそう」「コーナーは速い」と上々の評価だ。シーズン開幕前に行われるセパンでのテストも注目だ。

 

 

 

 

 レーシングコースのメインスタンド前で行われたウェルカムセレモニーでは、今季のGT500クラスドライバーチャンピオンとなった大嶋和也がNo.6 WAKO'S 4CR LC500とともに登場。その隣には来年1月10日から開催される「東京オートサロン 2020」にて完全公開となる「GR YARIS GR-4」のプロトタイプも置かれた。他のSUPER GTドライバーたちは、エスコートキッズと一緒に登場し、ファンとともにTGRFの本格スタートに沸いた。

 

 

 

 

セレモニー後はピットビルの一室で、レーシングシミュレーター「グランツーリスモSPORT」を使ったスペシャルイベント「GR Supra GT CUP Special Race」にて、SUPER GT界きってのグランツーリスモ通の平川亮やGT300クラスの宮田莉朋(No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)らが、グランツーリスモSPORTの世界トップドライバー(eRacer)達とGR Supraのワンメイクレースで覇を競っていた。

 

 

 

 

 

 その頃レーシングコースでは、市販車のGR Supra、LEXUS LC、RC FとTOYOTA/LEXUSを代表するスポーツモデルを使ったSUPER GTドライバーによる助手席同乗体験走行「サーキットタクシー」が行われていた。レーシングカーではないが、最新のスポーツカーによる非日常の体験に運良く参加できたファン達は興奮気味。

 

 

 グランドスタンド裏では、GT500のチーム監督と、この場はTGRF総合プロデューサーとして登場した脇阪寿一監督によるトークショーが行われ、最終戦もてぎのWAKO'S 4CR LC500(山下健太。TGRFは海外レースのため欠場)とau TOM'S LC500(関口雄飛)によるSUPER GT史に残るバトルの裏話や、LEXUS TEAM WedsSport BANDOH坂東正敬監督によるSUPER GT x DTM特別交流戦のおもしろトークなども飛び出し、終始笑いの渦に包まれた。

 

 昼になると今回の目玉であるGR Supra GT500マシンのデモランが行われた。カーナンバー90を与えられたカーボンむき出しのGR Supraは、立川祐路のドライビングでレーススピードに近いペースでコースを周回。来シーズンに向けての仕上がりは順調であることをアピールした。

 

 

 

 

 午後には、ピットビル内でサイン会や自分たちが乗っているバスのすぐ横をSUPER GTマシンなどが猛スピードで駆け抜ける「サーキットサファリ」が行われた。バスにはSUPER GTドライバーや監督などが添乗員として乗り込み、マシンの紹介やちょっとした裏話を聞ける人気コンテンツだ。

 

 

 

 

 

 そしてTGRFの締めくくりとしてSUPER GTレースが行われた。これが本当のラストランとなるLC500が3台とGT300マシン5台よるデモレースが行われた。各コーナーでシーズンと変わらないテール・トゥ・ノーズを披露しながら、ファンとともにLC500との別れを惜しんだ。チェッカーフラッグが振られると同時に、3台のLC500の前には、立川が駆るGR Supra GT500が再登場。2周に渡ってランデブー走行をし、ニューマシンの活躍を祈りつつTOYOTA GAZOO Racing FESTIVALを締めくくった。

 

 

 

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