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2020.01.10
Hondaと日産が今季体制を東京オートサロンで発表!TEAM KUNIMITSUは山本/牧野組、笹原がMUGENに。千代がGT500に復帰。福住、大津、平峰がステップアップ

Hondaと日産が今季体制を東京オートサロンで発表!TEAM KUNIMITSUは山本/牧野組、笹原がMUGENに。千代がGT500に復帰。福住、大津、平峰がステップアップの画像

 1月10日、日本最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」で、Hondaが2020年モータスポーツ体制を、NISSAN/NISMOもGT500参戦チームの体制を発表した。またARTAも発表会を行った。
 GT300クラスでは、SUBARUもBRZでの体制を発表。さらに埼玉トヨペットGB、Cars Tokai Dream28も体制発表を行った。その中で埼玉トヨペットGBは自社で開発したJAF-GT300規定のGR Supraを投入することを公表した。

 

 

HondaのGT500は福住、笹原、大津とフレッシュな顔が増える

 

 

 

 

 Hondaは、今年も東京オートサロンでSUPER GTの参戦体制を発表し、午後の一般特別入場時間には「KICK OFF MEETING」と題して参戦ドライバーのお披露目も行った。
 CLASS1規定準拠のNSX-GTでGT500クラスに参戦するのは昨年と同様5チーム/5台。No.8 ARTA、No.16 TEAM MUGEN、No.17 KEIHIN REAL RACING、No.64 Modulo Nakajima Racing、そしてNo.100 TEAM KUNIMITSU。使用するタイヤは昨年同様に8号車、17号車、100号車の3台がブリヂストンで、16号車がヨコハマ、64号車がダンロップだ。

 ドライバーのラインナップでは、17号車は昨季と変わらず塚越広大とベルトラン・バゲット。それ以外の4チームはペアが変わった。
 8号車は野尻智紀と、GT300チャンピオンの福住仁嶺がステップアップ。16号車は武藤英紀と、FIA-F4や全日本F3選手権を経て昨年はポルシェカレラカップジャパンでチャンピオンとなった笹原右京を抜擢。64号車は8号車から移籍の伊沢拓也とGT300のModulo Drago CORSEから昇格の大津弘樹。100号車が山本尚貴と64号車から移籍の牧野任祐となった。

 GT300クラスのHonda NSX GT3のカスタマーチーム3台は、昨季のチャピオンNo.55 ARTAが高木真一とFIA-F4出身で初参戦の大湯都史樹。No.34 Modulo Drago CORSEは道上龍と、2017年にGT300クラスに参戦した経験を持つジェイク・パーソンズが組む。No.18 TEAM UPGARAGEは小林崇志と松浦孝亮と変更はなしだ。

 

 

 

NISSAN/NISMOでは千代がGT500に復帰!平峰がIMPULに抜擢

 

 

 

 

 今年はNISSAN/NISMOもこの東京オートサロンでGT500チームの体制を発表した。NISSAN GT-R NISMO GT500で参戦するのは昨年同様4チーム/4台で、No.3 NDDP RACING with B-MAXとNo.23 NISMOはミシュラン、No.12 TEAM IMPULはブリヂストン、No.24 KONDO RACINGはヨコハマだ。
 ドライバー体制だが、23号車は松田次生とロニー・クインタレッリの2014-15年GT500連覇コンビ、そして24号車の高星明誠とヤン・マーデンボローは昨年と変わらず。3号車で平手晃平と組むのは、千代勝正。千代は2018年までGT500のGT-Rを駆り、昨年はGTの国際耐久シリーズに参戦したが、1年での復帰となった。12号車は佐々木大樹と、昨年GT300クラス初参戦のKONDO RACINGのエースを務めた平峰一貴がステップアップを果たした。

 

 

 

ARTAのGT300は大湯が初参戦!野尻/福住の新コンビも決意を語る

 

 

 

 

 株式会社オートバックスセブンのブースでは、ARTAの体制発表会が行われた。昨年同様に鈴木亜久里監督が総指揮を執り、土屋圭市氏がエグゼクティブアドバイザーとしてチームを補佐。 ドライバーは、昨年GT300クラスを制した福住仁嶺が8号車にステップアップ。エースの野尻智紀と共に新型のHonda NSX-GTでチャンピオンを目指す。
 GT300クラスのディフェンディングチャンピオンである55号車(Honda NSX GT3)は引き続きベテランの高木真一がチームを牽引。そして今年もGTルーキーがパートナーに。FIA-F4で活躍し、全日本F3選手権や欧州フォーミュラで腕を磨いた大湯都史樹が抜擢された。

 

 

GT500の8号車:野尻/福住

 

 

GT300の55号車:高木/大湯

 

 

 

SUBARUは今年もBRZ、井口/山内組でGT300タイトルを目指す

 

 

SUBARU/STIのモータースポーツ参戦陣容(中央2人が井口/山内)

 

 

 SUBARU/STI(スバルテクニカインターナショナル)のブースでは、SUBARU BRZでのGT300挑戦が継続されることが発表された。昨年同様にチーム運営はR&D SPORT、チーム総監督はSTIの渋谷真氏が務める。ドライバーも井口卓人と山内英輝の5シーズン目のコンビだ。2020年のBRZ GT300は水平対向エンジンの信頼性向上や燃焼効率の改善、シャシーと空力特性の最適化、タイヤ接地向上を折り込み、GT300タイトルを目指すとした。

 

 

 

埼玉トヨペットGBのGT300クラス3年目は独自開発のGR Supraで!

 

 

 

 

 トヨタディーラーのチームとして活躍する埼玉トヨペットGBも体制を発表。これまで看板車種のマークXのマザーシャーシ車両で参戦してきたが、昨年で市販車が生産を終了。それをうけて埼玉トヨペットは、GR Supraをベースに独自開発したJAF-GT300車両で参戦することに。SUPER GTで進化を続ける埼玉トヨペットGBは、3年目にして大胆な挑戦に打って出た。ドライバーは、昨年から引き続きの吉田広樹と、昨年のFIA-F4でランキング3位の川合孝汰を大抜擢した。

 

 

 

 

 

Cars Tokai Dream28は加藤寛規/柳田真孝で今季に臨む

 

 

 

 

 今季もミッドシップレイアウトのロータス・エヴォーラMCで参戦するNo.2 Cars Tokai Dream28は、ロータスのブースで体制発表を行った。長年にわたりチームの象徴だった高橋一穂が昨年SUPER GT引退を発表。誰が加藤と組むのか話題だったが、GT300とGT500両クラスでチャンピオンとなった柳田真孝が復帰して、エヴォーラMCのステアリングを握ることとなった。発表では加藤と柳田、高橋代表は欠席で、ビデオメッセージで豊富を語った。

 

 

 

 

 また、すでに2020体制を発表済みのNo.4 GOODSMILE RACING & TeamUKYO(2019体制のまま継続)が、メルセデス・ベンツブースで新型AMG GT3&ニューカラーリングのお披露目を行った。

 

 

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