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2020.02.14
大阪オートメッセ2020開幕! 新型GTマシン&チャンピオンカー展示やドライバートークショーなど見どころがたくさん!

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 2月14日、インテックス大阪(大阪市住之江区南港北)において「大阪オートメッセ2020」が開幕した。西日本最大級のスケールを誇るカスタマイズカーイベントには例年多くの来場者が訪れており、24回目の開催となる今年も盛りだくさんのイベントが目白押しとなっている。初日は、お昼を前に一時は小雨が交じる天気だったが、来場者の熱気が勝ったか、天候は回復して場内は賑わいを見せていた。会場では、もはや恒例となった“SUPER GT featuring OSAKA AUTOMESSE”が展開され、2019年のGT500、GT300両クラスのチャンピオンカーの展示をはじめ、今季参戦ドライバーによるトークショーなども行なわれた。

 

 

 

 

 開催初日となる14日(金)の午前には、特設ステージにおいてオープニングセレモニーが行なわれ、GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表が参列者のひとりとしてテープカット。さらに、メインエントランス近く、会場西ゲート前のインテックスプラザでは、イベントを後援する株式会社交通タイムス社の宮木芳樹代表取締役社長、そして今シーズンでSUPER GTタイトルスポンサー23年目を迎える株式会社オートバックスセブンの小林喜夫巳代表取締役社長と共に、昨年のGT500ドライバーチャンピオンを獲得したNo.6 WAKO'S 4CR LC500とGT300チャンピオンマシンNo.55 ARTA NSX GT3をバックにがっちりと握手。記念撮影では、今年も開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットのサーキットクイーンが華を添えた。

 

 

 

 

 午前11時15分からSUPER GT 2020年シリーズ スペシャルステージをメインステージで開催。まず、今シーズンのSUPER GTプロモーションビデオが流れ、その迫力ある映像に後押しされたような形でオフィシャルアナウンサーとしておなじみのピエール北川さんが登場。そして、このステージには今年で8年目、欠かせない存在となった坂東GTA代表(トークショー参加は初日のみ)が続いて登壇した。

 

 

 

 

 新型車両でのシリーズを迎えるGT500クラスについて、坂東代表は「新たな15台が勢揃いするのでおもしろいレースになる」と期待をかけつつ、「タイトルスポンサー23年目を迎えるオートバックスセブン様は昨年11月にAUTOBACS1号店オープンから45年を迎えられたが、今シーズンも一緒にレースを盛り上げていきたい」と抱負を口にした。

 

 さらに、SUPER GTに参戦するドライバーを代表して2019年GT500ドライバーチャンピオンの大嶋和也選手、GT300チャンピオンの高木真一選手と福住仁嶺選手、またGT500クラスに参戦する武藤英紀選手の4名がゲストとして招かれ、トークショーがスタート。“GT500シリーズチャンピオン”と紹介された大嶋選手は「チャンピオンと呼ばれてうれしい」と笑顔を見せ、また17年ぶりにGT300のタイトルホルダーとなった高木選手にも会場のファンから温かな拍手が贈られた。

 

 

 

 

 ステージではすでに始まっている各メーカーのプライベート・テストの話題に。今季は新たなチーム体制になる大嶋選手は、パートナーになる坪井翔選手などについても言及。「体制は変わるが、去年並みの戦闘力を今年も出せると思う」と自信を見せたが、「なぜ、毎年クルマが速くなるの?」と坂東代表からの“鋭い質問”には苦笑い。もはや恒例ともいえる“SUPER GTステージならではの”掛け合いは今年も健在だった。

 

 

 

 

 トークショーが盛り上がる中、今度はSUPER GT公式応援団長を務めるこにわさんが登場。壇上で坂東代表から応援団長の継続の了承をしてもらった。さらに今年も開幕戦(4月11、12日)の舞台となる岡山国際サーキットのサーキットクイーン5名が登場。初戦を前にした3月14、15日に行なわれる「ファン感謝デー&SUPER GT 2020公式テスト」、そして開幕戦の紹介を兼ねてサーキットへの来場をアピールした。また、ステージの終盤に再登場し、ダンス&ヴォーカルユニット「OIRC(仮)」として、ステージパフォーマンスを披露。詰めかけたGTファンに向けて笑顔を振りまいた。

 

 

 

 

 坂東代表は「今年はGT300で(ミシュランも加わり)タイヤ戦争が激しくなるし、GT500では(新型車による)クルマ戦争が始まる。みんなが真剣に取り組み、コンマ何秒という世界で戦っている。そういう状況の中、がんばっていることを少しでもたくさん知ってもらいたいので、ぜひサーキットにお越し頂き、応援していただきたい」とSUPER GT各戦への来場を呼びかけた。

 

 

 

 

 平日の初日ながら来場者も増えた午後には、インテックスプラザにおいてSUPER GT車両によるエンジン始動デモンストレーションが行なわれた。このイベントもすっかり大阪オートメッセならではの見どころとなっているが、今回は、GT500クラスチャンピオンカー、No.6 WAKO'S 4CR LC500のエンジンサウンドが堪能できるとあって、ファンにはなによりの楽しみとなったはず。

 

 

 

 

 そこで進行のピエール北川さんは、こにわさんやこのクルマでチャンピオンに輝いた大嶋和也選手との話を進める中で、「大嶋選手とこにわさん、どっちにアクセルワークをしてもらいたい?」と“無茶ぶり”。会場の拍手で多数決をとった結果、なんとこにわさんが6号車に乗り込むことに。大役を任されて半端ない緊張感だったのか、こにわさんは「右足を触れただけなのに、9000回転にもなった!」と目を見開き、興奮冷めやらぬ状態。そして、いよいよ主役の大嶋選手が華麗なる(!?)アクセルワークを披露。轟音が会場内に響き渡ると、足を止めて見入る人も出るなど関心の高さがうかがえた。また大嶋選手は、「ドライバーはミリ単位でアクセルをコントロールするんです」とプロならではの仕事を解説していた。
 このあとには子どもたちがNo.55 ARTA NSX GT3のシートに収まり、楽しい記念撮影のひとときとなった。

 

 

 

 

 

 

 また、会場の3号館と6A号館通路では「YOKOHAMAプレゼンツSUPER GTキッズカート体験会」を実施。カート走行を体験しようと毎回多くの子どもたちが参加するイベントだが、レクチャー中は心なしか緊張の面持ちを見せるものの、いざカートに乗り込んでドライブしはじめると、身体に伝わる振動におもしろさを感じるのか楽しそうにハンドルを握っていた。また、初日の今日は、武藤選手が”特別講師”として登場するサプライズもみられた。

 

 

 

 さらに期間中は会場内6A号館に設けられたSUPER GTブースにおいて、連日ドライバートークショーとサイン会が実施される。初日は、午前のスペシャルステージにも姿を見せた大嶋選手、武藤選手、高木選手、福住選手の4名が登場。午前のステージよりもリラックスモードで話が進んでいたが、サプライズで坂東GTA代表が登場。より踏み込んだレースの話題で盛り上がりを見せていた。4選手が今シーズンにかける思いを語る中、坂東代表も「ファンが観て楽しいレース、もう一度観てみたいと思えるレース作りをしていきます」と締めくくった。また、ブースにはSUPER GTオフィシャルショップもあり、定番のオフィシャルグッズのほか、新商品も開幕戦に先駆け発売されている。

 

 

 

 

 

 

 なお、今年は会場内2ヵ所でSUPER GTの特設フォトポイントが登場。インテックスプラザに2020 GT500 新型車両バージョン、そしてSUPER GTブースでは2019シリーズ チャンピオン車両バージョンを設置しているので、ぜひこの機会に撮影を!

 

 

 

 

 

 「大阪オートメッセ2020」の会場でのイベントは、いつものサーキットとは異なる雰囲気の中、SUPER GTの魅力が味わえる絶好の機会。16日(日曜)までの期間中、会場へと出かけてみては? 入場料、会場へのアクセス、イベント予定などの詳しい情報は、大阪オートメッセ公式ウェブサイト<http://www.automesse.jp/>にてご確認を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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