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Race Report
2020.07.18
Race Day Report : 第1戦 練習日レポート Part1

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お待たせいたしました! SUPER GT、開幕です!!

 

 

おはようございます。
SUPER GTファンのみなさま、いかがお過ごしでしたか?
長らくご無沙汰をしておりましたが、ようやく2020年のSUPER GTが開幕を迎えました!
7月に入ってから日本全国で梅雨前線が停滞し、不安定な雨模様が続いており、開幕戦の舞台、富士スピードウェイもあいにくの天候となっています。
とはいえ、集合写真の撮影が、昨日の午後に行われました。

 

GT500クラスに参戦する各メーカーの代表車3台を先頭に、ずらーりと並んだ総勢44台のSUPER GT車両。美しく整列した車両の様子は圧巻ですね。撮影はクレーンを使って行われるなど、異なるアングルからのショットも!

 

 

 

 

 

いかがでしょうか? SUPER GTファンのみなさま同様、コース上の44台も戦いを待ちわびていることでしょう。どのようなシーズンオープニングになるのか、乞うご期待!

 

 

 

 

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ここにも“新しい日常”が

 

 

開幕戦では土曜日の午前中に車検を順次実施、併せてタイヤマーキングの作業が行われました。これまでのタイムテーブルとは異なる流れでもあります。モータースポーツイベントにも“新しい日常”が次々と導入されていますね。

 

当然のことながら、チームスタッフの皆さんは全員マスクを着用。チームオリジナルのマスクを高確率で目にすることができましたよ。

 

 

 

 

 

この他、タイヤマーキングや救出訓練なども行われたのですが、これまでと同じ風景の中にちょっとした変化も目にすることも事実ですが、作業の様子を目にすると、「いよいよ始まる!」と気持ちが徐々に高揚するのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

  

 

 

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【The Voice】
待ちわびたシーズン開幕、ドライバーの心境は?

 

 

今シーズンからGT500クラスでの新たな挑戦を迎えるルーキードライバーたち。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてレース開幕が延期となったため、およそ3ヶ月遅れのデビューレースを迎えることになる。長かった自粛期間を経てようやくスタートを切る彼らに“STAY HOME”中のこと、そして挑む今シーズンについて語ってもらった。まずはサッシャ・フェネストラズ選手から。

 

 

 

 

サッシャ・フェネストラズ(No.36 au TOM’S GR Supra)

 

・待望のGT500デビュー
昨年、初めてとなるGTカーでのレースシーズンがとてもうまく行って、学ぶこともたくさんありました。GT500にステップアップする今シーズンは、僕にとってとても大きなチャレンジ。プロドライバーとしての初年度にもなるのでとてもワクワクしています。幸い、これまでのテストもうまくいっているし、とても充実しています。一方、新たな挑戦の中で一番課題となるのはおそらくコース上の渋滞をしっかりマネージメントすることでしょうね。

 

・新型コロナウイルスの影響
新型コロナウィルス感染拡大の影響もあって、多くのことが変更を余儀なくされ、難しい状況におかれることになりましたね。長い間、家族や親しい人たちとも会えなくなり、つらかったです。もう7ヶ月以上会ってませんが、状況が改善したらまた日本に来てくれるでしょう。

 

一方、レースは3ヶ月も開幕戦が伸びてしまったので、モチベーションをキープし続けることがとても難しかったですね。でも“ステイホーム”をする中でまずは自身のベストをつくそうと考え、フィジカルトレーニングをやったり、シミュレーターを使ったり、過去のSUPER GTのレース映像を見るなどして過ごしていました。プライベートでは、日本語を習い始めたんです。日本語が好きで勉強したかったので、週に3回レッスンを受けています。それからウィンドサーフィンもやり始めました。

 

・所属はトムス。コンビを組むのは関口雄飛選手です
SUPER GTにおけるベストチームのひとつだと思うので、そのチームでGT500デビューできることはとても誇らしいですね。チームと初めて仕事をしたときもスタッフのみんながとてもプロフェッショナルだと感じたし、その雰囲気がどことなくヨーロッパ的だとも思いました。パートナーのユウヒ(関口雄飛)は参戦ドライバーの中でも速さがあって選手権での経験値も高い。なので彼からたくさんのことが学べるだろうし、彼の人柄もすごくステキだと思ってます。

 

・無観客試合となる開幕戦だが
テストでGT500車両をドライブし、去年乗っていたGT300との大きな違いを体感しました。初めて乗ったときは、2年前にテストをしたDTM車両と似たフィーリングだと思ったのですが、それ以上にGT500車両のダウンフォース、パワーの素晴らしさに触れ、ドライブするのがとても楽しかったですね。

 

ようやく開幕戦を迎える中、お客さんが来場できないことや、現地で声援を受けられないことは残念なのですが、色々な状況を考えるとこれが最善なのかとも思います。ファンの皆さんにはいつも熱心に応援してくれていることをとてもありがたく思っています。直接見てもらえない開幕戦ですが、僕の初レースを応援してほしいし、いい週末にしたいと思っています。今シーズンの目標などはまだレースをしていないのではっきりしないですが、まずはベストを尽くしてがんばります!

 

 

 

 

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