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2020 AUTOBACS SUPER GT第1戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』の公式予選が7月19日（日）、静岡県の富士スピードウェイで行われた。GT500クラスはNo.37 KeePer TOM'S GR Supra（平川亮／ニック・キャシディ）が、GT300クラスはNo.65 LEON PYRAMID AMG（蒲生尚弥／菅波冬悟）が、ポールポジションとなった。決勝レースは、本日午後3時にスタートする。
□公式予選 天候：曇り ｜ コース：ドライ ｜ 気温／路面温度 Q1開始24℃／29℃、Q2開始24℃／34℃、Q2終了24℃／34℃（GT300のもの）
今大会は従来とは異なるスケジュールで、昨日の土曜に公式練習、そして今日の日曜の午前9時30分から公式予選、午後3時に決勝レース（66周）というスケジュールだ。
GT300クラスのQ1では組分けが採用され、29台の参戦マシンは14台のA組、15台のB組に分かれて（組分け表はこちら）タイムアタックを行った。サーキットの上空は心配された雨はなく、雲は多いが晴れ間も見える。コース上で濡れている部分があったためウエット宣言（レインタイヤ使用可）が出されたものの、レコードライン上はほぼドライでQ1が始まった。
午前9時30分にコースインしたQ1のA組。今回は天候や路面状況に不安があったためか、Q1にエース格のドライバーを投入するチームが多いようだ。このなか、積極的にアタックを展開していったのはNo.9 PACIFIC NAC D'station Vantage GT3（藤井誠暢）。4周目に1分38秒430をマークすると、翌周には1分37秒812に伸ばす。これに迫ったのは、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT（山内英輝）。こちらも1分38秒070にタイムを伸ばしていくが、気温も上がっているせいかなかなかタイムが伸びていかない。
そしてQ1A組のチェッカーが出るが、ここで1分37秒401というタイムをマークしたのはNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R（ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ）。さらにNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORTが1分37秒497に上げ、2番手に飛び込み、さらにNo.10 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R（石川京侍）がこれを上回る。
最終的に、A組はNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rがトップタイムで通過。No.10 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-Rが2番手、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTが3番手、No.9 PACIFIC NAC D'station Vantage GT3が4番手、チェッカーとともにタイムを上げた公式練習首位のNo.2 シンティアム・アップル・ロータス（柳田真孝）が5番手となった。
一方、2019年チャンピオンのNo.55 ARTA NSX GT3（高木真一）が11番手、3回のチャンピオンであるNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG（片岡龍也）が9番手とQ1突破ならず。波乱の幕開けとなった。
続いて午前9時48分にQ1のB組がスタート。先のA組よりも路面状況は良好で、各車が念入りにタイヤを温めてアタックを開始する。残り5分で、No.50 ARNAGE AMG GT3（山下亮生）がGR Supraコーナーでストップするも無事に再走。また、残り3分ではNo.65 LEON PYRAMID AMG（菅波冬悟）がコカコーラ・コーナーでハーフスピンを喫するなど、まだ滑りやすいところを感じさせた。
そんななか、3周目に1分36秒619と一気にタイムを伸ばしてきたのは、No.11 GAINER TANAX GT-R（安田裕信）。翌周には1分36秒581までタイムを縮め、トップでQ2進出を果たしてみせた。これにルーキーの川合孝汰がドライブするNo.52 埼玉トヨペット GB GR Supra GT、No.5 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号（坂口夏月）が続く。
チェッカーとともにNo.65 LEON PYRAMID AMG（菅波冬悟）が1分36秒648までタイムを縮め、2番手に飛び込んだ。3番手にはNo.5 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号（坂口夏月）、4番手にNo.52 埼玉トヨペット GB GR Supra GT（川合孝汰）、5番手にNo.31 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT（中山友貴）という結果となった。
GT500クラスの公式予選Q1をはさみ、午前10時23分にスタートしたGT300クラスのQ2。晴れ間も広がり、各車が続々とコースインしてく。各車とも4、5周目にアタックを展開していくが、まずはNo.11 GAINER TANAX GT-R（平中克幸）が1分36秒297を記録。No.52 埼玉トヨペット GB GR Supra GT（吉田広樹）が続いていく。
しかし、チェッカー間際に1分36秒236でトップタイムを塗り替えたのは、No.65 LEON PYRAMID AMG（蒲生尚弥）。これで2020年開幕戦富士のポールポジションを決めてみせた。
2番手はNo.11 GAINER TANAX GT-R（平中克幸）、同じくチェッカー間際に1分36秒399にタイムを上げたNo.2 シンティアム・アップル・ロータス（加藤寛規）が3番手につけた。No.52 埼玉トヨペット GB GR Supra GT（吉田広樹）は4番手からGR Supraのデビュー戦に挑むことに。5番手にはNo.31 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT（嵯峨宏紀）がつけた。
| 4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
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5/03-04 | Round2 FUJI |
| 6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
| 8/03-04 | Round4 FUJI | |
| 8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
| 9/21-22 | Round6 SUGO | |
| 10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
| 11/02-03 | Round8 MOTEGI |