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2020 AUTOBACS SUPER GT第3戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE』の公式予選が8月22日（土）、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。GT500クラスはNo.64 Modulo NSX-GT（伊沢拓也／大津弘樹）の伊沢が13年になるGT500キャリアで初となるポールポジション（予選1位）を獲得。GT300クラスはNo.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT（嵯峨宏紀／中山友貴）の嵯峨が獲得した。この2台は明日午後1時にスタートする決勝レースで、それぞれの隊列の先頭からスタートする。
□公式予選 天候：晴れ ｜ コース：ドライ ｜ 気温／路面温度 Q1開始33℃／53℃、Q2開始34℃／49℃、Q2終了34℃／48℃（GT300のもの）
富士スピードウェイでの2戦を終え、SUPER GTは舞台を鈴鹿サーキットに移して第3戦となった。今大会も新型コロナウイルスの厳重な感染拡大防止策をとり、無観客開催で行われている。
GT300クラスは、第2戦と同様に公式予選Q1がA組、B組と15台ずつに分かれて行なわれる。所定の午後2時30分にQ1のA組がスタート。Q1開始直前で気温は33℃、路面温度53℃という状況で、10分間のタイムトライアルだ。まずはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT（井口卓人）が1分59秒921というタイムを記録すると、続々とタイムが更新されていく。
そして、ただ1台1分58秒台をマークしたのはNo.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの中山友貴。1分58秒621でトップに立つ。2、3番手にはNo.18 UPGARAGE NSX GT3（小林崇志）が、No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R（藤波清斗）と続いた。
一方で、前戦富士で決勝2位、鈴鹿では毎年のように表彰台争いを展開する61号車だが、8番手のNo.55 ARTA NSX GT3（高木真一）に0.067秒及ばずの9番手でQ2進出ならず。また、とても本来の走りには見えず不調に苦しむNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG（谷口信輝）も10番手と、ここで予選を終えた。
続いて行われたQ1のB組では、気温は34℃、路面温度は52℃まで上昇する。まずは今季初参戦チームのNo.244 たかのこの湯 RC F GT3のルーキー三宅淳詞が1分58秒959までタイムを上げて、なんとトップに。だが、他のマシンも1分59台までタイムを上げていく。
そしてB組をトップで通過したのは、1分58秒911をマークしたNo.11 GAINER TANAX GT-R（安田裕信）。244号車もトップこそ譲ったが、2番手でQ1B組を終了。3番手タイムはNo.360 RUNUP RIVAUX GT-R（柴田優作）だったが、アタック中に走路外走行があったとして、このベストタイムが抹消。セカンドベストで12番手とQ1敗退。繰り上がりで、No.34 Modulo KENWOOD NSX GT3（道上龍）が3番手となった。
GT500クラスの公式予選Q1をはさみ、定刻の午後3時23分にスタートしたGT300クラスのQ2。ポールポジションを狙う走行時間は10分間だ。ここでもNo.244 たかのこの湯 RC F GT3の久保凜太郎が1分58秒889で、まずはトップに立つ。そして、No.55 ARTA NSX GT3（大湯都史樹）が1分58秒430を出して最上位を奪うなど、相次いで1分58秒台が記録されていく。
この中で1分58秒189までタイムを縮めてトップに上がってきたのは、No.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの嵯峨宏紀。さらに残り1分になると、No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R（ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ）が1分58秒053でトップタイムを更新する。これでチームにとって2019年第2戦富士以来のポールポジションかと思われた。だが、デ・オリベイラのGT-Rはスプーンカーブで走路外を走ったのが、場内モニターでも流れた。これでベストタイム抹消のペナルティとなり、ポールポジションは幻に。
結局、No.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT（嵯峨宏紀／中山友貴）がポールポジション。嵯峨にとっては2015年最終戦もてぎ以来3回目のクラスポールとなった。TOYOTA PRIUSとしては6回目、2019年にGR SPORT PRIUS PHVになってからは初のポールポジションだ。
予選2位にはNo.55 ARTA NSX GT3（高木真一／大湯都史樹）。走路外走行でベストタイム取り消しの可能性から、連続アタックで出したセカンドベストで、No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが辛くも同3位に。同4位はNo.244 たかのこの湯 RC F GT3（久保凜太郎／三宅淳詞）が続き、同5、6位にはランキング首位のNo.52 埼玉トヨペット GB GR Supra GT（吉田広樹／川合孝汰）、No.10 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R（平中克幸／安田裕信）が入った。
| 4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
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5/03-04 | Round2 FUJI |
| 6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
| 8/03-04 | Round4 FUJI | |
| 8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
| 9/21-22 | Round6 SUGO | |
| 10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
| 11/02-03 | Round8 MOTEGI |