1月18日、日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)は、2021年のSUPER GTでGT500クラスに参戦する日産系チームのドライバーを発表した。車両名、使用タイヤについての発表はなかった。なお、日産/NISMOの「2021年モータースポーツ活動計画」は、後日改めて発表される。
今季もGT500クラス参戦の日産系チームは4チーム、4台となる。昨年2勝を挙げた23号車、NISMOは今季も松田次生/ロニー・クインタレッリ、鈴木豊監督の2014、15年連覇の体制で変わらず。昨年も最終戦まで争いながら逃したGT500クラスのタイトル奪還に挑んでいく。
3号車のNDDP RACING with B-MAXも、平手晃平/千代勝正と田中利和監督の体制を維持して、2021年のシーズンに臨む。
星野一義監督率いるTEAM IMPULの12号車は、昨季加入の平峰一貴をファーストドライバーに据える。そして平峰と組むのは、FIA F2等のフォーミュラレースで活躍してきた松下信治。昨年の第7戦と第8戦にはGT300クラスの55号車を急遽ドライブした松下。この第7戦がSUPER GTの初参戦だったが、今季はGT500クラスへの初挑戦となる。アスリートとして最盛期といえる27歳が、フォーミュラレースの経験を活かしてNISSAN GT-R NISMO GT500をいかに操るか、注目される。
24号車のKONDO RACINGは高星明誠がファーストドライバーとなり、昨年まで12号車で活躍した佐々木大樹が移籍する。佐々木は2014年にKONDO RACINGでGT500クラスに初参戦し、4シーズンで3勝の活躍をみせた。今季は古巣に戻り、再び近藤真彦監督と共に勝利を挙げ、そして悲願のGT500制覇をと期待が掛かる。
また2021シーズンの日産系4チームをまとめる総監督は、引き続きNISMOの村松基宏COOが務める。
この発表に際し、NISMOの片桐隆夫社長兼CEOは「いよいよ明日(1月19日)からSUPER GTの2021年シーズンに向けたテストが始まります。私たちは現在NISSAN GT-R NISMO GT500の競争力をさらに高める準備と開発を進めています。そして、今シーズンもファンの皆様にGT-Rならではのワクワクするレースをお見せすべく、監督、ドライバー、チーム員、そして開発陣をはじめとするNISMOの全社員が全力を尽くします。今シーズンも変わらぬ応援をお願いいたします」と今季に向けて抱負を語っている。
GT500
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No.
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チーム名
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監督
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ドライバー
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3 | NDDP RACING with B-MAX | 田中 利和 | 平手 晃平 千代 勝正 |
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12 | TEAM IMPUL | 星野 一義 | 平峰 一貴 松下 信治 |
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23 | NISMO | 鈴木 豊 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ |
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24 | KONDO RACING | 近藤 真彦 | 高星 明誠 佐々木 大樹 |
■日産/ニスモ 2021年SUPER GT GT500クラスのドライバー体制 ニュースリリース
https://www.nismo.co.jp/news_list/2020/motorsports_news/21001.html
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