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2021.01.22
TOYOTA GAZOO Racingが今季の体制を発表:2019王者コンビが14号車で復活!TOM'Sは関口/坪井、平川/フェネストラズ組に

TOYOTA GAZOO Racingが今季の体制を発表:2019王者コンビが14号車で復活!TOM'Sは関口/坪井、平川/フェネストラズ組にの画像

 1月22日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、2021年のSUPER GTに参戦するチームとドライバー体制を発表した。

 

 GT500クラスは今シーズンも株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)を通じて6チームを支援し、6台のTOYOTA GR Supra GT500を参戦させる。発表リリースでは「ドライバーとチーム一丸となってチャンピオン奪還を目指します」と、今季の目標を掲げている。

 各チームの体制だが、昨季登場した14号車は新たなパートナー企業を得て「TGR TEAM ENEOS ROOKIE」、車両名は「ENEOS X PRIME GR Supra」となった。なお“ENEOS”ブランドは、2015年以来の復帰となる。エースは引き続き大嶋和也が務め、パートナーには山下健太が新たに加わった。昨年はWECを中心に活動した山下は、GT500クラスには3戦のみのスポット参戦だったが最終戦ではポールポジション獲得と、その速さは折紙付き。2019年のドライバーズタイトルを獲得したコンビが復活して、再び王座を狙うこととなった。
 19号車のTGR TEAM WedsSport BANDOHは、国本雄資/宮田莉朋と昨年の体制を堅持。昨年、予選3位を2回獲得した速さを決勝に繋げて、表彰台の頂点を目指す。

 TEAM TOM'Sは今季も2チーム体制となる。36号車のTGR TEAM au TOM'Sは、エースが関口雄飛と変わらす。パートナーには昨季14号車で活躍した坪井翔を招聘。坪井はドライバーとして上り調子の25歳、速さが自慢の新コンビで、36号車として2009年以来となるタイトル獲得を狙う。
 昨季は最終戦のゴール目前でタイトルを逃した37号車のTGR TEAM KeePer TOM'S。雪辱を期すエースの平川亮のパートナーには、サッシャ・フェネストラズが抜擢された。昨季はGT500の1年目ながら36号車で目覚ましい走りをみせた21歳。TOM'Sの一員として互いをよく知るだけに、新コンビでタイトル奪還を目指す。

 38号車のTGR TEAM ZENT CERUMOは7シーズン目を迎える立川祐路/石浦宏明の不動のコンビ。立川は先代スープラ同様GR Supraでもタイトルを狙う。そして、石浦はまだ手にしていないGT500タイトルを目指し、力強い走りを見せてくれそうだ。
 そして、39号車のTGR TEAM SARDもドライバーは昨年同様、ヘイキ・コバライネン/中山雄一。昨年、一昨年と確実に勝利を挙げてきた3年目のコンビで、2016年以来となる2度目の戴冠を目指す。
 なお、タイヤの供給メーカーは6チームとも昨季と変わらず。今回の発表では、チーム監督の名前は示されなかった。

 

GT500
No.
チーム名
車両名
ドライバー
タイヤ
14 TGR TEAM ENEOS ROOKIE ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋 和也
山下 健太
BS
19 TGR TEAM WedsSport BANDOH WedsSport ADVAN GR Supra 国本 雄資
宮田 莉朋
YH
36 TGR TEAM au TOM'S au TOM'S GR Supra 関口 雄飛
坪井 翔
BS
37 TGR TEAM KeePer TOM'S KeePer TOM'S GR Supra 平川 亮
サッシャ・フェネストラズ
BS
38 TGR TEAM ZENT CERUMO ZENT CERUMO GR Supra 立川 祐路
石浦 宏明
BS
39 TGR TEAM SARD DENSO KOBELCO SARD GR Supra ヘイキ・コバライネン
中山 雄一
BS

・タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ

 

 

 GT300クラスには、TOYOTAのプリウスPHVが2台とGR Supra GTが3台、そしてLEXUS RC F GT3が2台参戦する。なお、35号車の詳細は後日の発表となった。
 aprは今季も2台のTOYOTA プリウスPHVで、30号車が永井宏明/織戸学でヨコハマタイヤ、31号車が嵯峨宏紀/中山友貴でブリヂストンタイヤを使用と変更は無い。昨季TOYOTA GR Supraのデビューイヤーで2勝と躍進した52号車も吉田広樹/川合孝汰と体制を継続。
 そして60号車は吉本大樹/河野駿佑とドライバーはそのままだが、今季は車両がGR Supra GT、タイヤがダンロップとなった。96号車は昨季と変わらずRC F GT3を使用し、新田守男/阪口晴南のコンビを継続。2年目を迎える244号車は車両をGR Supra GTにスイッチし、三宅淳詞/堤優威で挑むこととなる。

 

GT300
No.
チーム名
車両名
ドライバー
タイヤ
30 apr TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 永井 宏明
織戸 学
YH
31 apr TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 嵯峨 宏紀
中山 友貴
BS
35 未定 未定 未定
未定
YH
52 Saitama Toyopet Green Brave 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 吉田 広樹
川合 孝汰
BS
60 LM corsa SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹
河野 駿佑
DL
96 K-tunes Racing K-tunes RC F GT3 新田 守男
阪口 晴南
DL
244 Max Racing たかのこの湯 GR Supra GT 三宅 淳詞
堤 優威
YH

・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/YH:ヨコハマ

 

TOYOTA GAZOO Racing、2021年のSUPER GTに参戦するドライバーを発表 ニュースリリース
https://toyotagazooracing.com/jp/pressrelease/2021/0122-01.html
 

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