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2021.04.06
ピエール北川の『サーキットガイド2021:第1戦 岡山国際サーキット』

ピエール北川の『サーキットガイド2021:第1戦 岡山国際サーキット』の画像

公式アナウンサーのピエール北川が語るSUPER GT開催コース
開幕戦『たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE』 岡山国際サーキット

 

「2年ぶりの岡山! いたるところで抜きつ抜かれつの大混戦で常に緊張するコースです」

 みなさま、お久しぶりです。ピエール北川です!
 いよいよ2021年のAUTOBACS SUPER GTがスタートです。今回は2年ぶりの開催となる2021 AUTOBACS SUPER GT Round1『たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE』の舞台、岡山国際サーキットをご紹介しましょう。
 サーキットのある岡山県美作市は県の東部に位置し、有名な「湯郷温泉」から車で30分ほど。大阪からも広島からも、大体2時間半くらいでアクセスできるでしょうか。
 1990年代にはF1も開催され、その当時人気絶頂だったアイルトン・セナ選手が出したコースレコードは今も破られていません。現在はSUPER GTが年間で最大のレースイベントといって良いでしょう。
 コースの距離やレイアウトは国内サーキットの中でもコンパクトな方で、GT500クラスとGT300クラス合わせて44台が一度に走ると、コース上いたるところで抜きつ抜かれつの大混戦!? 観ているほうは楽しいですが、ドライバーは接触しないよう常に緊張を強いられる過酷なコースです。
 そして、開幕戦ではサクセスウェイト(昨年までのウェイトハンディ)もありませんから、マシンのポテンシャル100%でガチンコ対決! 予選から決勝まで全力で戦うという熱い走りは見逃せませんよ!!

 というわけで、まずは岡山国際サーキットのコースデータと、SUPER GTの戦績データをおさらいです。

 

 

 

 

岡山国際サーキット・データ集

コースデータ
コース全長 3,703m
コース幅 12〜15m
高低差 29m
コースレコード
GT500
1'16.602 ロニー・クインタレッリ/No.23 MOTUL AUTECH GT-R 2019年 第1戦予選Q2(4月13日)
GT300
1'24.889 福住 仁嶺/No.55 ARTA NSX GT3 2019年 第1戦予選Q2(4月13日)
2019年優勝(2020年は開催なし)
GT500 No.8 ARTA NSX-GT 野尻 智紀/伊沢 拓也
GT300 No.96 K-tunes RC F GT3 新田 守男/阪口 晴南
2019年ポールポジション(2020年は開催なし)
GT500 ロニー・クインタレッリ/No.23 MOTUL AUTECH GT-R 1'16.602(※)
GT300 福住 仁嶺/No.55 ARTA NSX GT3 1'24.889(※)

※コースレコード

 

 

岡山大会公式戦全21戦のデータ(TIサーキット英田時代含む)

優勝回数
ドライバー
(今大会参戦予定ドライバーのみ)
GT500:松田次生(3勝)
GT300:新田守男(4勝)
GT500 メーカー別 ホンダ:9勝(NSX:7勝、HSV-010GT:2勝)
トヨタ/レクサス:7勝(LC500:1勝、RC F:2勝、SC430:1勝、スープラ:3勝)
日産:5勝(GT-R:4勝、フェアレディZ:1勝)
GT300 最多勝車種 トヨタMR-S(3勝)
ポールポジション回数
ドライバー
(今大会参戦予定ドライバーのみ)
GT500:立川祐路(3回)
GT300:新田守男(4回)
GT500 メーカー別 ホンダ:9回(NSX:7回、HSV-010GT:2回)
トヨタ/レクサス:6回(RC F:3回、SC430:2回、スープラ:1回)
日産:6回(GT-R:4回、フェアレディZ:2回)
GT300 最多ポールポジション車種 日産シルビア、トヨタMR-S、ポルシェGT3R、NSX(GT3含む)(2回)

 

 

 

観戦ポイント


ピエール北川の “オススメ” 観戦ポイント!

 

 

メインストレート [Main Stretch]
 

スタートでは44台のGTマシンが一気に駆け抜け、レース中はピットワークも望め、もちろん感動のゴールシーンも。定番の観戦ポイントです。

 

 
第1コーナー [First Cornar]
 

パッシング(追い抜き)ポイントで、特に各車が接近しているスタートから数周は見逃せません。バトルの多いスリリングな場所です。

 
ウイリアムズコーナー [Williams Corner]
 


 
ピエールのオススメ!
ピエールのオススメ

ここはスタンド席も充実しています。スタート直後の興奮や、オーバーテイクシーンも沢山味わえる第1コーナーはもちろん、ドライバーのテクニックやマシンの仕上がりがよくわかる高速コーナーのウイリアムズコーナーはツウ好みのポイントでもあります。さらにこちらのスタンド席はコースの向こうにリボルバー&パイパーコーナーもしっかり見えちゃうお得な場所。ここを陣取れば2つもオイシイところを味わえちゃうので、オススメですよー。

 
モスエス [Moss "S"]
 

高速でクイックに曲がる、いわゆるS字コーナーです。マシンの特性やドライバーの個性によってハンドリングやライン取りの違いを見ることができます。

 
ヘアピンコーナー [Hairpin Corner]
 

ここもパッシングポイント。最高速が記録されるバックストレートを抜け、フルブレーキングで突入する迫力のあるコーナーです。

 
ホッブスコーナー [Hobbs Corner]
 

レッドマンコーナーと併せて、ドライバーたちは「ダブル・ヘアピン」と呼んでいます。前後のライン取りがマシンやドライバーによって違い、時にパッシングも起こります。

 
マイクナイトコーナー [Mike Knight Corner]
 

ピエールのオススメ!
ピエールのオススメ

ここは岡山国際サーキットで一番速く、痺れるコーナリングを見られる場所! 予選Q2ではGT500マシンが信じられないコーナリングスピードを見せてくれるでしょう。岡山では初レースになるTOYOTA GR Supra GT500や、フロントエンジンになったHonda NSX-GTがどんなコーナリングを見せるか? 僕も興味津々です! 決勝レースではピットへのエントリー(進入)が始まるところでもあるので、入るチーム、まだのチームとピット戦略の違いをいち早く掴めるのも楽しいと思います!

 

 

 

サーキットアクセス

○所在地

〒701-2612 岡山県美作市滝宮1210
TEL.0868-74-3311

 

○高速道

・山陽自動車道
 備前I.Cより約25km(車で約30分)
 和気I.Cより約25km (車で約30分)

・中国自動車道
 美作I.Cより約25km(車で約30分)
 作東ICより約10km(車で約20分)

 

○空港

 岡山空港より車で約60分

 

○電車・バス

・山陽新幹線
 JR岡山駅下車 > 宇野バス[湯郷温泉、林野駅行き] > 福本下車(約60分) > タクシー(約20分)

・山陽本線
 JR吉永駅下車、車で約20分

 

岡山国際サーキット(http://www.okayama-international-circuit.jp)

 

 

第1戦 岡山:チケットのご案内

第1戦 岡山:エントリーリスト

第1戦 岡山:レーススケジュール

第1戦 岡山:GT300 Q1組分け

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