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Race Report
2021.04.10
Rd.1 岡山 ポールポジション記者会見

Rd.1 岡山 ポールポジション記者会見の画像

第1戦 岡山国際サーキット:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.37 KeePer TOM'S GR Supra

 

平川 亮

「たくさんの人たちのおかげで力を発揮することができた」

 オフシーズン中のテストのときからクルマのセットアップをいろいろ試させてもらってきましたが、それが今日のQ1で最終的に実になったという感じです。自分もいろいろと考えましたし、チームもがんばってくれました。そうしたたくさんの人たちのおかげで、今日の予選で力を発揮することができました。

 岡山でSUPER GTのレースをするのは2年ぶりなので楽しみですし、その上に予選で良い結果が出たので2倍うれしいですね。阪口(晴南)選手もテストのときから速さを見せていたので、Q2も何事もなければポールポジションはいけると思っていました。テストのときから、どうすればタイムが出るかを考えてきていたので、それがうまくハマって良かったです。

 去年も開幕戦(富士)はポール・トゥ・ウインでしたが、新型コロナのために無観客だったので、お客さんがいなくて寂しい思いをしました。依然として制限はあるものの今年の開幕戦、それも岡山でお客さんの前でレースができて、それもポールポジションからのスタートになるのでうれしいですね。岡山はコースと観戦スタンドの距離が近いコースなので、ドライバーとしてはお客さんの存在を感じることができてモチベーションが上がります。サーキットに来られる観客の皆さんには、SUPER GTのレーシングカーの迫力を大いに感じていただきたいと思います。

 

阪口晴南

「このポールポジションに達成感を覚えている」

 まず、新型コロナ禍のために来日できないサッシャ・フェネストラズ選手の代役に僕を起用してくれたTEAM TOM'Sと、僕がGT500クラスに出場することを承諾してくださった僕の本来の所属チームであるK-tunes Racingの両チームに感謝を申し上げます。3月の岡山と富士の公式テストでは僕のために走行の機会をたくさん与えてもらえて、おかげでGT500の経験が少ないながらも自分のコントロールの中にGT500のマシンを置くことができるようになりました。今日もなるべく自分で考えて走って、チームに何らかフィードバックしていけるようにと思っていたのですが、Q1を平川(亮)選手がトップで終えられたので、一気に緊張が高まりました(苦笑)。これまでの自分のレース経験でも結果をどうしても残さなければならない場面が何度もあって、その都度がんばってきましたが、今日も何とか結果を出すことができて自信になりました。GT500でポールポジションを獲ることはレーシングドライバーとしての目標のひとつでもあったので、はしゃぐというより“達成感を覚えている”という感じです。

 岡山でSUPER GTのレースに出るのは今回で2回目になるのですが、前回の2019年大会では僕が担当した第2スティントを迎えることなく終わった(強雨で途中終了)ので、岡山では決勝レースを走ったことはないんです。それが今回はクラスがGT500で、しかもポールポジションからスタートするレースになるので、どこか不思議な気持ちもありますが、この予選ポジションを最後まで守れるようにがんばります。

 

 

 

 

 

GT300 Class

No.11 GAINER TANAX GT-R

 

平中克幸

「自分たちの努力が実った結果なのでうれしい」

 GT300クラスでもオフシーズン中のタイヤテストの規制が強まっており、サーキットのスポーツ走行の機会を生かしてダンロップさんといろいろ試してきていました。でも今日の自分たちのパフォーマンスでは、予選でトップを獲れるほどではないと思っていました。それが、それがポールポジションという結果になって、これまでの自分たちの努力が実ったわけなので、うれしいです。ただし、今日はまだ予選で、肝心なのはレース。ですから、明日の決勝はしっかり戦いたいと思います。

 新型コロナウイルス感染症がまだまだ収まらない中ですので、『本当は現地へ応援に行きたいけれど、自粛します』という声をSNSで見かけました。そうした、サーキットまで来たいけれど”来られない”、“来るのを控えられている”というファンの方々というのもまだまだたくさんいらっしゃると思いますから、テレビやネットなどで見るしかないそうした方々にも楽しんでいただける熱いレースをお見せしたいです。

 

安田裕信

「GR Supra勢が速いが最後は勝てるようにがんばる」

 僕が担当したQ1では、これまでにやったことがないことを僕のリクエストで試してみたんです。でも、それが失敗だったもので、Q1を走りながら『どうしようかな!?』と思っていました。それでも何とかQ1は通過できたので、そのあたりのことをフィードバックしてQ2を平中(克幸)選手に行ってもらったんですけど、すごく良いアタックをしてくれて、僕としても感謝したいくらい速かったですね。

 去年はSUPER GTで岡山を走ることがなかったので、3月の公式テストでは「久しぶりだなぁ」と感じたんですけど、今日はもういつものレースモードでした。ただ、去年7月の開幕戦では無観客でしたけど、今回は制限付きながらもサーキットにお客さんがいらっしゃるということで、ドライバーとして気持ちは全然違いますね。それも明日はポールポジションからレースを始められる。GR Supra勢が速いであろうことは分かっているので、逃げることは難しいと思うんですけど、それでも最後は勝てるようにがんばります。

 

 

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