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2021.05.04
The Voice_03:決勝上位コメント/GT500

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【The Voice_03】
決勝上位コメント/GT500

 

 

 

 

2位/No.14 ENEOS X PRIME GR Supra

 

大嶋和也
目の前に優勝があったので、本当は2連勝したかった

 

「僕のスティントはタイヤが全然グリップしなくてめげそうになりながら走っていたんですけど、同じタイヤを選んでいるトヨタ勢はみんな同じ状況だと聞いて、必死に頑張りました。3スティント目は違うタイヤを選んだんですけど、それがコンディションに合っていたのかタイムも戻ってきたし、いいペースで追い上げていたので、結果だけ見れば、予想よりもいいというか……当然、勝ちにはきていたんですけど、スタートしてみたら思いのほか(サクセス)ウェイトも効いているし、NSXも速かったので、ウェイトのことを考えれば最高のレースだったのかなと。とはいえ、目の前に優勝があったので、本当は2連勝したかったですけどね。次の鈴鹿はウェイトとか(燃料)リストリクターが厳しいと思うので優勝争いに絡むのは難しいと思いますけど、クルマが決まれば、どちらも補えると思うのでミスなく仕事をしていきたい。(優勝→2位と大量ポイントを獲れているので)この先もうまく戦っていければチャンピオンも見えてくると思うので、ここから先はノーミスで、ノーポイントということがないように戦っていきたいと思います」

 

山下健太
自力で抜くには厳しかった

 

「前半スティントは選んでいたタイヤもコンディションに合ってて良かったので、追い上げのレースができました。3位まで上がって、その後のスティントにも期待が持てるなって思ってました。ところが路気温が下がっていく中、第2スティントの大嶋(和也)先輩が違うタイヤで行ったんですが、それが今イチ良くなかったようで……。なので、自分が担当した第3スティントでまた違うタイヤを選びました。結果まぁまぁだったし、前の3台が争っていたこともあって、追いつくことができました。そのときは『前の3台全部抜いて勝ったらカッコいいなぁ』って思いましたけどね(笑)。ただ思ったよりも(タイヤが)ズルズルになってしまい、抜くまでの力はなかった。ストレートでは(サクセスウェイトの)40kgが効いてるのかもしれないですけど、ちょっと抜き切れなくて……。チャンスが来るのを待ってはいましたが、まぁでも自力で抜くには厳しかったですね。だからFCY後にいろいろあった(他車のトラブルやペナルティ等)のは、ある意味ラッキーだったかなと思います」

 

 

 

 

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3位/No.37 KeePer TOM’S GR Supra

 

平川 亮
うまく結果を出せたので、チームも喜んでいると思う

 

「第1スティントはかなり厳しかったですね。タイヤが合っていなかったのか、クルマのセッティングをミスったのか、全然前のクルマのペースについていけない状態で耐えるしかないっていう感じでした。第2スティントも同じタイヤだったんですが、やっぱりペースが悪くて……。最後(第3スティント)の僕のスティントでタイヤを変えていったら、なんかすごくフィーリングが良くなって。『これは全然追い上げられるぞ!』っていう雰囲気でした。結果的に最後は惜しかった(もう少しで優勝も狙えた)ですが、あそこまで行けたのは良かったです。結果としてタイヤの選択が大事だと思いました。タイヤを変えようって僕が言ったんです。第1スティントで走っていてフィーリングだとかタイヤの内圧とか温度とかを見てたら(装着していた)ハードだと微妙かな、っていう感じだったので。だから(第3スティントは)間違いなく『ソフトで勝負しよう』って思いました。今回、ほんと情けない第1スティントだったんです。で、第3スティントでタイヤが合って、前には(昨年の最終戦でバトルをした)1号車がいて、結果的には抜けたので……。最初に10秒以上差があったのを追い詰めた分、タイヤを使ってしまったんです。なので最後はちょっと余力が残ってなかったのは事実です。まぁでもレースで1号車を抜けたのは良かったと思います。チームには結構無理言ってセッティングも変えてもらったんです。文句ばっかり言って。でもそうやってうまく結果を出せたので、チームも喜んでいると思います」

 

 

 

 

阪口晴南
反省点も多く、自分的には悔しいスティントになってしまった

 

「自分のスティントはタイヤ選択含めてちょっと厳しいスティントになってしまって、ほかのスープラ勢も苦戦していると聞いたんですけど、そこの合わせ込みが足りなかったことと、自分もドライビングで改善できた部分もあるんじゃないかと思うので反省点も多く、自分的には悔しいスティントになってしまいました。ただ、ピットに入る前の10周くらいはペースを取り戻せたので、そこは良かったかなと思います。レース全体を見ると、平川選手が第1スティントの苦しいなかでも踏ん張ってくれて、第3スティントはタイヤを変えてガンガン追い上げるという素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたので非常に感謝しています。次の鈴鹿ももし(37号車に)乗れるのであれば、3位→3位で表彰台は獲得できているけど、勝てそうで勝てないレースが続いているので『次こそは勝つぞ!』という気持ちではいるんですが、いかんせん鈴鹿は他メーカーさんが速そうなので、ここから(ウェイトが)重たくなりますし、しっかりポイントを重ねて、チャンピオンに貢献できるようなレース運びができるように頑張っていきたいと思います」

 

 

 

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