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2021.05.04
The Voice_04:決勝上位コメント/GT300

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【The Voice_04】
決勝上位コメント/GT300

 

 

 

 

2位/No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

 

井口卓人
新型BRZへの理解度をもっと深めて次の戦いに挑みたい

 

「スタートから山内(英輝)選手がトップをキープした状態で走行してくれて、そのあとドライバー交代後は何台か前にいる状況になって……。前の車両には追いついているけれど、後ろからも追い上げられるというすごい難しい展開でした。自分の中でもいろいろトライをしながら走行をしていったんですが、ちょっと山内選手のスティントに対してあまりいい走りというか、いいタイムではなかったので、その分は後半が山内選手がすごく頑張ってくれたから表彰台に立てました。ただそれは自分の中では納得がいかない部分ですね。その部分を(改善するために)、新型BRZへの理解度をもっと深めて次の戦いに挑みたいと思います。新しくなったBRZに対して、タイヤ選択はじめ、いろいろトライしている状況の中、(優勝争いをした)60号車も同じようなことをやりながら、似たようなタイヤを使って戦っていると思うんです。そこで良し悪しが今回のレースで(自分たちに)出た部分も若干あるのかなとも思うので、そこをしっかり理解してチームと一緒に鈴鹿に向けていい状態で挑めるように精一杯頑張ります。どんどん速くなってくると思うので、ぜひ次に期待してください」

 

 

 

 

山内英輝
細かい部分の“ツメ”が足りていないということを感じた

 

「非常に悔しいレースでした。それしか言えないです。60号車は開幕戦の岡山で、いいコンディションの中でしっかり走って決勝中のクルマのセットアップを見られていたと思うので、そこの差が出てしまったのかなと思います(*注:61号車予選下位に沈み、ピットイン時の混乱で順位を落としている)。今回、(決勝を)走り出してみて自分たちのパフォーマンスはいいと思っていたんですが、燃料が満タンから減っていく途中の変化の確認だったり、そういう細かい部分の“ツメ”が足りていないということを感じました。テストでその確認できればよかったんですがロングランができていなかったので……そこが敗因だと思いますし、一歩、出遅れてしまったなと思っています。チームや家族、応援してくれているファンのみなさんのためにも、次の鈴鹿では情けないレースはしたくないので、しっかり結果で返せるように全力で頑張ります」

 

 

 

 

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3位/No.55 ARTA NSX GT3

 

高木真一
接近戦もできたし表彰台も取れたので、ここからがスタート

 

「2年前の500kmでも今回みたくGT300規定車両が速かったんですが、『今回はノーウェイトだからチャンスかな』って思ってたんです。でもまだGT300規定車両の速さが際立ってて……。でもまぁ『GT3の中では頑張ったな』って言って欲しいです(苦笑)。岡山のレースでは色々あったけど、(佐藤)蓮もようやくクルマに慣れて、自信を持って走れるようになったし。彼の予選の走りを見てもらえばわかるように、究極のタイムを出せるようになった。今回は、本人から『スタートをやりたい』って言われたんです。それなら経験することはもちろん、これからどんどんステップアップしていくことを考えても、早いタイミングでスタートを担当したり、色んな状況で走らせてあげたいなという思いました。当初は僕が2回行くしかないかなと思ってたんですが、今回でもう任せられる状態になりましたよね。一方、クルマのセットアップに関しては、予選は良かったけど決勝はまだちょっと課題が残っています。GT3だけに(レース戦略としての)タイヤ無交換は難しいし、その辺がGT3とGT300規定車両の差なんだろうと思います。でも、今回は接近戦もできたし表彰台も取れたので、ここからがスタート。この先もいい走りでチャンピオン争いにしっかり絡んでいきたいですね」

 

 

 

 

佐藤 蓮
優勝が見えていただけに本当に悔しい

 

「僕は第1スティントと第3スティントを担当したんですが、スタートでも抜かれてしまいましたし、スティント前半から中盤のガソリンが重たい時のセッティングが合わず、苦しかったです。第2スティントで高木さんがトップに出たんですけど、(自分に交代した)タイヤ交換直後のペースが厳しくて2台にいかれてしまいました。FCYが入ってタイヤが冷えたことでグリップが回復し、またペースを上げて追いついたんですけど、そこでオーバーテイクできなかったのは悔しかった。表彰台に上がれたことは良かったと思いますが、優勝が見えていただけに本当に悔しいですし、レース中のかけひきの部分でまだ足りない部分があるので、そこを改善していきたいと思います。次の鈴鹿はサクセスウェイトを積んで少し重くなりますが、確実にポイントを獲れるようにチームと協力しながらいろいろと煮詰めていきたいと思います」

 

 

 

 

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