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2021.07.17
Catch Up_02:No.7 荒 聖治

Catch Up_02:No.7 荒 聖治の画像

 

 

【Catch Up_02】
“世界を制した男”が久しぶりの本領発揮

 

 

2004年、世界3大レースのひとつであるル・マン24時間を制した“世界の荒”が久々に本領発揮。台数が多く、予選タイムも拮抗するGT300のQ1(B組)で圧倒的なタイム差でトップタイムをマーク、マシンから降りた直後の笑顔も印象的でした。今季がラストイヤーとなるM6 GT3(No.7 Studie PLUS BMW)で激戦のGT300を戦う荒 聖治選手の喜びの声をご紹介します。

 

誰よりも速く走れるって、やっぱり気持ちイイ

 

──失礼な言い方かもしれませんが、久しぶりに荒選手の素晴らしいパフォーマンスを見せていただきました。
荒:陰ながら頑張っているんですけどね、久々にパフォーマンスが出せました。誰よりも速く走れるって、やっぱり気持ちいいですね(笑)。そうやって速く走れた時は嬉しいですし、達成感や手応えもありました。実は、僕たちが使っているM6 GT3は今年で終わりなんです。BMWとしてはM4のGT3になっていくんですが、そんななかでM6もまだ終わっていないというか、高いパフォーマンスを持っていることを確認できましたし、ヨコハマさんが用意してくれたタイヤも非常にパフォーマンスが良くて、今日のコンディションにも合っていて、みなさんのおかげで楽しい予選ができました。たまにこういうのがないとね(笑)。本当に嬉しいです。

 

──公式練習の時から手応えは感じていたのですか?
荒:はい、クルマのバランスも結構良かったので、クリアラップ+予選モードでいったらどこまでいけるのかなぁと楽しみに予選に挑みました。

 

──Q1(B組)トップタイムにチームのみなさんの反応はいかがでしたか?
荒:こういうことがあると、僕だけじゃなくて、一生懸命クルマを作ってきてくれたメカも含めたチームのみんなが手応えをつかんでくれると思いますし、監督もすごく喜んでくれていますし、たまにこういうのをやらないとダメですね(笑)。

 

──今後も期待していいですか?
荒:はい、頑張ります!

 

───それと、またまた失礼な話、最近、ずいぶん身体を絞ったように見えますが?
荒:えっ!? 気にしているんですよ、それ!(苦笑) レーシングスーツを着た時にもやっぱりカッコ良くなきゃいけないし、あとはやっぱりまだ速く走りたいですからね。速く走るためにイロイロやってます。そんなこと、自分から言うことじゃないんですけどね。そういうことが(結果に)つながったら嬉しいですよね。

 

──最後に、明日の決勝に向けて意気込みを聞かせてください。
荒:決勝も上位を狙いたいですね。戦略をしっかり練って、このコンビネーションで上位を狙えるようなレースがしたいです。

 

 

 

 

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