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2021.08.22
The Voice_04:決勝上位コメント/GT300

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【The Voice_04】
決勝上位コメント/GT300

 

2位/No.88 JLOC ランボルギーニ GT3

 

 

 

 

小暮卓史
優勝したかったけど、2位もすごく嬉しい

 

「今回は結構、厳しいかなと思っていましたし、走り始めから不安な要素もいっぱいあったんですけど、元嶋(佑弥)選手のスティントの後半ペースが上がってきて、単独で上(のポジションまで)上がれたことが大きかったですね。あとはピットでのミスもまったくなかったですし、自分のスティントでもタイヤがなんとか耐えてくれて、パッシングもできて、本当にチームには感謝しています。ピットのタイミングや作戦は臨機応変に考えていましたけど、今回の作戦(リヤタイヤ2本交換)は今日のレースにうまくマッチしたと思います。5号車が前にいた時は(244号車がおさえられていて僅差だったので)“もしかしたら”という思いもありましたし、やっぱり優勝したかったですけど、2位の表彰台もすごく嬉しいです。ポイントもトップとそんなに離れていないですし、ここから着実にポイントを重ねて、今シーズン中にどこかで優勝できたら嬉しいなと思います」

 

元嶋佑弥
あまり得意とは言えない鈴鹿で結果を出せたことはすごく大きい

 

「今日のレースでは周りに翻弄されずに自分たちのレースをしようとスタート前から話していました。周り含め、みんな厳しいとは思っていましたが、自分たちも決して楽ではない展開を予想していました。スタートしてからは自分のペースを守って走りましたし、ヨコハマさんがしっかりといいタイヤを準備してくれたのでタイヤをもたせることもできました。スタート前からリヤタイヤ2本交換を決めていたので、あとはタイヤマネージメント含め、レースでの強さでは(後半スティントの)小暮(卓史)さんに勝る人はいないと信じていました。なので、自信を持ってバトンを渡すことができたと思います。あとは安心してレースを見ることができました。僕のスティントでは雨が絡むようなことはなかったのですが、むしろ降ってくれないかなぁと思っていました。というのも、担当中はディフェンスしかできなかったので降ってくれたら(攻防戦で)おもしろくなるなと思ったからです。とはいえ、精一杯自分たちの戦いができて良かったです。今回、クルマ的にあまり得意とは言えない鈴鹿で結果を出せたことはすごく大きい。後半また得意なサーキットがあるのでそこでしっかりとチャンスを掴めたらいいなと思っています」

 

 

 

 

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3位/No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

 

 

 

 

谷口信輝
強力なライバルが多い中、3位になれたのは非常に嬉しい

 

「予選6位からのスタートになりましたが、BRZだったりスープラだったりマザーシャシーだったりがポテンシャル的にも速いと思っていたので、セカンドグループのFIA-GT勢のトップを獲りたいと思っていました。そんな中で、いろいろありましたが3位までこられたのは非常に嬉しいですね。戦略面の話をすると、本当はタイヤ4本交換のはずだったんですけど、序盤のSC中に給油をしているチームが多くて、それに飲まれちゃいけないということで僕らも急遽、リヤタイヤ2本交換に作戦を変更しました。それでタイヤをもたせなくちゃいけなくはなったんですけど、2号車と61号車と9号車をなんとかかわして。僕としては雨でも降ってくれたらいいなと思って“雨乞い”してました(苦笑)。正直、今のGT300はスープラかGT-RかBRZかブリヂストンか、そのカードのどれかを持っていないと厳しいんですが、今回みたいなチャンスの時にいかにして(上位ポジションを)獲れるかだと思うので、次のSUGOでもまたチャンスをもらいたいなと思います」

 

片岡龍也
後半戦に向けて期待が持てる表彰台になった

 

「苦しいし展開が多いし、いろいろと不満のある状況の中、『我々にはチャンスがないじゃないか』と思っていたんですが、ヨコハマタイヤさんと力を合わせてやってきたし、今回はライバルも不調だったのかな!? ということもあったのですが、そういうときにきちっと表彰台に乗れたというのはチーム力の証明でもあると思います。応援してくれているファンに『応援していて良かったな』と思ってもらえることが大事なので、ちょうど前半戦最後となる鈴鹿でこういう結果を出すことができたし、この前のもてぎ大会の結果も含めて後半戦に向けて期待が持てる表彰台になったと思います。すごく調子が良いときであれば3位ってそれほど喜ぶものではないんですが、今の我々にとっては結構うれしいリザルトですね。ヨコハマさんが前回のもてぎからある程度手応えを掴むことができるタイヤを用意してくれたので、その流れを活かして今大会に挑むことができたんです。ある程度はうまく行くんじゃないかなという期待を持って鈴鹿に来たのですが、予選結果を見てわかるように絶対速いクルマというのがいるんです(苦笑)。あとはレースでどのくらい安定したペースで戦いに持ち込めるかどうかなんですが、僕のスティントで言うと、88号車の元嶋(佑弥)選手のうしろについて走ると、コーナリングでは差が詰まっても向こうはストレートが速いので追いつくことがなかなかできませんでしたね。とはいえ、もてぎから作った流れを維持して折返しのレースを迎えられたことは良かったと思います」

 

 

 

 

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