ボンジュール! 今シーズン第5戦の舞台、スポーツランドSUGOをご案内しましょう!
昨年は新型コロナウイルス禍によるスケジュール変更で残念ながら開催できませんでした。その宮城の地に、今年は2年ぶりにSUPER GTが帰ってきます! SUGOでの一戦は、毎回のように後に語り草になるような名勝負や名レースになることが多く、開催にはファンの皆さんも楽しみにされていることでしょう。
東北を代表するこのスポーツランドSUGOでは、昨年オフから施設の改修プロジェクトが始まりました。今季はピット建屋の一部や車検場が建て替えられています。またレースでは重要なピットロードも拡幅されてスペースが広がったことで、チームもより安全にSUPER GT名物のピット作業勝負が出来るでしょう。
コース全長はSUPER GT開催サーキットの中で最も距離が短くコンパクトなのですが、山の地形を利用してアップダウンも激しく、特に最終コーナーからの上り勾配はストレートにいるとマシンがアクセル全開でジャンプしてくるように見えるくらいで、他のサーキットにはない名物ポイントです。またクラシカルなイギリスのコースのように中高速コーナーが多いSUGOは、ドライバーにとって攻めるポイントがイコール、リスクも伴って、アクシデントに繋がることも多いのです。が、逆に腕の見せどころでもありますね。
仙台空港からアクセスに使う道路も新たに開通。新幹線で仙台駅を利用しても市街地からおよそ1時間。東北自動車道は村田インターからすぐ。と、交通の利便性が良い場所にあるスポーツランドSUGO。SUPER GTファンには一度は足を運んでほしいサーキットです!
と言うわけで、まずはコースのデータです。
コースデータ | ||
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コース全長 | 3,586m ※2020年より改定 | |
コース幅 | 10〜12.5m | |
高低差 | 69m | |
コースレコード | ||
GT500 | ||
1'09.676 | 塚越広大/KEIHIN NSX-GT | 2019年 第7戦予選Q2(9月21日) |
GT300 | ||
1'16.834 | 山内英輝/SUBARU BRZ R&D SPORT | 2019年 第7戦予選Q2(9月21日) |
2019年 優勝 | ||
GT500 | No.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R | 平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ |
GT300 | No.55 ARTA NSX GT3 | 高木真一/福住仁嶺 |
2019年 ポールポジション | ||
GT500 | 塚越広大/No.17 KEIHIN NSX-GT | 1'09.676 |
GT300 | 山内英輝/No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT | 1'16.834 |
優勝回数 | |
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ドライバー (今大会参戦ドライバーのみ) |
GT500:立川祐路、平手晃平(3勝) |
GT300:高木真一(3勝) | |
GT500 メーカー別 | トヨタ/レクサス:11勝(スープラ:7勝、LC500:1勝、RC F:1勝、SC430:2勝) |
ホンダ:8勝(NSX:6勝、HSV-010 GT:2勝) | |
日産:4勝(GT-R:4勝) | |
その他:3勝(マクラーレン:1勝、ポルシェ:2勝) | |
GT300 最多勝車種 | トヨタセリカ、ポルシェ RSR(3勝) ※現行車種:1勝に7車種 |
ポールポジション回数 | |
ドライバー (今季レギュラードライバーのみ) |
GT500:ロニー・クインタレッリ(2回) |
GT300:山内英輝(3回) | |
GT500 メーカー別 | ホンダ:10回(NSX:10回) |
トヨタ/レクサス:8回(スープラ:4回、RC F:2回、SC430:2回) | |
日産:6回(GT-R:5回、フェアレディZ:1回) | |
その他:2回(マクラーレン:1回、フェラーリ:1回) | |
GT300 最多ポールポジション車種 | マツダ RX-7(4回) ※現行車種:スバル BRZ(3回) |
① |
ホームストレート
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最終コーナーからゴールラインまでは急な登り坂です。それでもグングン加速するパワフルなGTマシンに注目してください。ホームストレートではバトルも多く、1コーナーへの進入でマシン3台が並ぶ“スリーワイド”の迫力ある勝負が起こることも。決勝のスタートとゴールも見られる定番ポイントです。
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② |
1コーナー 〜 2コーナー
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1コーナーはパッシングポイントでもあり、1コーナーのスタンド席はSUGOでも人気の観戦ポイントです。ストレート寄りの席からはピットの様子も見え、ヘアピンを立ち上がるマシンも見ることができます。
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③ |
3コーナー
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ピエールのオススメ!
今年はここをオススメします! ピットアウトするマシンは今まで2コーナー先で合流していましたが、先の改修により3コーナーが合流ポイントになりました。レースでのピット作業でタイヤを換えて、タイヤがまだ温まっていないマシンと、1コーナー2コーナーをガンガンに攻めて駆け下りてきたマシンが、ピット出口の合流でどんな前後関係になるのか!? レース中盤はワクワクしながら注目してください! |
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④ |
ヘアピンコーナー〜S字カーブ
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3コーナーから短い直線を経てヘアピンコーナーに入ります。ヘアピンから先は急な登り坂になるので、続くS字カーブも含めて、できるだけスピードを落さずリズム良く走りたい区間。雨ではスピンを喫するマシンもあり、難しいポイントです。 |
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⑤ |
ハイポイントコーナー~レインボーコーナー
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ハイポイントコーナーは、その名の通りSUGOで標高が一番高いコーナーとなります。ここからバックストレッチ中程までは観戦エリアがないので、中継映像に注目です。バックストレッチを高速で抜けるために、レインボーコーナーのラインは重要になります。 |
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⑥ |
馬の背コーナー
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下り坂のバックストレッチ(ストレート)では、SUGOの最高速が記録されます。そこからフルブレーキで進入するのが、馬の背コーナーです。ブレーキングだけでなく、ラインの取り方も難しく、パッシングポイントにもなっています。SPスタンドのSPイン側から望めます。 |
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⑦ |
SPイン&SPアウトコーナー
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ピエールのオススメ!
ここは最初の進入(SPイン)のスピードのコントロールが難しい。スピードコントロールを間違うと、即、スタンド側のバリアに突っ込みます! また決勝レースではGT500とGT300のマシンが常に入り乱れるので、その普通のシーンでもドキドキが止まらないのがSUPER GTのSUGOらしさです。あと、ここはコースとスタンドの距離も近いので、ここで観戦の方はFMラジオが必携です!! |
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⑧ |
110R
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SPスタンドのSPアウト側から望める110R。110RとはR(曲率)の大きい(緩い)コーナーのこと。高速コーナーで、ここからスピードを乗せていかないと最終コーナーを経ていく、登り坂のホームストレートで十分なスピードが出ないことになります。ラップタイムはもちろん、ストレートや1コーナー、そしてゴールラインのバトルに影響します。 |
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⑨ |
最終コーナー
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最終コーナーでは、ホームストレートで高いスピードを得るためにより速く抜けたいコーナーです。そのためのベストな走行ラインは狭く、レース中盤以降はタイヤかすなどがライン外に増えて、遅いクルマを抜こうとラインを外すと大きく滑ることもあります。スピードが高いのでドライバーの度胸が試され、見ている方もスリリングなポイントです。 |
〒989-1301 宮城県柴田郡村田町菅生6-1
TEL.0224-83-3111
・東北自動車道
村田ICより約10km
仙台南ICより約25km
・JR東北新幹線
仙台駅下車 >
仙台駅西口より、タクシーで50分
or
宮城交通バスで60分
・仙台空港より車で40分
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |