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Race Report
2021.09.12
The Voice_03:決勝上位コメント/GT500

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【The Voice_03】
決勝上位コメント/GT500

 

2位/No.1 STANLEY NSX-GT

 

 

 

 

山本尚貴
力強い、いいレースができた

 

「今回は、公式練習での走行時間が充分に確保できず、走行距離を稼げなかったということが予選で沈んでしまった原因だと思います。ただ、予選でダメだからといってレースが終わりというわけではないので、そこから(牧野)任祐と(エンジニアの)星さんと、チームのみんなでどうやっていけば這い上がっていけるかということを一晩考えたことが、決勝の結果に繋がったと思います。また、こういうことができるのは、チームクニミツの強さだと感じています。チャンピオンを獲るためにはレースで強い走りをしなければいけないので、そういう意味では力強い、いいレースができたと思っています。自分のスティントでは、まずアウトラップが大事だと考え、そこからの数周でまずタイヤで温めること、そして冷えている状態でのペースを維持することを第一に走りました。あとはタイヤが温まり始めた頃に、合流してくるクルマをタイムロスすることなく早く抜くことを心がけました。なるべく相手が(ピットアウト後の)ウォームアップ中に抜くと決めていました。今回結果を残したことでまたしっかりと手綱を締め直し、チャンピオンを獲れるようにがんばっていきたいと思います」

 

牧野任祐
シーズンの流れを考えてもいい結果を出すことができた

 

「今日の2位はかなり大きな結果になったと思います。昨日の朝の公式練習ではうまく走ることができなかったのですが、今日は決勝前のウォームアップ走行でしっかりと確認ができました。ただ、レースでは、集団の中に入ってしまうとレースを組み立てるのがかなり難しい状況でした。でもなんとか燃費のことも考えながら後半に繋げることはできました。僕のスティント中は厳しい状況ではありましたが、最低限の仕事はできたのかなと思います。(27周終わりのピットインは)レース前からミニマムで入ることを考えていたので、それは作戦どおりですね。今回、この先のシーズンの流れを考えてもいい結果を出すことができましたが、次戦ではまたフルウェイトになります。その中でも最後の2戦でちゃんと前での戦いができるよう、しっかりといいレースを組み立てて挑んでいくことができたらいいなと思っています。この先もチームみんなと一緒にがんばりたいです」

 

 

 

 

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3位/No.17 Astemo NSX-GT

 

 

 

 

塚越広大
自分のミスで結果を悪くしてしまった

 

「僕の後半スティントに関しては、12号車のアウトラップが思ったよりも速くて(チャンスだったのに)抜くことができませんでした。その後のペースも12号車に比べると劣っているような状況で、それでもなんとか粘って粘って離されないようにはしていたんですけど……。SC(セーフティカー)ぐらいから目まぐるしく展開が変わるような状況になって、その後、FCYになって、その解除のタイミングがS字あたりだったんですけど、解除するのに(操作に)戸惑ってしまって1号車に抜かれてしまいました。3位は守れましたし、悪い結果じゃないんですけど、一番抜かれてはダメな相手に抜かれてしまったので、チームにも申し訳なく思っています。結果がどうであれ、自分のミスで結果を悪くしてしまった部分があるので、今回はそこに尽きます。次のオートポリスも、サクセスウェイトがキツくてもクルマの速さがあれば上位にいける可能性はあると思うし、まだ取り返せる部分はあると思うので、反省するところは反省して、次のレースでもまた結果が残せるようにがんばります」

 

ベルトラン・バゲット
小さなミスが重なった

 

「いつもなら、決勝での3位という結果はとてもうれしいものなのですが、今回はそういう感じではないですね。僕たちのクルマならさらにいい結果を残すことができたと思っています。序盤から激しい接戦になり、どうして16号車を抜くのにこんなに大変なんだろうと思ったほどです。戦略によっては、前半のスティントで12号車も抜いて勝つチャンスもあったのではないかと思います。また、ピットストップが終わってからセーフティカーが入ったことで差が詰まってしまい、またその後はFCYも導入されてしまいましたよね。そのFCY解除後のリスタートで(塚越)広大が操作に手間取り、1号車に先行されることになりました。今回は小さなミスが重なり、2位あるいは優勝というものから遠ざかってしまったということですね。残念な結果になりました。チャンピオン争いを考えても惜しいことではありますが、次のオートポリスでもがんばって戦います」

 

 

 

 

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