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ボンジュール！ 今回は2021 AUTOBACS SUPER GT最終戦「FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE」の舞台を紹介します。その舞台となる富士スピードウェイは今シーズン2回目の開催ですが、第2戦の5月とは違い「キンッ！」と冷えた11月の空気はレーシングカーにとって最高のパワーとダウンフォースを作り出し、最終戦ではドライバー達も最高のドライビングを楽しむことができるでしょう！
富士はSUPER GT開催コースの中で最も長いストレートを有し、GT500マシン ならトップスピードが時速300㎞にも達するハイスピードな区間と、富士山を望みながら連続するコーナーを攻めるテクニカルな上りの最終区間。そしてそれを繋ぐ高速コーナーの区間と、3つの顔を持つ変化に富んだおもしろいコースです。なんといってもコース幅が広いので、ストレートでもコーナーでも2、3台が並走しながらバトルしたり、GT300マシンを容赦なくオーバーテイクするGT500マシンの迫力やスピードだったり。「これぞGTカーレース！」という戦いが決勝レース中どこでも見られるサーキットです。
ピットエリアもストレート同様長くて広く、ピット作業も見やすいので、グランドスタンドから応援しながら楽しめますね。
この時期ですから頂上を雪化粧した富士山ビューを楽しみながら、今シーズンのSUPER GTクライマックスを楽しみましょう!!
では、まずは富士スピードウェイのデータをお教えしましょう。
| コースデータ | ||
|---|---|---|
| コース全長 | 4,563m | |
| コース幅 | 15～25m | |
| 高低差 | 40m | |
| コースレコード | ||
| GT500 | ||
| 1'26.386 | 山下健太／KeePer TOM'S GR Supra | 2020年 第8戦予選Q2（11月28日） |
| GT300 | ||
| 1'34.665 | 川合孝汰／埼玉トヨペットGB GR Supra GT | 2020年 第8戦予選Q2（11月28日） |
| 2021年第2戦富士500km 優勝 | ||
| GT500 | No.17 Astemo NSX-GT | 塚越広大／ベルトラン・バゲット |
| GT300 | No.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT | 吉本大樹／河野駿佑 |
| 2020年第8戦富士 優勝 | ||
| GT500 | No.100 RAYBRIG NSX-GT | 山本尚貴／牧野任祐 |
| GT300 | No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT | 吉田広樹／川合孝汰 |
| 2021年第2戦富士500km ポールポジション | ||
| GT500 | 宮田莉朋／No.19 WedsSport ADVAN GR Supra | 1'26.496 |
| GT300 | 山内英輝／No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT | 1'35.343 |
| 2020年第8戦富士 ポールポジション | ||
| GT500 | 山下健太／No.37 KeePer TOM'S GR Supra | 1'26.386 |
| GT300 | 川合孝汰／No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT | 1'34.665 |
| 優勝回数 | |
|---|---|
| 最多勝ドライバー （今季参戦予定ドライバーのみ） |
GT500：立川祐路（9勝） |
| GT300：高木真一（9勝） | |
| GT500 メーカー別 | トヨタ／レクサス：21勝（スープラ：10勝、LC500：4勝、SC430：7勝） |
| 日 産：17勝（GT-R：16勝、フェアレディZ：1勝） | |
| ホンダ：13勝（NSX：13勝） | |
| 外国車：3勝（ポルシェ：2勝、マクラーレン：1勝） | |
| GT300 最多勝車種 | ポルシェ GT3R（9勝） |
| ポールポジション回数 | |
| 最多ポールポジションドライバー （今季参戦予定ドライバーのみ） |
GT500：立川祐路（11回） |
| GT300：高木真一（6回） | |
| GT500 メーカー別 | トヨタ／レクサス：26回（スープラ：17回、LC500：2回、RC F：1回、SC430：6回） |
| ホンダ：14回（NSX：13回、HSV-010 GT：1回） | |
| 日 産：10回（GT-R：9回、フェアレディZ：1回） | |
| 外国車：5回（ポルシェ：2回、マクラーレン：2回、フェラーリ：1回） | |
| GT300 最多ポールポジション車種 | 日産シルビア（5回） |
| ① |
メインストレート
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ピエールのオススメ!
世界でも稀にみる約1.5㎞のロングストレートは、レース中にGT500マシンとGT300マシンが常に追い抜きを繰り返す、SUPER GTならではのオーバーテイクショーを常に楽しめるポイントです。またレースに影響を及ぼすピット作業で、これまで練習を積み重ねてきた各チームのメカニックたちが繰り広げる素早い作業とコンビネーションが見られますから、双眼鏡やストップウォッチ片手に応援チームとライバルチームのタイム比較をして興奮してください！ 最終戦ではシーズンエンドセレモニーも楽しめますから超オススメです！
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| ② |
TGRコーナー（第1コーナー）
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  最高速からのフルブレーキングは大迫力です。車種やドライバーによりブレーキングポイントやライン取りが違う点もチェックです。もちろん、パッシングポイントですから、レースは毎周の様にバトルが観られる人気のポイントです。
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| ③ |
コカ・コーラ コーナー
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 TGRコーナーで併走する2台の勝負がこのコーナーで決着するハラハラ・ドキドキのポイントです。予選では限界ギリギリの猛スピードでの切り返しで、機敏に動くマシンは迫力満点！ |
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| ④ |
トヨペット100Rコーナー
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 100Rというのはカーブの曲率で、一般の道ではかなり曲がっていますが、SUPER GTでは高速コーナーです。富士でも屈指の高速コーナーで、コース際のフェンスから観るスピード感はしびれます。 |
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| ⑤ |
ADVANコーナー（ヘアピン）
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  観戦エリアは低速コーナーを取り巻くようなすり鉢状で、バトルやコーナリングが一望できます。階段状になったエリアなのでレジャーシートや折り畳み椅子など皆さん工夫して観戦しています。家族やグループにお薦めで、低速コーナーが一望できるのでカメラマンにも人気です。 |
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| ⑥ |
300R
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 低速のADVANコーナーから一気に加速して抜ける中高速のコーナーです。カーブというよりアクセルを軽く戻すだけで駆け抜けます。加速の迫力と共にドライバーや車種によってラインの違いがあるのでそこに注目してください。 |
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| ⑦ |
ダンロップコーナー
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  ピエールのオススメ!
インフィールド（コース内側）からは背景に富士山を望みながら、ブレーキングバトルを見られる超オススメのポイント！ ヘアピンからアクセル全開で加速し続けたGTマシンが、一気に「停まるのか!?」と思う速度までハードにブレーキングするのはメチャクチャ興奮しますよ！ シフトダウンしながらブレーキングして、マシンのブレーキローターが真っ赤に焼けるのを見られたら大興奮間違いなし!! もう鳥肌ものです。 |
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| ⑧ |
第13コーナー〜GR Supraコーナー
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  クランク状のダンロップコーナーを抜けると上りの峠道のようなコーナーが連続します。ドライバーのハンドリングとアクセルワークがモノをいう、テクニカルな区間となります。決勝ではサイド・バイ・サイドのバトルが展開されることもあります。 |
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| ⑨ |
パナソニックコーナー（最終コーナー）
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  テクニカルな区間の最後にある低速コーナーです。富士の勝負どころであるメインストレートのスピードに影響するので、ライン取りとアクセルを開けるタイミングが重要。ドライバーによって、またバトルの状況によっても変わるコーナリングに注目です。昨年の最終戦は最終周のここで劇的な大逆転が起こり、今まで以上に注目ポイントとなりました。 |
※サーキットでの観戦は、地域やサーキットからの新型コロナウイルス感染拡大防止対策の遵守を心掛けるようお願いします。
≫ 富士スピードウェイ：新型コロナウイルス感染拡大防止策についてはこちら
〒410-1307 静岡県駿東郡小山町中日向694
TEL.0550-78-1234
・東名高速道
御殿場ICより約10km（20分）
・中央高速道
河口湖IC−富士五湖道路・須走ICより約7km（15分）
・JR御殿場線／高速バス
御殿場駅下車 ＞ タクシー（20分）
or
富士急バス・富士霊園下車
※SUPER GT開催時はサーキットへの臨時バスあり。
| 4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
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5/03-04 | Round2 FUJI |
| 6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
| 8/03-04 | Round4 FUJI | |
| 8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
| 9/21-22 | Round6 SUGO | |
| 10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
| 11/02-03 | Round8 MOTEGI |
