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2021.11.28
The Voice_03:決勝上位コメント/GT500

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【The Voice_03】
決勝上位コメント/GT500

 

2位/No.37 KeePer TOM'S GR Supra

 

 

 

 

平川 亮
チームとして良い結果だった

 

「今日のレースを振り返るのは……難しいですね。でも、まさか36号車が(タイトルを)獲れているとは思わなかったので正直ビックリしましたし、自分たちは2位でしたけど、チームとして良い結果だったと思います。個人的には……こんなもんでしょう。
 最終的にチャンピオン争いに絡めていなかったのでモチベーション的に難しいものがありましたし、あとはやっぱりチームメイトが代わったりして、そこでうまく噛み合わなかったような気もします。パフォーマンスとしてはチャンピオン争いができるものがあったので、そこは残念ですね。それと、やっぱり優勝がなかったことも悔しい、2位が最高位でしたから。でも、チームとして2台体制でやっていて、36号車がチャンピオンを獲れたことは本当に嬉しく思っています」

 

 

 

サッシャ・フェネストラズ
トムスがワン・ツーを飾るいい戦いができてハッピー

 

「いい戦いができました。GR Supraが富士では強いっていうことはわかっていたので、僕のスティントでもいい走りができたと思います。ただ心配だったのがSC明けのリスタートでした。また、チーム(36号車)がチャンピオン争いをしていることも十分わかっていたので、とにかくリスクを取らないようにと心がけて走ることも必要でした。
 スティントを振り返ると、タイヤのマネージメントはうまくできたと思いますが、一方でピットストップでちょっと時間がかかってしまったことが残念でした。とはいえ、僕自身のことで言えば、10ヶ月ほど来日できずにレースができない状態だったので、こうやってレースができることがまず嬉しかったですね。もちろん、レースで勝つことが目標ですが、今シーズンはこの難しい状況の中、最後は表彰台に上がることができたので本当にうれしくてしかたないです。セカンドスティントを走ったリョウ(平川亮)もすばらしい仕事をしてくれました。今日は、トムスがワン・ツーを飾るいい戦いができてハッピーです。来シーズンに向けても、早速いろんなことを準備していきたいですね」

 

 

 

 

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3位/No.14 ENEOS X PRIME GR Supra

 

 

 

 

大嶋和也
もう少しやれるのことがあったのかなと……

 

「スタートさえ決められれば勝てるかなと思っていました。実際にレースが始まってスタートを決めて、フィーリングも良くて、いい感じで逃げられていたので、『これは楽な展開になるかな』と思っていたんですけど、SC(セーフティカー)が出て……。一生懸命タイヤの温度をキープしていたつもりではあったんですけど、SC明けからグリップが戻らず、そういう意味ではもうちょっとやれることがあったのかなと、悔しいレースになってしまいました。
 今日は(36号車、37号車との)実質3台でのレースになりましたけど、その中で最下位でしたし、シーズンを通してもトムスの2台にはずっと苦しめられたので、悔しいし、『負けたな』という感じです。
 新しくできたチームでいろいろ大変なこともありましたけど、チャンピオン争いができるような体制を作ってもらえたのは非常にありがたいと思っていますし、緊張感のあるシーズンを過ごせました。来年に向けて、みんなの士気もさらに上がっていくと思いますし、初めてレースの業界に入ってきたスタッフやメカたちにとっては、こういう悔しさを初めて味わって、いろんな刺激を受けたうえで来シーズン戦うことになるので、またさらに成長してくれるんじゃないかなと期待しています」

 

 

 

山下健太
タイヤが温まってからのペースがあまり良くなかった

 

「(ドライバー交代後)最初、ピットから出て行ったときには後ろから1号車が出てきて……。『勝負だな、ここは押さえなきゃいけないな』と思ったのですが、一回抜かれて。でも抜き返して。そのあと同じことが37号車ともありました。まぁこれは抜いて前に出ることができたんですが、タイヤが温まってからのペースがあまり良くなくて……。今年、レースペースであまり速い部分がなかったんですよね。今回、それがモロ出てしまったような感じですね。前の36号車も近くにいたんですけど、追い抜くというよりも逆に離されてしまいました。加えて、FCY(フルコースイエロー)で逆に37号車に前にいかれてしまい、ついていくこともできませんでした。う~ん、完敗でした。”力が足りなかった感”がすごくありますね。
 今年は浮き沈みの激しいシーズンでした(苦笑)。最終戦、こんな展開になるとは思わず……。良いときもあれば悪いときもあったのですが、全体的にうまくいかなかったシーズンなので、来年またリベンジしたいですね」

 

 

 

 

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