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Race Report
2021.11.28
The Voice_04:決勝上位コメント/GT300

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【The Voice_04】
決勝上位コメント/GT300

 

2位/No.65 LEON PYRAMID AMG

 

 

 

 

蒲生尚弥
2位になれたのはピットのタイミングがすべて

 

「今回の2位という結果はピットのタイミングがすべてだったと思います。菅波選手から交代してピットアウトしてから、すごくクリアなところでずっと走れたので、それに尽きるのかなと思います。
 (シーズンの序盤はランキング上位にいたにもかかわらず)中盤はウェイトを積んだり、チームとしてのミスもあったりして非常にキツくて自分たちの力を出し切れなかったので、今回のレースはみんながちゃんとノーミスで仕事してくれたから獲れた結果だと思います。そういう意味では自分たちの持っている力をしっかり発揮できれば、このポジションにいられることを改めて確認できた気がします」

 

 

 

菅波冬悟
4輪交換でしっかりと走って獲れた2位なのですごく嬉しい

 

「レースでひとつポイントにしていたのは、ウォームアップが厳しいものを(スタート用タイヤとして)選択していたこともあり、”オープニングラップでいかに順位をキープするか”でした。それができた上で、そのあと淡々と走れるかというところを目標にして走っていました。結果、ポジションダウンすることもなく、ただ前の3台(61号車、60号車、52号車)はペースが速くて離れていった形になりましたが、その次の88号車にはついていけました。でも、(88号車とは)速いポイントが違うのでオーバーテイクまでは至らず、フタをされてしまう(行く手を阻まれる)形になってしまいました。ただずっとペースは崩さず走ることができたので、最低限の仕事はできたのかなと思います。
 僕たちは、結果が良いときは予選で5番手以内に入って決勝で淡々と消化し、ピット(作業の時間短縮)だったりなるべくロスのないように走って、そのあとどうするかという戦略が多いのですが、今年は予選Q1落ちとかが続いて……。そういう作戦も採れなかったので苦労することもありました。最終戦はネックだったサクセスウェイトもなくなり、いい状態でレースができたと思います。今回はタイヤ無交換ができませんでしたが、4輪交換でしっかりと走って獲れた2位なので、すごく嬉しいです」

 

 

 

 

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3位/No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

 

 

 

 

井口卓人
シンプルにギャップを作りたいと思って走っていた

 

「前半はシンプルに、トップからなるべく(後続との)距離を作るということだけに集中して走りました。なので、チャンピオンのことはあまり考えていなかったし、まずは『なるべくギャップを作りたい』という思いで走っていました。ただ、後半になってからは、あんなにチャンピオン争いをしているクルマがキレイに並ぶ(61号車、55号車、56号車、244号車のオーダーで周回)か、っていう……ねぇ!?(苦笑)。レース展開を考えても、なんかSUPER GTってスゴイなと改めて思いましたね。
 その中でも最後までヤマちゃん(山内英輝)の(チャンピオンを獲るという)気持ちが強かったし、後ろから55号車や56号車が来ている中で戦い抜いてくれて。3位表彰台はその中での偶然というか……。でも攻めた結果でここに来れたと思うので、すごい良い一年だったと思います。前半戦は苦労しましたけど、ドライバーも強くなって、最終的にこういう形でBRZの新型のデビューイヤーに(チャンピオンという)結果を出すことができて本当に良かったと思います。後半は、レース展開を見ているのが怖かったですね(苦笑)。今年は一年を通してキツかったですけど、全体的に強さがあったいいシーズンでした」

 

 

 

山内英輝
守りには入らず、ずっとガンガンいってました

 

「前半は井口(卓人)選手ががんばってくれて、後半、僕に代わってからもクルマのバランスは良かったんですけど、前に詰まってなかなか抜けませんでした。88号車、4号車との3台でのバトルは本当にキツかったです。(そのポジションでもタイトルは獲得できたと思いますが?)守りには入らず、ずっとガンガンいってましたし、表彰台がどうとかということも正直考えられないくらい前のクルマを抜くことにいっぱいいっぱいでした(笑)。
 R&D SPORT代表の本島さんも僕たちのケアを一生懸命してくれましたし、チームを良くするためにすごく尽力してくださって、本島さんがいなければ、こんなにいいチームにはならなかったと思います。また、STIの平岡(泰雄/代表取締役社長)さんや小澤(正弘/総監督)さんがきてからはチームの雰囲気も良くなって、いろいろなことがうまくまわるようになり、安心してレースができる体制になりました。
 僕たちがずっと言い続けてきた“チームのスタッフのために”、そして“ファンのみなさんのために”という想いがようやく叶いました。最高の形で叶ったので、本当に嬉しいです。みんなの応援だったり、スタッフのがんばりがあったからこそ、このチャンピオンという結果につながったと思うので、ただただ感謝しています」

 

 

 

 

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