1月14日(金)〜16日(日)は、千葉市美浜区の幕張メッセで「TOKYO AUTO SALON 2022」が開催される。昨年はリモートのみの開催だったが、今回は入場者数の制限がありながらも2年ぶりにリアルイベントが叶った。日本最大級のカスタムカー&関連製品の祭典は、SUPER GTファンにとっての新シーズンの幕開けでもある。今回もTOYOTA、Honda、NISSAN、SUBARUなどSUPER GTに参戦するメーカーやスポンサー企業のブースでは、参戦車両の展示やイベントなど、ファン注目の催しが多数用意されている。
開催時間やイベント内容については、東京オートサロン2022公式ウェブサイトでご確認を。また、来場される方は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として「東京オートサロン2022にご来場いただくお客様へ」に目を通すようお願いします。
1月14日には一般公開日に先立ち、プレス公開が行われた。そこでSUPER GTファンの皆さんには来場に先立つ情報として、また、残念ながら行けない方も楽しめるよう、SUPER GT関連の展示をレポートしよう。
■GT500マシン3台が並ぶSUPER GTブース!会場での「サポーターズクラブ」入会でオリジナルカレンダーをプレゼント!
東ホール7の2階通路には今年もSUPER GTブースが登場。GT500クラスに参戦する3メーカーの車両が、サーキットでの迫力そのままに展示されている。今回のラインナップは2021年のタイトルを争ったNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra、あまり目にする機会のないHondaの開発車両であるNSX CONCEPT-GT、そしてチャンピオンゼッケンを背負ったNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(2016年)の3台だ。
またSUPER GTブースではSUPER GT公式ファンクラブ「サポーターズクラブ」の入会相談も実施されており、ここで入会すれば、数量限定、各日先着順で「SUPER GT 2022 オリジナルポスターカレンダー(GT500・GT300いずれか1枚)」がプレゼントされる特典もあるので、是非この機会に入会をおすすめしたい。
東7/2階通路 SUPER GT(GTA)ブース
No.14 ENEOS X PRIME GR Supra
Honda NSX CONCEPT-GT
No.1 MOTUL AUTECH GT-R(2016)
■新旧、そして未来のSUPER GT参戦車両まで!豊富なラインナップのGTマシンが展示
会場には2021年シーズンを戦った車両、今シーズン新たに投入される車両、新シーズンに向けカラーリングが一新された車両など、バラエティに富んだ展示ラインナップとなっている。これならSUPER GTファンは大いに楽しめること間違いない。この記事の最後に一覧も紹介するので、ぜひご覧いただきたい。
さらに北ホール10のコレクションカー・オークションブースでは2008年にGT300クラスに参戦していたJIM GAINER Ferrari 360/F430 Versionや、JGTC時代の1994年にGT1クラス(現GT500クラス)に参戦していたTAISAN STAR CARD F40の懐かしい車両も展示されている。その逆にTOYOTA GAZOO Racingのブースでは、将来的にSUPER GT参戦の可能性もある、開発中の「GR GT3 Concept」もお披露目。いずれも必見だ。
2008 ジム ゲイナー フェラーリ 360/F430 バージョン
北ホール10 コレクションカー・オークションブース
1994 タイサン スターカード F40(JGTC)
北ホール10 コレクションカー・オークションブース
GR GT3 Concept(参考展示)
東ホール8 TOYOTA GAZOO Racingブース
■SUBARUが2022年体制を発表、aprはニューマシンを
SUBARU/STIブースでは2022年参戦体制がオンライン配信で発表された。昨季はSUBARU悲願のGT300クラス制覇を成し遂げ、今季ディフェンディング・チャンピオンとして、マシンはBRZ GT300、ドライバーは井口卓人と山内英輝、チーム総監督は小澤正弘、チーム運営はR&D SPORTと体制を全く変えずに連覇に挑むとした。
No.61 SUBARU BRZ GT300/東ホール7 SUBARU/STIブース
西ホール2のレイズブースでは、GT300クラスに参戦中のチーム、aprによる2022年シーズンの体制及び新たに投入する車両の発表が行われた。これまで自主開発でGR SPORT PRIUS PHVを参戦させているaprは、今季はTOYOTA GAZOO RacingのGR86をベースとしたGT300仕様の新型車両“apr GR86 GT”を投入。自チームの30号車、そして今季からのGT300クラス参戦を表明しているSHADE RACINGが使用と発表した。aprの金曽裕人代表は「これまでの10倍の労力を使って、高い精度に仕上げた。ドライバーが操って楽しい、チームがいつも笑顔で携われるクルマ」と渾身のニューマシンを評した。
ドライバーラインナップは、30号車が引き続き永井宏明と織戸学。SHADE RACINGはGT300で10勝し、スーパー耐久で同チームに携わる平中克幸をエースに据え、FIA-F4やスーパー耐久で実績を積んだ若手の清水英志郎がSUPER GTにデビューする。永井は「ニューマシン投入の今シーズンは、昨シーズンよりもさらに活躍したい」とし、織戸は「前々から楽しみにしていたニューマシンでの参戦。応援よろしくお願いします」と、今からGR86の走りが楽しみと語る。また平中は「今シーズンはチームもクルマも、すべてが新しくなった中での参戦。これまでの経験を活かしてチームを引っ張っていきたい」と決意を新たにすれば、ルーキーの清水も「チャンスをくれたチームや関係者の方たちに感謝。1戦、1戦成長していきたい」と今季への意気込みを語っていた。
No.30 TOYOTA GR86 GT(2022新型車)/西ホール2 レイズブース
apr 織戸学、永井宏明、金曽監督
SHADE RACING 平中克幸、清水英志郎、林代表
また中ホール5の埼玉自動車大学校では、昨年同様の体制で挑むNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMGのニューカラーリングがお披露目されていた。
No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(2022カラー)/中ホール5 埼玉自動車大学校
■東京オートサロン2022 SUPER GTマシン一気掲載
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