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2022.01.25
日産/NISMOが今季のGT500ドライバーを発表。12号車にバケットが加入!3号車に高星、24号車に平手が移籍

日産/NISMOが今季のGT500ドライバーを発表。12号車にバケットが加入!3号車に高星、24号車に平手が移籍の画像

 1月25日、日産自動車株式社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)は、2022年のSUPER GT GT500クラスに新型マシンのNissan Z GT500で参戦する日産系チームのドライバー体制を発表した。各チームの車両名と使用タイヤメーカーについての発表はなかった。
 また、2月20日(日)にはオンラインで、SUPER GT GT500クラスの監督やドライバーも参加するモータースポーツ・ファンイベントを開催するとも発表した。

※写真は2021年12月5日のNissan Z GT500お披露目時のもの

 

 

 2022年もGT500クラスの日産系チームは4チーム、4台の体制となった。日産系チームの総監督は昨季から引き続きNISMOの松村基宏COOが務める。

 昨年1勝を挙げた23号車、NISMOは今季で9年目のコンビとなる松田次生/ロニー・クインタレッリとドライバーは変わらない。監督には、昨年12月に逝去された鈴木豊前監督のもと2014年からチーフエンジニアを務めていた中島健氏が就任。新たなGT500マシン、Nissan Z GT500陣営の中核チームとして、初優勝、タイトル獲得を目指す。

 3号車のNDDP RACINGは、千代勝正がファーストドライバーとなり、昨季は24号車で活躍した高星明誠が加入。共にGT300クラスのNISSAN GT-R NISMO GT3で勝利を積んで、GT500クラスに上がった日産育ちのコンビとなった。監督も新任の島田次郎氏となり、勝利を目指す。

 TEAM IMPULの12号車は、今季も闘将・星野一義監督が率い昨季逃したタイトルを狙っていく。ファーストドライバーは引き続き平峰一貴で、パートナーにはHonda系の17号車で昨年1勝を挙げ、GT500クラス9年目となるベルトラン・バゲットが新たに加わった。

 24号車のKONDO RACINGは佐々木大樹がファーストドライバーとなり、昨年まで3号車で活躍した平手晃平が移籍した。平手は2019年にNDDP RACINGに加入し、3号車を駆るとその年に早くも優勝を挙げた実力派だ。近藤真彦監督と共に、2016年以来の勝利を狙っていく。

 

 

GT500
No.
チーム名
監督
ドライバー
3 NDDP RACING 島田 次郎 千代 勝正
高星 明誠
12 TEAM IMPUL 星野 一義 平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
23 NISMO 中島 健 松田 次生
ロニー・クインタレッリ
24 KONDO RACING 近藤 真彦 佐々木 大樹
平手 晃平
総監督 松村 基宏

 

 この発表に際し、NISMOの片桐隆夫社長兼CEOは「今シーズンは、いつでも勝てるドライバーラインアップとしました。TEAM IMPULに新たに加わったバゲット選手には、このチームにふさわしい熱い走りを見せてくれることを期待しています。また、NDDP RACINGの監督に島田次郎を、NISMOの監督に中島健を抜擢しました。監督としてはルーキーですが、レースを知り尽くした彼らには、全幅の信頼を寄せています。いよいよ、Nissan Z GT500のデビューシーズンを迎え、開幕戦に向けて車両開発も正念場を迎えます。新体制のもと、常に勝利を目指し、チームの力を結集して全力でレースに臨みたいと思いますので、今シーズンも変わらぬ応援をお願いいたします」と、今季GT500クラスの体制を語り、意気込みを表明した。

 

 

日産/ニスモ、2022年のSUPER GT GT500クラスのドライバー体制を発表 (ニュースリリース)
 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/220125-01-j

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