News

Race Report
2022.08.07
The Voice_03:決勝上位コメント/GT500

The Voice_03:決勝上位コメント/GT500の画像

 

 

【The Voice_03】
決勝上位コメント/GT500

 

 

2位/No.12 カルソニックIMPUL Z

 

 

 

 

平峰 一貴
悔しい結果でしたがベストを尽くせたかな

 

「(後半のダブルスティントを担当したが)いい感じで戦えるんじゃないかと感じていました。まず(ベルトラン)バゲットさんがものすごく完璧なスティントで、たくさんポジションを上げてくれたので、『俺も行くぜ!』と思ってたんです。前に、24号車と37号車がいる中でいい感じで追いついていたし、そろそろ仕掛けようかなと思ってたところで、前の2台が(2回目のピットに)入っちゃったんで。そういう意味でも最初のスティントは、追いつくために全力でプッシュしたという感じでした。

(ダブルスティント時のピットアウトでは、1コーナーでオーバーラン、37号車が先行したが)その映像が映ってたんだ……。恥ずかしいです(苦笑)。まぁ行き過ぎちゃいました。37号車が来ているのは(無線で)聞いていたのですが、自分ではそんなに行ったつもりはなかったんですが、タイヤをロックアップさせてしまって。すぐに(コースの)外に逃げて、その後はなんとか追いつこうという感じでした。タイヤへのダメージはなかったです。最後は37号車に追いつけるかなと思いましたが、僕らよりちょっと速かったですね。全力で追いつこうと思っていろいろと試しましたが、追いつけなくてちょっと悔しい結果でした。でもベストを尽くせたかなと思います。鈴鹿は僕も大好きなサーキット。まだ1位を獲れてないので勝ちを狙って戦いたい。全力で戦います」

 

 

ベルトラン・バゲット
僕らはできることをすべてやった

 

「僕が担当したスティントではクルマも安定していたのですが、最初は難しい展開で7番手からの追い上げは簡単ではなかったです。というのも、レース前に降った通り雨の影響で、Aコーナーや100Rはまだウェット状態だったので。でも、いいスタートを切って、まずは前の36号車を抜くことができました。ペースが良かったのでしっかりとプッシュできたこともあって早い段階で3番手までポジションを上げましたが、ただそこからはやはりちょっと難しい展開になりました。タイヤの内圧がちょっと高くなってしまい思うような走りができなかったんです。マネージメントする必要があったので、そこはちょっとミスだったかなと思います。しかしながらずっとペースはよかったし、チームもいい仕事をしてくれました。

 交代した(平峰)一貴選手もいい仕事をしてくれて表彰台に上がりました。最後まで前を走る37号車を追いかけましたが、今日は向こうのほうが速さがありましたね。その中でも僕らはできることをすべてやりました。戦略もパーフェクトだったし、一貴選手も最高の仕事をやってくれました。また鈴鹿でも優勝目指して引き続き頑張っていきたいです。(以前鈴鹿で優勝した)平峰選手もいるし、あとはチーム、ブリヂストンタイヤと一緒にいいクルマを作っていきたい。Zといういいクルマがあるので、勝てるチャンスもあると思います」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

3位/No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z

 

 

 

佐々木 大樹
鈴鹿サーキットでも強い24号車を見せられるんじゃないか

 

「(スタートドライバーの平手晃平が)トップで帰って来てくれるのを想像していなかったので、久しぶりにトップでコースインすることになって緊張したんですが、アウトラップからちゃんと攻めることができました。自分としては途中のFCY明けかな? すごいペースが良くて『すごいいい感じだな』と思ったのですが、一度すごいトラフィックに引っかかってしまって……また(後方との差が)縮まってしまったんですが、一応トップで(平手に)バトンを渡せたのはよかったかなと思います。ただ、ちょっとしたことの積み重ねで最後は優勝できなかったので、そこは自分を含めてチームと反省し直して、また同じような優勝争いするときには必ず自分たちが勝ち切れるようにしたいなと思ってます。

 鈴鹿では先日(タイヤ)テストもしていて、正直すごく自信があります。なので、今回の富士よりも鈴鹿の方が自信もあります。今回の結果で少し(サクセス)ウェイトを積まれてしまいますが、まだまだいけると思うので、今回優勝できなかったので、また鈴鹿では予選からヨコハマタイヤのワン・ツーというか速さを見せられるだろうし、決勝に関してもタイヤを含めチームとしても、今すべてにおいてポテンシャルアップできているので、鈴鹿でも強い24号車を見せられるんじゃないかと思っています」

 

 

平手 晃平
力強いレースを見せることができた

 

「パレードラップでタイヤを温めるために無理をしたらちょっとスピンをしちゃって……(苦笑)。その後、気持ち的にもどうなるかと思ったんですけど、その後は天候も回復し、タイヤにも熱がしっかり入って19号車を早いうちにパスできたので、そこから先は自分のペースで淡々と走ることができました。今回持ってきたタイヤ自体こんなに長い周回を走るのが初めてだったので、タイヤのケアもしっかりしながらうしろとのギャップを見つつ、ファーストスティントを終えて(佐々木)大樹選手につなげることができたので、ファーストスティントはすごくいいレースができたと思います。

 (最終スティントを前に)若干ピットでタイムロスしていたのはわかっていました。(37号車に)先行されたのも無線で聞いていたので、何とかギャップを縮めようと……。前半のスティントを見てるとほとんど(37号車と)ペースは変わらないので、トラフィック次第で前とのギャップを縮められるだろうと思っていました。最後のスティントはだいぶコンディション(路気温)が冷えてきてタイヤ的には問題もなかったので、フルプッシュして前とのタイムを詰めようと思ったんですけども、やっぱり前を行く2台(37号車、12号車)も手強かったし、逆にうしろから36号車が来て、結構最後まで気の抜けないレースでした。本当にここまでヨコハマタイヤさん含めてチームが頑張ってくれたおかげで力強いレースを見せることができたなと。(第2戦の)5月は、本当にスタート直後に順位を落としてしまって、『なんだ、ヨコハマタイヤ……』みたいな感じに思われたかもしれないですが、今回は本当に力強さを皆さんに見せることができたので本当に感謝したいなと思ってます。

 先に大樹選手も言いましたが、先日のテストでも結果が出ていて調子がいいし、今回は100ラップ近く走ってタイヤのデータもしっかり取れたので、この自信を持って反省すべき点は反省して、次戦の鈴鹿も予選からいいパフォーマンスを見せて連続で表彰台に上りたいなと思います」

 

 

 

 

Page Top