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2022.08.15
第5戦 鈴鹿:参加条件(各車種のBoP)について

第5戦 鈴鹿:参加条件(各車種のBoP)についての画像

2022 AUTOBACS SUPER GT Round5「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 450km RACE」に適用される参加条件(各車種のBoP[性能調整]など)がGTアソシエイションより発表されているので、ご紹介しておこう。参加条件は各大会の前にブルテンとして告知され、各チームは車両をそれに合わせて準備しなくてはならない。
なお、下記はブルテンの内容を分かりやすく抜粋したもので、ブルテンそのままではないことをお断りしておく。正確な解釈が必要な場合は、必ずブルテンおよび各規則書を確認してください。

青字下線:2022 Rd.4 富士からの変更箇所

 

 

 

GT500クラス

SpR第23条サクセスウェイト制に従った燃料流量リストリクターを装着すること。 燃料補給装置 給油ホースリストリクター(内径 25.0mm)が引き続き適用される。

 

 

GT300クラス

GT300クラスのFIA GT3車両のBoP(性能調整)は、GTAとSRO(IGTC、GTWC等の主催者)との提携で定められている。それに基づきGT300車両の条件が決められる。多様な車種が参加するGT300クラスはBoPにも注目してみてほしい。

 

GT300

車両 最低車重 エアリストリクター BoP重量 備考
SUBARU BRZ 1150kg None +75kg *過給圧は下表参照
TOYOTA PRIUS #31 1200kg 29.08mm ×2 +70kg BoP重量はHybrid重量含む
TOYOTA SUPRA 1200kg 29.08mm ×2 +50kg  
TOYOTA GR86 1200kg 29.08mm ×2 +50kg  

*2022年JAF国内競技車両規則第3章第10条10.3.2に従った燃料補給装置給油リストリクター(内径φ33.0mm)が適用される。

*最低地上高はスキッドブロック厚 10mm(±2mm)、基準面とスキッドブロックの間にスペーサー15mm を装着とする。

*燃料補給装置給油ホースリストリクター(内径φ27.5mm)が適用される。

 

GT300 Mother Chassis

車両 最低車重 エアリストリクター BoP重量 備考
TOYOTA 86 MC 1100kg 40.00mm x1 28.29mm x2 +100kg  

*2022年JAF国内競技車両規則第3章第10条10.3.2に従った燃料補給装置給油リストリクター(内径φ33.0mm)が適用される。

*最低地上高はスキッドブロック厚 10mm(±2mm)、基準面とスキッドブロックの間にスペーサー15mm を装着とする。

*燃料補給装置 給油ホースリストリクター(内径φ27.5mm)が適用される。
* 車両に搭載できる燃料の総容量は110L 以下とする。

 

FIA-GT3

車両 最低車重 BoP重量 エアリストリクター 備考
HONDA NSX GT3 2022 1260kg +40kg None  
AUDI R8 LMS 2022 1260kg +45kg 36mm x2  
BMW M4 GT3 1265kg +45kg None  
Ferrari 488 GT3 2020 1260kg +40kg None  
Lamborghini HURACAN GT3 2019 1230kg +85kg 39mm x2  
Lexus RC F GT3 1300kg +25kg 40mm x2  
Mercedes AMG GT3 2020 1285kg +45kg 34.5mm x2 Lambda Min 0.92
NISSAN GT-R NISMO GT3 1285kg +40kg None  
 

 

最大過給圧

  GT300 FIA-GT3
SUBARU BRZ Ferrari 488 GT3 HONDA
NSX GT3
NISSAN GT-R
NISMO GT3
BMW M4 GT3
エンジン回転数
[rpm]
過給圧レシオ @Lambda
4000   1.47 @0.90 1.87 @0.88 1.94 @0.88 2.33 @1.10
4250   1.49 @0.90     2.38 @1.10
4500   1.51 @0.90 1.93 @0.88 1.93 @0.88 2.42 @1.10
4750 3.95 @0.92 1.53 @0.90     2.45 @1.10
5000 3.88 @0.92 1.55 @0.90 1.95 @0.88 1.89 @0.88 2.48 @1.10
5250 3.70 @0.92 1.57 @0.90     2.53 @1.10
5500 3.49 @0.92 1.58 @0.90 1.97 @0.88 1.82 @0.88 2.60 @1.10
5750 3.31 @0.92 1.59 @0.90     2.63 @1.10
6000 3.10 @0.92 1.59 @0.90 1.99 @0.88 1.79 @0.88 2.66 @1.10
6250 2.94 @0.92 1.59 @0.90     2.69 @1.10
6500 2.81 @0.92 1.57 @0.90 2.00 @0.88 1.75 @0.88 2.60 @1.10
6750 2.74 @0.92 1.55 @0.90     2.50 @1.10
6900       1.75 @0.88  
>/ 7000 2.59 @0.92 1.53 @0.90 1.98 @0.88 1.51 @0.88 2.38 @1.10
>/ 7250 2.43 @0.92 1.49 @0.90     2.33 @1.10
>/ 7500 2.29 @0.92 1.47 @0.90 1.94 @0.88   2.10 @1.10
8000   1.30 @0.90 1.50 @0.88    
8100          

上記過給圧は過給圧レシオであり、GTA が公示する基準大気圧に上記レシオをかけて最大過給圧が決定される。
チームは各イベントにおいて GTA が発表する現地大気圧に合わせて過給圧を調整しなければならない。

 

 

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