2023.09.17

【The Voice_03】決勝上位コメント／GT500

 

 

【The Voice_03】
決勝上位コメント／GT500

 

 

2位／No.23 MOTUL AUTECH Z

 

松田次生
“表彰台圏内”と決めていた最低条件はクリアできた

 

「とにかく悔しいですね。最後の最後、8号車を抜きたかったですけど、僕の方も結構タイヤがキツかったですし、最終コーナーで背後につくとフロントのダウンフォースが抜けてしまうので、それも厳しくて……。抜きどころを探って、トラフィックに引っかかったところでうまく抜けるかなと思って並びかけたんですけど、抜けるところまではいけませんでした。でも、50kgのウェイトを積んでもここまで戦えましたし、（もちろん）優勝が一番良かったですけど、チャンピオンシップに残るために決めていた“表彰台圏内”という最低条件はクリアすることができました。
　次のオートポリスは荒れるレースになると思いますが、しっかりと僕たちのできる限りのことをやって、クルマとタイヤをしっかりと仕上げていきたいと思います」

 

 

ロニー･クインタレッリ
“もしかしたら後半にチャンスがあるかも”と思っていた

 

「最後の最後まで松田選手が頑張ってくれて、久しぶり（開幕戦以来）の表彰台でうれしかったです。（自分が担当した）最初のスティントは、途中から8号車との差があまり変わらなかったので、“もしかしたら後半にチャンスがあるかも”と思っていました。まさか17号車にピットで前にいかれるとは思わなかったですし、8号車のサクセスウェイトが軽いので簡単にはいきませんでしたけど、久しぶりにしっかりと戦うことができたので残り2戦につながると思います。
　シリーズランキングでトップと14点差でまだまだチャンスはありますし、次のオートポリスはウェイトが軽くなって、ほぼその影響がなくなって実力での戦いになると思います。私たちとしてはオートポリスはかつて何度もいい戦いをしてきたサーキットなので、頑張って多くのポイントを獲って、最終戦までチャンピオン争いに残りたいと思います」

 

 

 

 

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3位／No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra

 

関口雄飛
自分たちができるなかで、ほぼ最高の結果を出せたと思う

 

「レース中はGT300クラス車両とのめぐり合わせが悪くて、途中、一度、立川（祐路／No.38 ZENT CERUMO GR Supra）選手に抜かれてしまいました。また、その前からタイヤにはピックアップも付いていて、抜かれた時もピックアップが付いている状態だったので、一気に離されてしまいました。それから、37号車にも後ろに来られたんですが、その時にはピックアップが取れて、またペースを上げることができたんです。それで、戦略的にピットインのタイミングを引っ張りました。その時はトラフィックや運次第ですが、優勝も狙えるんじゃないかと思っていました。でも、そのタイミングで赤旗になってしまって……。
　そこから一番（確実に）目指せるのは4位だったので、チームのみんなとピットに入るタイミングなどを話し合って、結果、いい戦略を出すことができたので、ツラい展開ながらもなんとか結果を残すことができました。自分たちができる中で、ほぼ最高の結果を出せたとは思いますね。
　3位になったことでポイントを稼ぐこともできたので、ギリギリながらチャンピオン争いにも加わわれたと思います。ラスト2戦は、それを活かしてもっともっとがんばります！」

 

 

中山雄一
決勝ペースがすごく良くなって、自信になっている

 

「今までQ1通過できないことが続くなか、今回は予選4番手からスタートできたことがこの結果につながったと思っています。
　今回のレースも荒れてSC（セーフティカー）が出ましたけど、僕たちが予想していたよりも早いタイミングでSCが出てしまったので、“これで僕たちのレースは終わった”と思っていました。それでもSCが出たことで給油時間を短縮でき、4番手争いをしていた24号車の前に出ることができました。その後、24号車とのバトルでポジションを落としたタイミングもありましたが、なんとか抜き返すことができて4位を死守し、さらに前回同様、繰り上がりで3位というボーナスをもらえました。 　今年、新たに柏木（良仁）エンジニアがチームに加入し、僕と関口選手と3人で話し合うなかで、決勝ペースがすごく良くなってきているんですが、次のオートポリスでも“いい戦いができる”という自信になっています。ポイントランキング的にも優勝するとトップまでいけるところまでこられたので、次のオートポリスでもしっかり戦い抜きたいと思います」

 

 

 

 

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